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ヤフーニュース より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110730-00000533-reu-bus_all
米格付け見直し、「トリプルA」据え置きも=ムーディーズ
ロイター 7月30日(土)13時6分配信
7月29日、ムーディーズ・は、米国の格付け見直しでは、「トリプルA」格付けが据え置かれる可能性が高いとの見解を示した。
写真は債務上限引き上げ問題で声明を発表したオバマ大統領(2011年 ロイター/Jason Reed)
[ニューヨーク 29日 ロイター] 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは29日、米国の格付け見直しでは、
「トリプルA」格付けが据え置かれる可能性が高いとの見解を示した。
ただ見通しは「ネガティブ」となる公算が大きいと警告した。
これは格下げが差し迫ってはいないものの、
中期的にはその可能性が残っていることを示している。
ムーディーズはこれに関して、デフォルト(債務不履行)回避期限とされる8月2日までに連邦債務上限が引き上げられなかった場合でも、
政府が国債の支払いを優先するとの予想されるシナリオに基づいていると説明した。
同社は
「8月2日までに債務上限が引き上げられなかった場合でも、政府は債務の支払いを優先し、デフォルトの可能性を何日か先延ばしすることが可能だと確信している」
と指摘。
「当面の支払い履行には十分な歳入を確保しているとみられる。だがその結果、その他の支払いは大幅に削減されるだろう」
とした。
一方でムーディーズは、米国がデフォルトした場合、
「迅速に対処され、投資家が恒久的な損失を全く負わなかった」場合でも、
格下げされる可能性が高いとした。
ムーディーズは、8月2日以降、最初の利払いが発生する8月15日まではデフォルトは起こらないとの見方を示した。
8月4日には590億ドルの米短期国債(Tビル)が償還を迎えるが、Tビルの国内外の金融市場で果たす役割を考慮すれば、借り換えできない状況に陥る可能性は低いとしている。
ムーディーズのアナリスト、スティーブン・ヘス氏は、ロイターとのインタビューで、格下げするかどうかは、2012年の米経済成長と今後の赤字削減に向けた取り組みを考慮して決定するとした。
またリチャード・カンター最高リスク管理責任者(CRO)は、今回の声明について、米格付けに対するムーディーズの立場を明確にすることが目的と説明している。
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【私のコメント】
デフォルト危機にある国の国債が格下げされないというのは予想を裏切る展開。
嘘もここまで来ると開いた口がふさがらない。
なぜデフォルト危機にあるアメリカ国債の格付けが、『トリプルA』のままなのか。
常識では考えられない。
結局アメリカはドル危機を装って、ドルを買い支えさせ(特に日本に)、基軸通貨の地位を守りたいだけ。
ちなみに日本国債は、
2007年10月、米スタンダード&プアーズ(S&P)は、日本国債の格付けを、最上位から2番目の「AA」、
ムーディーズは21段階中4番目の「Aa3」としている。
他の先進国と比べると最低水準にある。
2009年5月、ムーディーズは円建ての日本国債の格付けを「Aa2」としたと発表。
2011年1月27日、米スタンダード&プアーズ(S&P)は、財政の悪化懸念を理由に、日本国債の格付けを最上位から3番目の「AA」から、1段階引き下げて「AA-(ダブルAマイナス)」に格下げした。
(ウィキペディア)
日本は国債の日銀直受けもしていないし、国債は国内で消化されている。
ちゃんと国内資産でまかなわれている。
それがアメリカと違うところ。
それほど健全な国債がアメリカ国債よりも数段下にランクされているということが、アメリカの意図が見え隠れする。
そもそもアメリカという不健全な国の国債が『トリプルA』にランクされているということ自体がおかしいのだが。
アメリカ政府と格付け会社は談合している。
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