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民主党の鳩山・元首相はほんとうに“獅子身中の虫”なのか
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/26313288.html
2011/9/1(木) 午前 11:57:(新ベンチャー革命)
新ベンチャー革命2011年9月1日 No.434
タイトル:民主党の鳩山・元首相はほんとうに“獅子身中の虫”なのか
1.鳩山氏は小沢氏を嵌めて続けている張本人?
今ネットでは、小沢氏と鳩山氏の関係の見直しが注目されています。本ブログでは、2009年9月の政権交代以降、両氏の関係を小沢・鳩山コンビととらえ、いわゆる民主党内の対米自立派の中核とみなしてきました。もちろん、本ブログは、小沢・鳩山コンビの政治思想を支持する立場です。
ところが、政権交代以降、小沢氏を苦境に陥れているのは、実は鳩山氏ではないかという疑惑が浮上しています(注1)。
確かに、2010年6月、鳩山氏が総理を辞任した際、同時に小沢氏の幹事長辞任を実現、鳩山氏は小沢氏を道連れにしたのは確かです。その際、小沢幹事長辞任説得に成功した鳩山氏がVサインを出して、内心、舌を出しているかのようなジェスチャーをした瞬間をマスコミにしっかり撮られています。
また最近では、菅内閣不信任案事件での、鳩山氏の土壇場での寝返りで、菅総理の窮地を救った事実、そして今回のポスト菅の代表選で、鳩山派の海江田擁立シナリオに小沢氏を巻き込んで、財務省ポチ・野田氏を勝利に導いた利敵行為などが鳩山疑惑の根拠となっています。
さらに、2010年9月の定例の民主代表選にて、菅総理対抗馬として、小沢氏自身が立候補した際、限りなくグレーのあやしい選挙で小沢氏が菅氏に敗れた(注2)わけです。これにも鳩山氏が関与して小沢氏の足を引っ張るべくウラで動いたのかもしれませんが、その証拠は未確認です。
2.小沢氏はすべて承知でだまされているのではないか
小沢・鳩山コンビで思い出されるのが、小泉氏と田中真紀子氏の関係でしょう。2001年、小泉総理誕生の立役者が田中真紀子氏であり、その功績にて田中氏は外務大臣に就任しましたが、彼女の有名な公言は“一生懸命、前に進もうとしているのに、前に出ようとすると、うしろから誰かがスカートの裾を踏んでいるのです。誰かと思って、振り向いたら、それはあろうことか、小泉氏本人だった。”これと同じことが、小沢氏と鳩山氏の間で起きているのではないかという疑惑が生じているということです。
仮に、鳩山氏が小沢氏のズボンの裾を踏んでいるとしても、それを小沢氏はすべて承知の上で従っているのではないか、というのが本ブログの見方です。
筆者からみれば、小沢氏と鳩山氏の実年齢の差は5歳ですが、器(うつわ)の大きさではおやじと息子ほどの違いを感じます。
おやじというのは、息子から何されても、不思議と腹が立たないのです。そんな関係なのではないでしょうか。
3.民主党は絶対に党を分裂させないことを最優先しているようだ
本ブログでは、小沢・鳩山コンビの動きをずっとウォッチしてきましたが、両氏の暗黙の最重要項目、それは“民主党を絶対に分裂させない”というものではないでしょうか。元々、民主党は寄合所帯の政党ですから、政治思想はバラバラです。2009年の政権交代までは、“政権交代の実現”が寄合所帯の唯一の共通ゴールであり、そのためにかろうじてまとまれたのですが、政権交代を実現したとたん、共通ゴールがなくなり、党をまとめる絆がなくなっているわけで、それが今の民主党の混乱要因のひとつでしょう。
そこで、民主党のオーナーである小沢氏と鳩山氏は、オーナーとしてのリーダーシップを発揮しており、引くべき時は引くという発想なのでしょう。
しかしながら、民主党内の対立軸であるところの“対米自立vs対米従属(悪徳ペンタゴン従属含む)”が、今回の民主代表選で露骨に顕在化したのは確かです。
そして、ついに、小沢・鳩山オーナー(対米自立派)が、45% vs 55%と僅差ながら少数派になった(注3)のです。ちなみに、この数字は、選挙前から把握されていたはずです。
なお、上記、悪徳ペンタゴン日本人および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
4.今、民主党は分裂するかどうかの瀬戸際にある
2009年の歴史的政権交代以降、米戦争屋ジャパンハンドラーおよびそのロボット・悪徳ペンタゴンの世にも執拗な攻勢により民主党内の対米自立派が少数派に追い込まれたということです。
菅・元総理のように本来は決して、対米従属派ではなかったはずの民主党内左翼政治家ですら、対米従属派にならざるを得ないというのが、情けない政権党・民主党の実態です。
かつて、小沢氏は“政治家は官僚の言いなりになっている方が楽をできる。”とつぶやいたことがあると記憶していますが、政権党になった民主党議員の過半数が“楽ができる道を選んだ”ということです。すなわち、今、民主党の体質が、急速に、かつての自民党体質に近づいています。
その意味で、国民はすでに政権選択肢を失っています、すなわち、自民、民主どっちを選んでも、悪徳ペンタゴンの傀儡(かいらい)政権となるということです。
それでも、このぬるま湯にがまんできない政治家が小沢派を中心に民主党内に100人くらいは居るわけですが、徐々に孤立していく危険があります。
5.今の民主党の分裂危機は、小沢氏のシナリオの範囲内
上記のような民主党分裂危機の局面は、本ブログでは、2006年4月、前原代表辞任のあと、小沢氏が民主代表に選ばれた際、すでにある程度、予測していました(注4)。
もし、民主党内の対米自立派(=愛国派)が分離独立して、亀井氏の国民新党と合流して新党(対米独立党)を結成すれば、これこそ、1993年に小沢氏が自民党を脱党して新生党を立ち上げたとき、小沢氏を闇支援した米国寡頭視力(米戦争屋ボスおよびジェイRF)が小沢氏に課したウラ・ミッションだったのではないかというのが、本ブログの見方です。
93年、小沢氏の当初の新党結成のウラ・ミッションは、対米自立の愛国政治家のあぶり出しと孤立化にあったとみなせます。だから、前原氏などトロイアの木馬が民主党内で多数、泳がされてきたわけです。
しかしながら、小沢氏はその後、米国寡頭勢力から課せられたウラ・ミッションを裏切ったわけです。とりわけ、米戦争屋ボス・デビッドRFの怒りを買ったわけです。小沢氏があれだけ、悪徳ペンタゴンから目の仇にされる真の理由は、デビッドRFを裏切ったからです。
したがって、小沢氏のオモテもウラも熟知している鳩山氏に何をされても、平気なのです。
すべてはいずれ歴史が証明してくれると信じます。
注1:反戦な家づくり、2011年8月29日、『鳩山「獅子身中の虫」疑惑』
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1098.html
注2:本ブログNo.195『党員・サポーター投票という大ザル選挙で決まった菅総理続投』2010年9月17日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/18648381.html
注3:本ブログNo.432『民主代表選の狂った報道ぶり:正論の小沢氏に怯える卑屈マスコミの醜態が露わになった』2011年8月30日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/26285837.html
注4:ベンチャー革命No.190『小沢民主党新代表のミッションとは』2006年4月11日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr190.htm
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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