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10メートル超の津波を試算していた東電が、想定外で逃げる卑怯
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2011.08.25:(まるこ姫の独り言)
又、東電の姑息な嘘が暴かれようとしている。
>東電、震災4日前に保安院に報告 「10メートル超津波」試算していた
産経新聞 8月25日(木)7時56分配信
>東京電力は24日、平成20年春に、福島県沖でマグニチュード(M)8以上の大地震が起きた際、福島第1原発に高さ10メートル以上の津波が到達する可能性があるとする試算を行っていたことを明らかにした。
>東電は「公表するに値しないものと考えていた」としている。
東電は、原発事故が起きてから以降、常に"想定外の津波”を語ってきたが、これも真っ赤なウソだったと言う事だ。
”想定外”と言えば、人知も及ばぬ自然の猛威には勝てない”と人々が容認するのではないかとか、東電に責任がなくなるかのように、常に"想定外"を繰り返して発表してきた東電だが、このニュースでは、相当大きな津波を想定していた事になる。
挙句の果てに、公表するに値しないと考えていた”と。
わたしたち国民にとっては、公表するべき発表が、東電側に取っては隠ぺいする事柄なんだろうが、あまりに認識にずれがありすぎる。
原発について、日ごろから安心安全と言って来た事を考えれば人知も及ばぬ天災に対しても、徹底した安全対策をたてていると思っていたが、試算はしても対策は立ててこなかった。
一度事故が起きると、どんな悲惨な現実が待っているか、身をもって体験したが、原発にかかわる既得権益者たちは、経営優先、自分たちの高額給与維持が最優先課題だったのだろう。
対策を講じれば、巨費が必要となるのは誰だって分かる。
地域への安全対策より、給与を優先する会社、東電。
おりしも、政府の第三者委員会はこんな発表をしている。
>東電人件費、他の業界より高い…政府第三者委
読売新聞 8月24日(水)21時26分配信
>東電の人件費は「他業界と比べて高い感は否めない」と述べ、退職金や企業年金、福利厚生を含めて見直しの対象にすべきだとの考えを示した
>東電が(安全性の確保という名目で)もろもろの資材に高い品質を要求することで、割高なコスト構造が安易に受け継がれていないか。チェックが必要だ」と述べ、
東電の人件費が高いのは、何も第三者委員会に言われるまでもなく、だれもが高いと思っていた。
そして、”もろもろの資材に高い品質を要求することで"というが御用達関連会社に対しては、高い部品なり、いい値での割高なコストでやってきたのだろうが、肝心な防潮堤など、安全な対策は怠ってきた。
やはり、自分たちの権利、利潤だけは追求するが、本当の意味の安全対策はやってこなかったのだ。
政府の第三者委員会も、あまりに手ぬるい。
東電に気兼ねをしているようにもみえる。
この地震国家日本で、しかも海の際に立っている原発で、地震が引き起こす津波について、"想定外"で逃げ切れると思っていたのだろうが、試算はしていて、実行に移さないとは、東電らしいと言えは、東電らしい。
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