http://www.asyura2.com/11/test23/msg/227.html
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(回答先: ドイツTV局制作「福島原発事故その後」が福島中央テレビの著作権侵害抗議で 削除された!(杉並からの情報発信です) 投稿者 メジナ 日時 2011 年 8 月 31 日 20:42:31)
ドイツTV局制作「福島原発事故その後」が福島中央テレビの著作権侵害抗議で 削除された!
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/066b656cbfe997c653327a2a00a79f76
2011-08-31 17:53:26 :(杉並からの情報発信です)
一昨日(8月29日)のブログで紹介しましたドイツTV局ZDFが制作し8月26日に放送した「福島原発事故その後」(日本語字幕)のYoutube映像が福島中央テレビの著作権侵害の申し立てを受けて本日削除されました。
☆投稿者コメント
(杉並からの情報発信です)さんが探したドイツの映像と(SOBA)さんのテキストの採録をコピーしてまとめて見ました。
更に良い方法が有れば、投稿欄のコメントに記載願います。内容により努力させて頂きます。
▼ ドイツ語を日本語に訳してくれる人はいますか?
ドイツ語の元映像を以下のURLで見つけました。
どなたかドイツ語を日本語に翻訳してくださる方はおられますか?
(SOBA)さんのタイトル
劣悪政治で日本人は殺される⇒「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」 ドイツのTV番組 Frontal21
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/709.html#siryou
{以下、転記です。}
ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズが 8/26 放送した番組 Die Folgen von Fukushima。福島第一原発から80キロ離れた本宮の農家大沢さんは、自分の栽培する野菜の検査を市民放射能測定所に依頼した。県の食品衛生検査所では受け付けても--らえなかったからだ。結果大量のセシウムが発見される。「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」。なぜ行政はこうした検査を受け付けないのか、ドイツの記者が原-発-担当大臣を問い詰める。
カテゴリ:ニュースと政治
(SOBA:以下、テキストを採録しました)
この美しい風景が悪夢の舞台です。
日本屈指の豊かな農地福島県、都会の人の観光地としても人気だ。
原発事故でその広域が汚染されてしまったのだ。
大沢さん(61歳)は本宮の農家、原発からは80キロ離れている。
畑で採れたジャガイモ・ナス・ネギを隣町の市民放射能測定所に持ち込んだ。
原発事故以来、自分で栽培した野菜は食べていない。放射能汚染を恐れたからだ。
(大沢かずのり、農家)
「政府の発表はもはや信用できない」
「最初から事態を小さく見せようとばかりしている」
「直ちに健康に害がないの繰り返し」
「正確な数値も出さない、まともな測定もしない」
「汚染問題の中にみんなを放置した」
事故後大沢さんはすぐ作物の検査を行政に依頼したが、
「畑は20・30キロ圏から遠く離れている」「検査の必要はない」と断られた。
市民放射能測定所の意見は正反対である。
汚染のない作物はない、特にセシウム137がひどいからだ。
「こんな汚染数値の場所は本当は絶対避難するべきです」
大沢さんのジャガイモも例外ではなかった。
原発から60キロ離れた伊達市のシイタケからは1キロあたり7000ベクレルの汚染が測定された。基準値は500ベクレルだ。
(はえがわ たかお、市民放射能測定所)
「もはや食べ物ではなくて放射性廃棄物です」
汚染調査は本来県の食品衛生検査所の管轄だが、ほとんどパンク状態である。
コンセプトもない人手も計測器の数も追いつかない。
「一般の方の検査はお断りせざるをえません」
「我々が選んだサンプルを検査し、判断を出しておりますが、それだけで手一杯の状態です」
「市民の検査も引き受けたら、役所の仕事に手が回りません」
我慢強い日本人もだんだん食品の汚染問題に気付きはじめている。野菜、緑茶に続いて牛肉。
原発を所有する東電の反応は?いままでと同様、ノーコメント、管轄外の一点張りだ。
(ひとつぎよしみ、TEPCO)
「私達の仕事は原発の中です」「測定は国と地方行政の管轄で私達はお手伝いするだけ」「ですからコメントはできません」
大沢さんの農作物検査結果について我々が質問すると原発担当大臣はうろたえるばかりだった。(細野豪志のこと)
危機管理担当の役人達は長々と書類をチェックしたあげく、大臣はついに不備を認めた。
(細野豪志)
