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玄海原発(佐賀)に関しては、海江田経産相が現地を訪問し安全宣言を出したあとに、佐賀県知事から菅直人に直接説明を求められると、菅は突然今までの方針を覆しストレステストの方針を出した。
このまま行けば、夏の電力需要に間に合わない。
企業や国民にばかり節電を求め、国は電力需要に対する応えようとする動きをしない。
いったん安全宣言を認めたにもかかわらず、嫌な現地訪問は海江田大臣に任せ、佐賀県知事から首相による現地説明を求められた途端に方針を転換するのは、この菅直人という男の浅ましさを示すものである。
汚いことは人にやらせ、それが自分に降りかかると一切責任を取ろうとしない。
一国の首相として責任を求められると即座に逃げる。
そのくせ『私は首相としての責任から逃げることはしたくないので、退任はしない』という。
完璧に矛盾している。
この『責任』という言葉ほど菅直人に似つかわしくないものはない。
今、原発稼働に対する責任こそが問われているのである。
そこから逃げて、首相としての責任からは逃げない、などはありえない。
この菅直人という男は人の責任の上でだけ政治を行い、自分に責任がかかると途端に逃げ出す。
まして部下の責任を首相である自分が引き受けようとする姿勢など微塵もない。
松本龍復興相の問題発言についても『首相である自分の任命責任はある』と認めながらも、その責任を取ろうとはしない。
この菅直人の行動を見ていると『責任』という言葉の意味さえ分からなくなる。
これは日本人としてのモラルの崩壊につながる行為を首相自ら行っているということだ。
極めつけは昨日の菅の国会発言。
『他人にすべての失政を押しつけて責任を逃れようとすることこそ、恥の文化に反する行動だ』
(公明党議員への反論)
お前にだけは言われたくない。
お前のどこに恥の文化があるのだ。
菅直人こそ恥も外聞もなく、無責任な行動をとり続けている張本人ではないか。
国民がそれが分からないほどバカだとでもいうのか。
<政局の中心になりつつある海江田氏 2011.7.8 - (ひょう吉の疑問)>
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