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(回答先: Re: テスト 投稿者 極楽とんぼ 日時 2011 年 8 月 20 日 16:10:07)
『週間ポスト』9/2日号
平成23年8月22日(月)発売
小学館 通知
「小沢無罪の前に菅を降ろせ」と焦りまくった民自公 (表紙)
政界最深層レポート
「野田本命」「大連立」報道の大謀略を暴く!
「脱小沢」暗黒代表選全内幕
グダグダ政局の真相がスカッとわかる
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新聞・テレビの報道によると、野田某という目立たない政治家が次期首相最有力で、民主党代表選の焦点は自公との「大連立」だそうだ。そんなバカな!
もう政・官・報の談合で決まる無能総理はたくさんだ。国民を本当の政治から遠ざける嘘を一つずつ暴いていこう。
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「官房機密費を使い切りたい」
次の政権は、大震災からの復興と、今なお放射能漏れが続く原発事故の収束が最優先の課題であることは論を待たない。
にもかかわらず、民主党と自民党の執布部は手を取り合って野田佳彦・財務相の擁立に動いた。
新聞・テレビは一斉に民主党代表選の「本命候補」だと喧伝している。
これといった政治的実績もないどころか、暴力団関連企業からの疑惑献金があり、かつては「永田メール騒動」を主導して党の存続を危うくし、現在はというと、官僚のいいなりに増税を進める急先鋒である。
「次の総理大臣に誰がふさわしいと思うか」という大メディアの世論調査でさえ、4%(読売)、1・7%(NHK)と国民にとっては「いったい誰?」状態だ。しかし、読売は〈野田氏 民主 代表選出馬へ〉、朝日は〈野田氏 代表選出馬へ〉といずれも1面で報じ、他の候補の出馬表明はべ夕記事という特別扱い≠ネのだ。
メディアと民主、自民の両執行部を野田支援に駆り立てたのは、小沢一郎・元民主党代表の復権の動きだった。本誌は前号で『秘書無罪で小沢総理』と題し、菅首相が8月末まで退陣表明をせず、代表選が小沢氏の秘書公判判決(9月26日)の後に延びた場合、小沢氏自身の公判も即時無罪になって代表選に出馬できる可能性があることを指摘した。
本誌前号発売日の翌日(8月9日)、大新聞は「野田氏出馬」を大きく報じ、政界は小沢出馬阻止のための菅おろし≠ノ動く。
「菅総理の退陣をこれ以上延ばすわけにはいかない」
民主、自民、公明3党の幹事長会談で、自民党の石原伸晃・幹事長はそう語って民主党マニフェスト見直しの3党確認文書をまとめ、首相の退陣条件である特例公債法案などを急転直下、今国会で成立させることで合意した。
8月10日には本誌の指摘通り、小沢氏の初公判の日程が「10月6日」と早まることが決定したが、その前に菅首相が国会で法案が成立すれば退陣することを表明。その日、反小沢派の菅側近は勝ち誇ったようにこう語った。
「もっと粘るつもりだった総理は不本意だろうけど、これで『週刊ポスト』が報じた小沢出馬のシナリオは消えたね」
まあいわせておこう。そんなことより見逃してはならないのは、この反国民政権の火事場泥棒≠ナある。
内閣が代わる際、常に話題に上るのが官房機密費の処理だ。機密費は毎月1億円ずつ現金で官邸の金庫に収められ、内閣交代時には、官房長官が使い切り、金庫を空にして出ていくのが政界の不文律だ。昨年秋の代表選では、現職総理の菅陣営が多額の機密費を流用して多数派工作やメディア工作を展開したことを本誌は報じた。
今回の代表選でも同様に軍資金≠ェ飛び交っている。
現在、官房機密費を握っているのは党内で野田氏と同盟を組む枝野幸男・官房長官や仙谷由人・官房副長官ら凌雲会(前原グループ)である。
菅首相が退陣を明言してからほどなく、民主党の広報戦略にかかわる広告代理店関係者に、官邸スタッフの一人から連絡が入ったという。
「菅総理が辞める前に、いまある機密費を使い切りたい。こちらに有利な世論を喚起できるようないいアイデアを出して欲しい」
(写真)「小沢」を意識している面々(左上から時計回りに、野田氏、玄葉光一郎氏、仙谷氏、菅氏、馬淵氏)
機密費の支出権を持つ枝野長官ら官邸中枢が、自分たちに都合がいい新首相をつくるため、メディア工作に機密費を投入する相談だったというのである。
それと軌を一にして、大新聞には連日、「野田本命」の記事が躍り始めた。代表選から小沢氏を排除せよという論調には、ますますエンジンがかかった。
〈菅、小沢両氏に鳩山由紀夫前首相のトロイカは今回、行動を慎むべきだ〉(11日朝日社説)
〈近く刑事裁判の被告席に座る小沢が、新首相決定の主導権を握るとすれば、異常なことである〉 (13日毎日『近間遠見』)
── 昨年秋の代表選そっくりの脱小沢キャンペーンが繰り返されている。
その結果、今回の民主党代表選は、「総理大臣を野党が選ぶ」──という議院内閣制を逸脱した前代未聞の手続きで進められようとしている。
本命≠フ野田氏は自民、公明に「救国連立」を呼びかけた。大メディアも、〈自民、公明両党は民主党代表選候補の政策や公約を見極め、どの候補なら連携できるのか、表明することを検討してはどうか〉(12日読売社説)と、野党が与党の党首を逆指名≠キることを提案してバックアップしている。
マニフェスト叩きの真意
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