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誰が岡田副総理案を漏らした? お騒がせ側近の手塚首相補佐官
http://bunshun.jp/shukanbunshun/thisweek_pol/120126.html
週刊文春 2012年1月26日号
野田佳彦首相は今回の内閣改造で五人の閣僚を入れ替えたが、官房副長官と首相補佐官は全員留任した。その中で「アイツだけは替えておくべきだった」と政府・与党内で囁かれているのが、手塚仁雄(よしお)首相補佐官だ。
十年前の民主党代表選で野田氏を擁立して以来、自他ともに認める「側近中の側近」で、首相本人も手塚氏を「熱い男だ」とたたえる。
「だが、長所といえばその忠誠心くらい。首相がテレビに映る際には必ず後ろに立って存在をアピールし、首相の一日を伝える動静には頻繁に名前がのる。これも『首相動静に名前が出るにはどうしたらいいか』と考え、総理番記者たちが官邸五階の執務室前をモニターしているカメラに映るように、わざと何度も出入りする念の入れよう。党内の評判は芳しくなかった」(民主党関係者)
今回の内閣改造でも、手塚氏は別の意味で存在感が際立った。改造の数日前に報道各社が「岡田克也氏を副総理に」と一斉に報じたが、その情報を漏らしたのが手塚氏ではないかと疑われたのだ。
野田グループの議員は、こう証言する。
「岡田さんの入閣は固まっていたが、まだ副総理案はどこにもなかったはず。手塚が勝手に吹聴していると聞いて、皆困惑してしまった」
青くなった手塚氏は、逆に「『岡田副総理』のネタ元が分かった。近藤洋介だ」と、同じ野田グループで、民主党国民運動委員長の近藤氏を犯人扱い。近藤氏も〇三年の初当選以来、野田氏に仕えてきた側近だが、野田内閣発足にあたっては党の方から首相を支える役回りを演じてきた。その身内を売って自分を守った格好の手塚氏は、さらに「岡田副総理なんてない」と説いて回った。
結局、岡田氏は副総理と社会保障・税一体改革担当大臣を兼務することになったわけだが、火消しに躍起だった手塚氏は「サプライズを演出するために否定していたんだ」と得意顔。ただでさえ少数の野田グループ内部でも「手塚はちょっとやりすぎだ」との声があがる始末だった。
内閣を改造したのに、近年では珍しくマスコミ各社の世論調査の多くで支持率を下げ、政権浮揚効果はまったくなかった。
「手塚のような補佐官を使ったり、周りに人がいないのは、結局、野田首相の問題。『人柄の野田』なんて嘘八百だ」
と民主党幹部もあきれ顔だ。
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