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<岩手からの報告>余録
http://ameblo.jp/mo-014925/entry-11015794882.html
2011-09-12 17:34:33 :(神秘の杜)
皆さんご承知のように、岩手県知事選は圧勝、そして県議選は目標の単独過半数には届かなかったものの善戦だった。
新聞は、「過半数及ばず」と書いているが、先の政権交代以後、あらゆる選挙は連戦・連敗であり、特に春の地方選は全国規模で惨敗に終わっていたことから、今回の押し返しは「日本一新族」にとって、ひとつの橋頭堡といえる。
圧勝は達増県政4年に対する県民の評価であり、県議選は、未だ民主党に支持者が戻らない中での厳しい選挙であったことは間違いない。
事務局には様々な形で間接支援の輪が拡がっていることがメールなどで知らされ、大いに勇気づけられた。
今回の成果を「日本一新の会」は共有し、全国に拡げようではありませんか。
ご協力、ありがとうございました。
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岩手県盛岡市の、たっそ県知事候補選挙事務所からほど近い材木町に、光原社という老舗の民工芸店があった。
その名付け親は宮澤賢治であると私の町の陶工に教えられたが、この民工芸店に我が町の産品である「小鹿田焼」の逸品がたくさん
並んでいたことは、先の報告に書いた。
何故ことさらに小鹿田焼か?。
それは岩手に旅立つ前に、日頃、電話やその他、なにかとご迷惑を掛けている平野さんの奥様に、お詫びのしるし、というほどのものではないが、小鹿田焼の大瓶を送り出していた。
その大瓶が、3日の午前中に千葉の家に届いたとの報告が私の携帯にきた。
たまたまその時は達増候補は街頭演説中で、私はすぐ側にいたことから、大きな声で話しても聞きづらく「届いた大瓶が文句を言っている」と聞きとれた。
そう聞き取った私は「然もありなん」と得心する事情がこの大瓶にはあった。
それは、いわゆるでき損じで、焼きがよく、したがって釉薬の発色も万全で、肩の張りも力強い、逸品といえば逸品だが悲しいかな少し傾いているのだ。
この焼き物は小鹿田に遊びに行った折に目にし、聞いてみると割って破棄するという。
勿体ないじゃないかというと、焼きがいいだけに割っておかないと、どこに出回るか知れないと陶工は心配する。
先刻学習済みの私は、尋常な手筈では手に入らないと思い、近くの雑貨屋から焼酎と乾物のつまみを買い求め、二人して飲むことにした。
酒に目がない陶工は、はかりごとともつゆ知らず仕事を止め、速いピッチで飲み始め、ほどなく酔いつぶれて真っ昼間から寝てしまった。
仕上げは上々で、陶工の奥方に 「貰って帰るから!」と傾いた大瓶を車に乗せ、タダで持ち帰った代物である。
爾来、この焼き物は平野旧刊本とともに、我が家の床下で長い間イビキをかいていたのだ。
大量の旧刊本は皆さんの所望もありほぼ出尽くしたが、この焼き物は引き取り手もなく、さだめし寂しい日々だったろう。
そんな折、奥様と世間話をする機会に恵まれたが、その会話にこの瓶が割り込んできて千葉に嫁入りするという。
どうしたものかと思案したが、傾いてはいるが玄関の傘立てであれば支障なかろうと送り出す約束をした次第である。
そういう出自の焼き物だから「文句を言う」に得心したのだが、釜石から水沢まで撤退し、染谷氏と遅い昼飯の最中に、どの程度気に入らないのか電話で尋ねると、「文句じゃない、届いた大瓶が荷を解くとともに語りかけてきたと女房が言っている。
気品があり大変良いものだ」とのこと。
はてさて、古狸はときどきおかしなことを言う。
「今朝なぁ、妙見さんがあらわれて・・・・」などだ。
この家は夫婦揃っておかしい。
早速窯元に報告すると、「平野先生の奥さんは、目と耳が悪いんじゃないか」と返された。
因みに、松屋銀座店で9月15日(木)〜26日まで 「銀座・手仕事直売所」という催事があり、小鹿田焼 坂本工窯(陶器)/大分が出陳する。
「奥さんの目と耳が悪い」と宣ったのはこの坂本工(たくみ)である。
その父親は坂本茂木といい、いづれもネットで探していただけば数件はヒットする。
ご笑覧を!。
投稿者の追加
岩手には希望がある
岩手県議選 各党議席
定員 48
候補 当選. 選挙
党派 者数 当確 現 元 新 前
民主 31 22 18 . 0 . 4 23
自民 14 12 . 8 . 0 . 4 11
いわて 7 . 4 . 4 . 0 . 0 . 5
社民 . 4 . 3 . 3 . 0 . 0 . 3
共産 . 3 . 2 . 1 . 0 . 1 . 1
公明 . 1 . 1 . 1 . 0 . 0 . 1
無所属 12 . 4 . 0 . 0 . 4 . 2
合計 72 48 35 . 0 13 46
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- Re: <岩手からの報告>余録 (神秘の杜) メジナ 2011/9/12 22:04:34
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