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野田首相の内閣改造も砂上の楼閣で、解散総選挙は間違いない。
http://31634308.at.webry.info/201201/article_16.html
2012/01/15 23:25 かっちの言い分
野田首相は、民主党を参議院選挙でボロ負けさせた元凶、菅元首相を支えた岡田元幹事長を行革担当大臣と兼務させ、内閣に入れた。改造によって、東京新聞が35%、読売新聞が37%であった支持率上昇を狙ったのであろうが、改造後の内閣支持率の調査では横ばいであった。
菅内閣、野田内閣と続けて、マニュフェストに挙げていた政策には全く手を付けず、マニュフェストに挙げてもいなかった消費税増税、TPPの参加を表明した。増税には不退転の覚悟で法案を通すと述べた。
TPPに関係しては、米国の魂胆が早くも明らかになってきている。日本の狭い国土、狭い住宅で、エネルギーセイブと環境保護。これぞ日本の自動車と言っていい軽自動車の規格を撤廃しろと、TPPに絡んで米国が言いだした。米国では軽自動車のような小さい自動車を作っておらず、日本での自動車販売を阻害しているというのだ。そんなに日本の軽自動車の分野が魅力なら、米国でも軽自動車を作ればいいと思うが、そう思わないのが米国である。米国内で体型の大きい米人が軽自動車に乗ることは少ないから、日本の軽自動車の規格を無くすようにいう。何様かと言いたい。基本的に自国が有利になることしか考えていない。
その根底に流れる意識は選民意識である。自分たちのやることが正義であるという意識である。戦後60年経っても、沖縄において未だに地位協定が無くなっていないことと符合する。先日、アフガンで反政府運動で死亡したアフガン兵士に数人の米兵が放尿したニュースが流れ、米国のヒラリー国務長官が慌てて米兵の行為を批判したがもう遅い。反政府側のアフガン人はこの行為により反米意識はさらに高揚されることになる。全ての米兵がそういう行為をする訳ではないが、こんなことをするのは米国しかいないのではないかと思う。そこには米国の方が優越しているという潜在意識がある。今の野田政権に任せていては、TPP参加によって丸裸にされ、吸血鬼に血を吸われるが如くヤセ細っていくだろう。
岡田副総理が税と社会保証の一体化の負担の代わりに、まず自分たち議員の歳費を削減すると述べている。公務員の給与8%削減なら議員はそれ以上の比率で削減すると言っているが、今の民主党の内閣ではまず無駄な試みで無理だろう。なぜなら、自民党も頼りない民主党を見ているので、審議に応じなければ解散すると見込んで政局化しようとしている。
いずれにしても、今の民主党では参議院がねじれている以上、いくら内閣を改造しても砂上の楼閣で、今年中に行詰まって解散総選挙にならざるを得ないだろう。
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