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政権公約見直し3党合意は有権者をバカにした話だ
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2011.08.10:(まるこ姫の独り言)
菅おろしの前には、民主党の理念であるマニフェストを完全に放棄しても、執行部はなんの痛痒も感じないと言うのか。
自公からの見方では、民主党のマニフェストのいわゆる4K、”子ども手当、高校無償化、農家の戸別補償制度、高速道路無料化”はばらまき政策だそうだ。
大企業優先の政策を掲げる方の党から見たら、なるほど民主党の国民への視点はバラマキだろう。
しかし、今バラマキ、バラマキと民主党を揶揄して、この政策を根本から変えさせようとしている自公だって、大企業優遇政策をしてきたし、公共投資に莫大なお金をかけてきた。
これも、バラマキには違いない。
結局、どちらに優先的に集めた税を配分していくのかであって、優先順位の問題はあるにしても、税を配分するのが政治の役目だ。
今、国民視点の理念で政権交代をした民主党が、根幹であるマニフェストを放棄しようとしている。
自公によって、すっかり骨抜きにされようとしている。
>政権公約見直し3党合意に舛添氏「民主党の存在意義なくした」
産経新聞 8月10日(水)11時21分配信
>民主、自民、公明3党による民主党衆院選マニフェストの主要政策見直し合意について「民主党の存在意義や政権交代の意義をなくすものだ。基本的政策をそこまで捨て去るなら、衆院解散・総選挙で信を問いなおさなくてはいけない深刻な事態なのに、誰も責任を取らない。大日本帝国陸軍と同じだ」と指摘した。
舛添氏の言う通りだ。
この体たらくはせっかくの政権交代が、色あせてしまう。
菅おろしは結構だが、政権公約をいとも簡単に手放すより前に、やることをやったのだろうかと言いたい。
既得権益に全く切り込むことなく、官僚の手のひらで泳がされているように見えるし、本当に菅首相を政権から引きずりおろしたければ、菅首相の手法に異を唱えてきた閣僚が揃って、辞表を提出すれば、さしもの菅首相も二進も三進も行かなくなり立ち往生してしまうのは目に見えている。
ところが、この閣僚や執行部の面々は、口では威勢のよいことは言うものの、覚悟も気骨も気がいもないときている。
頭でっかちの、腑抜けばかりだ。そこを、菅首相には、すっかり見透かされているのだ。
今、被災地で総選挙できる状態かは分からないが、基本政策を捨て去ると言うなら、改めて信を問いなおす必要があるほどの大問題だ。
自公と民主が揃って同じ政策になるなら、何も民主党が民主党である必要もないし、捨て去る方の責任はだれも取らないばかりか、追及しようともしない。
民主党に投票した、有権者をバカにした話だ。
菅首相も、色んな場所に出向きパフォーマンスの一環として、いかにも官僚と戦う首相というようなイメージを植え付けているが、民主党の今回のマニフェスト放棄を、これで良いと思っているのか、国の最高責任者でもあるが、党の代表者の菅首相からは一番大事な話が、まったく聞こえてこない。
このマニフェスト放棄と見える執行部の発言について、菅首相は一体どのようにとらえているのだろう。
”脱原発"発言で喝さいを浴びる前に、今の民主党の理念はどうなっているのか、首相の口からはっきり聞きたいものだ。
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