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改造内閣 絶望的顔ぶれ 改造より野田退陣が先決
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2012/1/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
岡田や平野など無能な経歴を暴露してきた人物の登用しかできない決定的な民主党の人材払底
いったい、どんなメンバーになるのかと思ったら、絶望的な顔ぶれではないか。
24日からはじまる通常国会を乗り切るために、野田首相が「しっかりと態勢をつくっていく」と意気込んだ「内閣改造」が、きょう(13日)午後、行われる。
さぞや、キラキラとした精鋭たちを集めるのだろうと期待したら、岡田克也(58)や平野博文(62)が入閣するというのだからドッチラケだ。
例によって、大新聞テレビは、岡田克也を副総理として起用することを「実力者起用」「消費税シフト」などとヨイショしているが、岡田克也の入閣など最悪だ。岡田、平野、2人の起用について政治ジャーナリストの泉宏氏がこう言う。
「事前に入閣が取り沙汰された岡田克也は、周囲に『小説と想像の世界だ』という言い方で否定していた。あの言い方を聞いて、本当にダメな政治家だと思いましたよ。いま日本は国家存亡の危機にある。ホンモノの政治家だったら、腹をくくって『俺がやる』と自分から手を挙げるのが当然でしょう。民主党にとっては、今回の組閣が最後になる可能性が高いからなおさらです。なのに『小説の世界だ』などと他人事のように軽口を叩いている。この男には国を背負うという気概がない。平野博文にいたっては、国対委員長として無能をさらした男ですよ。
秋の臨時国会の法案成立率は、過去20年間で最低の34%だった。野党と折衝もできない。そんな能力のない人物をなぜ閣内に入れるのか。こんなヒドイ内閣改造は珍しいですよ」
そもそも、野田首相が岡田克也の入閣に固執したのも、裏に薄汚い計算がある。
「野田首相は、岡田克也を閣内に入れることで“連帯責任”を負わせるつもりだと思う。そこまで、たどり着くかどうかは別ですが、9月の代表選での再選を考えると、岡田克也は最大のライバルになりかねない。そこで閣内に取り込んで、代表選に出馬できないようにする狙いでしょう」(政治評論家・浅川博忠氏)
昨年9月「適材適所だ」と大見えを切っておきながら、たった4カ月で大臣を代えるのも話にならないが、新たに入閣するのが無能ぞろいではどうしようもない。
◆オンボロ内閣、誰を代えても支持率はドンドン下がる
内閣改造で分かったのは、いかに民主党に人材がいないか、ということだ。岡田克也や平野博文みたいな無能な連中が何度も重用されるなんて、人材払底は決定的だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「民主党の大きな欠陥は、失敗しても誰も責任を取らないことです。岡田克也は菅内閣の幹事長として、平野博文は鳩山内閣の官房長官として政権の中枢にいたのに役に立たず政権を潰した戦犯です。なのに、責任も感じず、シラッとして復権している。こうした議員は2人に限らない。たとえば、枝野幸男経産相です。彼は、菅内閣の時、幹事長として参院選を仕切ったが大惨敗した“A級戦犯”。普通は1年や2年は蟄居するものですよ。ところが、すぐに官房長官として復権。菅内閣の退陣に伴って官房長官を辞めて閣外に去ったが、いつの間にか経産相に就いている。民主党で潔く責任を取ったのは、鳩山由紀夫と小沢一郎くらいのものです。枝野経産相に限らず、結局、いつものメンバーが、グルグルと主要ポストを占めている。党内に人材がいないこともあるが、実力者の小沢一郎を排除し、気の合う仲間でポストをたらい回ししているのが実態です」
野田周辺は「組閣人事で反転攻勢だ」と息巻いているらしいが、新大臣が新味ゼロ、絶望的な顔ぶれでは支持率がアップするはずがない。すでに30%に落ち込んだ支持率は、ズルズルと下がりつづけるだけだ。
だいたい、国民から見放された“死に体”政権が、なにをやろうが国民の支持を回復できるわけがない。
小沢一郎の周辺は、「改造がどうなろうと首相が消費税アップを持ち出した時点で政権は終わりだ」と喝破していた。まさにその通りだ。
野田内閣がどうなろうが構わないが、こんな政権では国民生活はメチャクチャにされてしまう。内閣改造よりも、野田首相の退陣が先決というものだ。
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