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たった1回で、その7分の1にあたる超巨額の国の買い物がある。
それは、システムやサービスではない。
ある「物」だ。
それは、スーパー堤防のような巨大な物ではない
長さ15m幅10mくらいの物を40個である。
それは、競争入札ではない
3種類の中から官僚が選択する
それは、日本では作っていない
おそらく、アメリカから購入される
それは、まだ開発中で試作品しかない
だから、実物を見ずに決めようとしている
それは、アメリカの企業が売り込みに来たのではない
アメリカの政治家が売り込みに来た
これだけヒントを出したら、答えはわかっただろうか
FX飛ばさず選定へ 防衛省 1兆円の買い物なのに…
2011年7月24日 東京新聞
次期戦闘機(FX)の選定をめぐり、防衛省が実機による飛行審査を省略し、書面だけで決めようとしていることが分かった。未完成の米ロッキード・マーチン社のF35戦闘機に有利に働く可能性が高まり、関係者から「不公平だ」との不満が出ている。(略)
かつて航空自衛隊はレーダーに映りにくいステルス機のF22戦闘機の導入を追求したが、米議会が輸出禁止を決定。ゲーツ前米国防長官から「(F22後継の)F35はどうか」と進言され、今日に至っている。
(引用以上)
何十万人の国民が生活に困窮するような苦境に陥っているときに、放射能被害はこれからどこまで広がるのか見当もつかないようなときに、1兆円の戦闘機を買わなくてはいけないのか。
しかも、ゲーツが耳元でささやいていったとおりに、官僚が線路を引いて、実機に試乗すらせずに決めようとしている。
日本側の代理店に相当するのは、三菱重工。
その周辺に、どんなフィクサーがうごめいているのか知らないが、FXを巡っては、いつもきな臭い話が満ちている。
かつて、防衛事務次官だった守屋武昌が逮捕され、久間章生が「失言」で防衛大臣を辞任したのも、この二人が国産FXを模索しつつ、アメリカが門外不出にしているにF22の情報を、執拗に要求したからだという説もある。
これに懲りた防衛官僚は、簡単な書類選考で、ささっとF35に決定したいわけだ。
1兆円の買い物なのに。
これには、裏の裏も考えられる。
気になるのは「復興と未来のための日米パートナーシップ」の代表が、F35の対抗馬であるFA18を作っている、ボーイング社のCEOだということ。
CSISという研究機関が作った組織の代表がボーイングの社長というのは、ちょっとおかしい感じがする。
が、このFXを巡る流れで考えると、なるほどということになる。
これから年末にかけて、防衛省で不祥事とか醜聞などがでてきたら、おそらく1兆円の影響だろう。
ゲーツ&ロッキード&三菱にしても、CSIS&ボーイングにしても、被災地のことなどどこ吹く風だ。
今は、戦闘機を、しかもダントツに高いやつをわざわざ選んで買っている場合じゃないはずだ。
1兆円を被災地に回せば、とりあえず今の危機、明日のご飯の心配はしのぐことができるだろう。
放射能を浴び続けている子どもたちを、避難させることができるだろう
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