http://www.asyura2.com/11/test23/msg/335.html
Tweet |
(回答先: 新しい文化(文明)で生きる人たちへ〜カルマの清算 (2) 投稿者 JPLAW 日時 2011 年 9 月 17 日 16:54:19)
教えられなかった戦争 第二の侵略 フィリピン −開発・投資・派兵
続き
(2001年から新たな集団殺戮が始まった地域の難民キャンプでの取材)(リグワサンマルスという油田開発地域。「フィリピン・オイル・カンパニー」が開発。)
(投稿者注1…映画では,「リグワサンマルス」と紹介されているが,リグアサン湿原(Liguasan Marsh)のことらしい。リグアサン湿原は「モロ・イスラム解放戦線」の拠点といわれている)
(投稿者注2…映画では,「フィリピン・オイル・カンパニー」と紹介されているが,「フィリピン・ナショナル・オイル・カンパニー」のことと思われる。一応国営ということになっている。しかし,株式の40%は,ロスチャイルド家配下のロックフェラー家が支配するスタンダードオイル系のフィリピン企業「ペトロン」が握っているし,元々,フィリピン・ナショナル・オイル・カンパニー自体がスタンダードオイル系であるので,開発独裁政権の≪国営≫など目くらましに過ぎない)
Q: 避難するとき何がありましたか?
(避難民の一人の女性) A: 大変でした。何も持ってはこれませんでした。私たちは夜,逃げました。昼間は爆撃が続いていましたから。軍が村を爆撃したとき,母が倒れてしまいました。でも母は打たれなかったので運が良かったのです。途中では何も食べられませんでした。昼間はヘリコプターの爆撃が続いたので隠れていました。幸運なことに妹が私たちをここへ連れてきてくれました。
Q: ここにくるまでに何日歩いたのですか?
A: 丸一日と一晩です。
Q: どうやって食べましたか?
A: 近所の人がお粥を作っていたのでそれを分けてもらいました。私の子供は爆撃のショックで物が飲み込めなかったのです。
Q: 軍はどんな武器を使ったのですか?
A: 戦車と銃,それに爆弾です。
Q: 子供は途中,病気になりましたか?
A: 一人が病気になりました。私も吐き気に襲われました。
Q: どうして?
A: よく食べられないし,いつも黄色いものを吐いてしまいます。毒のせいです。OV-10が爆発したのです。そのせいで知り合いがひとり死にました。
Q: 吐きましたか?
A: はい。黄色いものを。私はまだ爆弾のショックで不安定でいます。爆発がものすごく強烈でしたから。私はまだ爆弾のショックから立ち直れません。
(避難民のある男性)A: 爆撃が始まりどうしようもなく逃げてきました。爆撃があまりにも激しくて村にいられなかったのです。夜逃げたときには,動物も身の回りのものもすべて残してきました。2匹の馬や水牛,鋤(すき)や鍬(くわ)もです。収穫もしないで逃げてきたのです。つい最近,孫に続いて妻もここで死にました。
Q: 死因は何ですか?
A: 胃痛です。
Q: 吐きましたか?
A: ええ,吐きました。
Q: 毒の影響ですか?
A: はい,そうです。
(避難民のある女性たち) A1: 5機のヘリコプターが村を襲いました。私たちの村はリグワサンマルスから2.5キロしか離れていません。
Q: リグワサンマルスとは石油を掘るところですか?
A1: そうです。
Q: 爆発後毒ガスを撒き散らすという OV-10 が使われたのですか?
A2: ええ,毒の爆弾のようでした。ええ,とても大きな爆弾でした。地面についたら,とても大きな穴があきました。
A1: 毒のにおいがしました。
A2: ものすごい爆弾でした。マシンガンも使われました。武器を持たない住民であろうと容赦しませんでした。何の罪もない住民の村に爆撃してきたのです。
Q: なぜ,軍は皆さんの村を爆撃すると思いますか? リグワサンマルスに油田があるから?
A1: そう,それが真実だと思います。
(このあと,現地の紹介映像・別の難民キャンプでの更なる現地住民の証言あり。省略。映画を見てください)
この映画について,経済産業省の役人は「全部うそだ」と言ったらしい。あなたはどう思われますか?
次々と現地住民の映像つきの証言が出てきており,これだけのうそを映像にしようと思ったら,ハリウッド並みの制作費が必要であり,高岩さんのような制作費に困っている映画監督さんに作れるはずはないでしょう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。