「万全の監視体制のつもりでしたが、牛肉問題で検査の強化の必要が認められました」
「今後汚染食品が出回ることを防止しなければなりません」
一方グリーンピースは独自の調査結果を発表。魚も汚染されていた。
(Jan van der Putte Atomexperte Greenpeace)
「魚は相変わらず高濃度のセシウムに汚染されています。」
「原発から55キロ離れた所まで調査した魚の半分が、基準の500ベクレル/キロを大きく上回っていました。」
「汚染が広範囲であることを物語っています。」
日本人の主食、米も同じ運命のようだ。
大沢さんの田んぼの土は二度検査所に提出された。
最初の検査は合格したが、二度目の結果は公表されない。
(大沢かずのりさん)
「今年も作付けを出来るか知りたかったので、自費で独立の研究所に検査をしてもらった」
「5万3千ベクレル/キロのセシウム137が検出された」
「基準値の7倍だ」「米作りはあきらめた」
福島市のほとんどの住民はこうした汚染数値を知らされていない。
おりしも夏祭り、売られている物は何でも食べる。
(女の子がトウモロコシをかじっている姿)
空中線量が下がって以来、人々は日常生活に戻った。
子供の被曝許容量が20ミリシーベルト/時に引き上げられたことへの怒りも忘れ去られたようだ。
英国クリストファー・バズビーのような専門家は、まさにそのことに警鐘を鳴らす。
(Prof.Christopher Busby
Europaisches Komitee fur Strahlenrisiken)
「日本政府の無責任ぶりは犯罪的だと思う」「子供に平気で高い被曝をさせている」
「都合がいいと言うだけで短期間でこれほど基準を変えてしまうとは」
「この判断は間違いなく多くの子供を死に至らせるだろう」
「文明国のやることとは思えない」
だがここはまさに原子力ムラの国なのだ。
権力を握る電力会社、政治家、官僚が原発のあらゆるスキャンダルを隠蔽し大したことがないように見せてきた。
何兆円ものビジネスを守るために今回も同じ手段を使おうとしている。
大沢さんはまさに文字通りそれを「身」をもって体験した。
(大沢かずのり、農家)
「自分の体がどれくらい放射能被曝しているか検査したかった」
「だが福島大学には拒否された」「市民の検査はしないと」
「友人は隣の県の病院に問い合わせた」
「ところが福島県知事から福島県民の診察を受け入れないよう指示されているそうだ」
そのような指示の出された事実はないと当局は言う。
しかし大沢さんは農家を捨てなければならない。
自宅で毎時90マイクロシーベルトを測定したのだ。
9日間でドイツ原発作業員の年間許容量に達する数値だ。
原発から80キロも離れた場所なのに。
(クリストファー・バズビー)
「これは人間の想像力を超える惨事です」
「制御不能の状況であることは当初から明らかだった」
「どうしたらいいのか誰にもわからないし簡単な答えもない」
「これは人類史上最悪の惨事だと思う」
福島の至る所に人々はひまわりを植えた。土の中の放射能を吸収すると言われている。
ドイツZDF局「フロンタール21」
{転記完了}
このドキュメンタリー番組はネット上で幅広く紹介され削除前におそらく数万人が視聴したと推測されます。
そして視聴した人は、「福島原発事故の深刻さが初めてわかった」、「本当のジャーナリストの仕事」、「真実は海外メディアからしか入ってこない」など、
ドイツTV局のジャーナリストとしての仕事ぶりを賞賛したのです。
逆に言えば、、日本のV局は何も真実を伝えていないことがこの番組で暴露されたしまったのです。
著作権を持っている日本TV系列の福島中央テレビはYoutubeに削除を要請して削除させました。
なぜならば、福島中央テレビは自分たちが何も伝えていないことがこれ以上暴露されるのを恐れたのでしょう。
そして福島中央テレビの親会社である読売新聞社が原発推進の立場から、政府と福島県の被災住民への対応の不十分さを告発したこの番組がネット上で際限もなく
視聴される事を阻止したかったのでしょう。
▼ なぜ地元の福島中央テレビが外国メデイア制作の原発事故の番組を買うのか?
福島原発事故が起こった現場は福島中央テレビが報道対象とする福島県内です。
一番不思議に思うのは、なぜ外国メデイアが制作した福島原発事故の番組を、福島県をベースにする地元TVが著作権を買って
放映しなければならないのかです。
本来であれば、話は逆で地元に詳しい福島中央テレビが制作した福島原発事故の番組を外国メデイアに売って、その国で放送して
もらうというのが筋なのです。
おそらくドイツのTVにとって福島中央テレビが制作した福島原発事故の番組は著作権を払ってまで買う価値がなかったのだと
推測されます。
このような著作権を盾に真実を伝える映像を削除させるという大手マスコミの情報隠ぺい、情報遮断を決して許してはいけません。
(終わり)
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