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野田首相:岡田氏に「副総理」打診…13日、内閣改造
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120112k0000m010055000c.html
野田佳彦首相=首相官邸で2012年1月11日、藤井太郎撮影 野田佳彦首相は13日、昨秋の臨時国会で参院の問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次国家公安委員長を交代させるのに合わせて内閣改造と民主党役員人事を行う。首相は岡田克也前幹事長と6日に首相公邸で会談し、副総理としての入閣をすでに打診した。消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革を推進する態勢の強化が目的で、野党との調整に当たる民主党国対を立て直すため平野博文国対委員長の交代も検討。24日召集の通常国会へ向け「消費増税シフト」を打ち出す。
岡田氏は菅政権当時の党幹事長として自民、公明両党との3党協議を進めたほか、現在は党行政改革調査会長として独立行政法人や特別会計の改革に取り組んでいる。岡田氏は態度を明らかにしていないが、首相は一体改革と、その前提として重視する行革の実現へ向けた政府・与党調整や野党対策の司令塔役を期待している。
国対委員長には城島光力幹事長代理の起用を検討。平野氏は山岡氏の後任に充てる案が取りざたされている。「素人」発言で批判を浴びた一川氏の後任には小川勝也前副防衛相や東祥三衆院安全保障委員長らを推す声が出ている。
首相は11日、輿石東幹事長を首相官邸に呼び、13日に内閣改造と党役員人事を行う方針を確認した。12日には政府・民主三役会議を開き、最終調整に入る予定。輿石氏が問責を理由とした2閣僚の交代に慎重なことから、更迭色を薄める狙いもあり、ほかにも閣僚を交代させる中規模改造も検討されている。
内閣法では閣僚は17人に限られており、岡田氏を新たに入閣させた場合、他の閣僚を退任させる必要がある。蓮舫行政刷新担当相や古川元久国家戦略担当相を首相補佐官に「格下げ」し、2月初めの復興庁設置に伴う閣僚増員の際に改めて入閣させる案のほか、詐欺罪で執行猶予付きの有罪判決を受けたことがある男性を秘書官にしていた平岡秀夫法相の交代案も浮上している。【小山由宇、高橋恵子】
毎日新聞 2012年1月11日 20時58分(最終更新 1月11日 22時06分)
コメント:忘れた頃にやってくる男・岡田克也。ポスト野田候補筆頭に据えて置くということだろうか。
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