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来年も「絆」を大切にしたい
(旧日経連社内広報センターOB会『社内報OB会だより』第6号・
12月26日号より転載)
「3.11」で全国に広がった「絆」、来年はこの言葉が徐々に消えゆくのか、
それとも輝き続けるのか、日本人の心が試される年になると思います。
「戦後」から「震災後」へと、日本文明が画期的な構造転換を始めています。
政治、経済、社会、文化などあらゆる分野で、私たちの心のつながり「絆」が
見直され、戦後体制の反省を踏まえ、新しい体制に向かうべきと思います。
「震災」と「原発災」で、多くの人は、生活上のリスクや幸福などの価値観を
変え、家族や地域コミュニティの大切さに気付き、会社や行政の不祥事には厳
しい目を向けるようになりました。
TPP問題では、日本の産業が戦後体制のままでいいと考えている人はまずい
ません。
東北地方の震災復興は「創造」でなければ無意味です。農地の集約や資本の投
下を可能にする、農地法、農協法などの改正も必要です。
今のままでは、TPPに関係なく、水産、畜産、林業なども立ち枯れていくこ
とが明白だからです。
そして、創造的復興の立役者は若者でなければ意味がありません。若者たちの
発想と活動の芽を伸ばすことが大切です。
加えていまや、国民の反原発意識は不可逆的に高まっています。そのことは同
時に、日本の安全保障とエネルギー政策の変革を迫まります。
新市場主義による格差、雇用不安などは社会に閉塞感を生んでいます。それら
は、教育、医療、地方行政、税制と社会保障など、日本のカレントイシューを
変革する社会的エネルギーに転化していくでしょう。
来年は、それらの実現が緒につく年になるように願い、アンチエイジングなど
と大袈裟なことではなく、月に1回程度は仲間と酒を酌み交わしつつ健康を守
り、月に1回程度の山登りをいままでどおり続けることにします。
ちなみに、社内の心の絆、社内報はいま、CSRやBCP、ERMの見直しが
進む中、大きな転換が始まっています。(スイマセン!少し力が入り、長くま
した)
【この記事は、本誌編集発行人・川崎明が、標記会報に寄せた記名原稿です。
本誌の編集方針を明確にお伝えする目的で転載しました。厳しい字数制限によ
り、十分な表現はできませんでしたが】
(私のコメント)
1945年8月15日、戦争に負けたのが今の官僚、大企業、アメリカ支配の元凶です。もっとうまく終戦できなかったか、いや、戦争をせずに済ませられなかったか。政党政治の破綻、軍部の暴走とマスコミの炊き付け、今のわが国の状態とそっくりですが、カルトと米軍が強固に居座っているのが大違いですね。優秀なヘイタイとカネを集められないと、いい野心も悪い野心も達成できませんね。一匹狼の野心は言いっぱなしで終わるのが普通です。
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