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産経新聞 より
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110703/plc11070301310001-n2.htm
首相の延命口実、ついに「外交」まで
2011.7.3 01:31
東日本大震災復興、再生エネルギー特別措置法案、社会保障と税の一体改革−。延命の口実を次々と作ってきた菅直人首相が、ついに「外交」まで道具にし始めた。10月訪中が実現すれば、11月中旬の米ハワイでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議まで外交日程は続く。民主党執行部は首相の「逃げ切り」を許すまいと必死だ。
6月22日に通常国会の会期を8月31日まで70日間延長して「8月までの続投」というパスを手にする一方、首相はその先を見据えて訪中に向けた布石を打ってきたことになる。
確かに6月27日の記者会見で首相は補正予算案など3案の成立を退陣条件に掲げたが、8月末退陣を明言したわけではない。「一本釣り」の影響などで与野党交渉が難航する中、首相が掲げた退陣条件が8月末にそろわない可能性もある。
民主党内には、細野豪志原発事故担当相の入閣についても「中国と太いパイプのある細野氏の入閣で、訪中の地ならしをさせる狙いがあるのではないか」という臆測すら出ていた。
こうした動きに仙谷由人官房副長官や岡田克也幹事長らが反発を強めるのは確実だ。仙谷氏は2日、徳島市内で記者団に「政治にはけじめが必要だ」などと首相の早期退陣を要求した。
仙谷氏らは3案を8月上旬までに仕上げ、お盆前後に民主党代表選を実施するシナリオを描いたが、「訪中プラン」でそれが根底から覆りかねないからだ。
首相の思惑通りになれば、9月からは外交の季節だ。9月前半の訪米、オバマ大統領との日米首脳会談、下旬の国連総会、そして10月の訪中、11月のホノルルAPEC…。毎年変わる「日本の顔」を、外交イベントの途中で代えるだけの大義名分を見つけるのは難しくなる。
首相が側近に10月訪中への調整を改めて指示したのは、当面、与野党協議が進まないという厳しい国会状況を「逆手」に取ろうとしているともいえる。
「官邸に入ってしまうと情報も限られ現場感覚がなくなる。野党との折衝にエネルギーを割いていることが皮膚感覚で理解できなくなってしまっている」
岡田氏は2日のテレビ東京番組で国会運営を無視して延命にきゅうきゅうとする首相を当てこすった。
その首相は2日、終日公邸にこもった。あえて「現場感覚」を遮っているかのようだった。
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【私のコメント】
本当に見たくない菅直人 20110615
政治を私するにもほどがある。
これではまるで菅直人の延命のために、政治があるようなものだ。
首相の解散権が、脅しの道具になっている。
菅は本当に最低最悪。
権力に取り憑かれた怪物になりつつある。
こんな人物どこに行ったって誰も相手にしないぞ。
日本が笑いものになるだけだ。
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