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小沢氏、満面の笑み 党大会直後に「増税反対」で結束 首相との対決姿勢むき出しに
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120117/stt12011701150000-n1.htm
2012.1.17 01:09 産経新聞
民主党の小沢一郎元代表が会長を務める「新しい政策研究会」(新政研)が16日、国会内で会合を開き、「消費税増税反対」の活動を本格化させた。党大会直後にもかかわらず出席者は昨年末の設立総会よりも3人多い109人に上った。小沢氏は増税反対で、野田佳彦首相との対決姿勢をむき出しにした格好だ。ただ、党大会では党内の結束を訴える声が出るなど、小沢氏に対する党内の視線は厳しくなっている。(山本雄史)
会合には元財務官で消費税増税に慎重な榊原英資氏が招かれた。榊原氏は「経済状況を考えると増税ではない」と持論を展開した。
小沢氏は約40分間、目をつぶることなく耳を傾け、時折、わが意を得たとばかりにうなずくしぐさも見せた。
講演終了後、小沢氏の鼻息は荒く、首相の政治手法を暗に批判した。
「われわれはきちっとした理念に基づき、具体的にどういう政策をやるのかという観点で頭を整理しておかないといけない。単に役所の話を毎日聞いて勉強した気になっていると、政権交代の意義が失われる!」
党員資格停止中で党大会に出席できない立場に置かれているにもかかわらず、100人以上が駆けつけたことは小沢氏にとって大きな収穫だった。会合終了時には満面の笑みも見せた。
夜には勉強会のメンバー30人とともに東京・赤坂のステーキ店へ。
「正月と選挙のとき以外は肉を食べないんだ」と言いながら、率先してローストビーフ140グラムを食べた。衆院選への覚悟と意気込みを自らが「形」で示した。会食後、出席者の一人は「戦闘モードに入ったなと思った」と漏らした。
小沢氏がグループ議員に示している予測は、消費税増税を強行する首相の政権運営は早晩行き詰まり、24日召集の通常国会で関連法案は成立できず、首相は衆院解散か総辞職に追い込まれる、というものだ。
ただ、民主党最大の支援組織、連合の古賀伸明会長は党大会で、民主党の現状に苦言を呈した。
「決められない政治、前に進まない政治に国民はいらだち、政治不信に陥っている。党内対立を繰り返す時間的余裕はもうない。野田政権は民主党再生のラストチャンスだ」
古賀氏は野田政権に民主党再生を託していることから同氏の不満は小沢氏の行動に向けたものといえる。
15日の全国幹事長会議では消費税増税に公然と反対する声は出ず、むしろ「国会議員の発言がバラバラだ」などと、党内対立が続くことへの不満が出た。
新政研の会合に出席した小沢グループのある若手も「小沢氏はあくまで反増税だが、地元に帰ると『定数削減とかやることをやれば増税はやむを得ない』という声も多い」と明かす。
小沢氏が予想したよりも野田内閣の支持率は失速せず、横ばいの状態が続いている。国会議員定数削減や国家公務員給与削減の法案が成立したら、小沢氏が追い込まれることになる。
「3月政局」を控え、小沢氏が選挙基盤の弱い若手議員を中心とした109人をこのまま維持できるかが焦点となる。
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