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野田改造内閣の裏にある不透明なもの
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2012年01月15日 天木直人のブログ
今度の野田改造内閣の目玉は岡田副首相の起用だという評価が
もっぱらだ。
野田首相は小沢切りに踏み切って増税強行に舵を切ったという。
それが事実ならば政局は動かなければならない。
小沢一郎が本当に増税反対なら何があってもそれを阻止する
動きに出なくては嘘だ。
しかし、どうもその気配が感じられない。
野田首相はやけに強気の発言を繰り返す。
それがやぶれかぶれの空威張りであればわかる。
しかし、それにしても強気である。
その背景には何があるのか。
そう思って新聞各紙が報じる内閣改造劇の舞台裏を語る記事を詳し
く追ってみたら一つだけ注目すべき記事を見つけた。
それが1月14日の朝日新聞の記事である。
その記事は岡田副首相の実現には輿石幹事長の強い進言があったと
次のように書かれていた。
「・・・12日夜には『問責閣僚だけの交代はダメ』と小規模改造
に異論を唱えていた輿石幹事長が、岡田氏と会食して説得し・・・
ついに折れた」
輿石幹事長が野田、岡田改造内閣の影の立役者だったのだ。
私が驚いたのはその後に続く次のくだりである。
「・・・岡田氏は消費税に慎重な小沢一郎元代表と対立関係にあり
小沢グループからの反発も懸念される(が)、小沢氏は13日夜、
『岡田君にはしっかりやってもらわないといかんな』と周囲に漏ら
した・・・」
これはいったいどういうことか。
輿石幹事長を通じ改造内閣は小沢一郎の了解があったということ
ではないのか。
そういえば内閣改造直後の記者会見における野田首相のあの答弁
と見事に符合する。
記者の一人から小沢グループの反発について指摘された時の言葉だ。
いつもは冷静、丁重な物言いの野田首相がめずらしく気色ばんで
次のように反論した。
「ご指摘いただいた声って、本当に多いんですか?多いんですか?
私の認識とは違う・・・」
ひょっとして野田改造内閣は野田、輿石、小沢の合作ではないのか。
それが間違いであれば幸いだが・・・
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