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【小沢被告公判】「記憶にない」連発 引き続き白熱やり取り
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011111390010-n1.htm
2012.1.11 11:37 産経新聞
11日も東京地裁で開かれた小沢一郎被告(69)の被告人質問は、検察官役の指定弁護士が供述の変遷を厳しく追及するなど攻勢を強めた。対する小沢被告は、前日に引き続き「記憶にない」を連発。横に控える弁護団も指定弁護士の尋問方法に逐一、確認を入れるなど、白熱したやり取りが繰り広げられた。
大善文男裁判長がいつも通り、予定時間よりやや早い午前9時58分に開廷を告げた。濃紺のスーツにピンクのネクタイといういでたちの小沢被告も慣れた様子で、裁判長らに一礼して入廷した後、一つせき払いをして被告人席に着席した。
「本日も引き続き被告人質問を行います」と大善裁判長が説明したが、「はい」と答えた小沢被告の声はかすれ気味で、前日の疲れを感じさせた。
質問に立った指定弁護士は、捜査段階の調書との「ズレ」を指摘した。小沢被告は問題となった土地の売買契約書について、公判では「見たことはない」と説明。一方、平成22年1月の東京地検の聴取には「契約書は締結後、私も確認した」と述べたという。
この点を問われた小沢被告は「必ずしもそのような記憶があるという供述をした覚えはありません」と、落ち着いた様子で返答。指定弁護士が「調書を確認したのではないか」と尋ねると、「(聴取内容は)何年か前のことから何十年前のことにもわたり、私にはほとんど記憶がありません」と前置きした上で、「そういう風にとられる答えをしたかもしれないが、私としてそういう記憶はございません」と淡々と応じた。
さらに指定弁護士が「記憶がないのか、(契約書を)見たこともないのか」とたたみかけると、「私にとっては記憶がないも見たこともないも同じだと思う」ときっぱりと述べた。
指定弁護士は、小沢被告が陸山会側に提供した4億円の原資についても追及。小沢被告は「自宅を買い替えた際の差額」「家族名義の口座から引き出した現金」などとしたものの、それ以上の内訳については「銀行に再三、資料をくれと言いましたけども、『そういう古いものはありません』とのことでした」と述べるのみだった。
調書を元に厳しい質問を続ける指定弁護士に対し、かすれ声ながら、言葉を選んで慎重に応じる小沢被告。弁護側も「引用する調書はどれなのか」「何ページの部分か」など細かく尋問意図を確認するなど、厳しい表情で尋問を見守った。
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【小沢被告公判】検察官役、変遷を指摘 小沢被告は反論
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011111340009-n1.htm
2012.1.11 11:29
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判が11日、東京地裁(大善文男裁判長)で開かれ、10日に続いて被告人質問が行われた。検察官役の指定弁護士は、土地売買契約書についての小沢被告の法廷での説明が捜査段階の供述と変遷していると指摘した。
売買契約書をめぐっては、捜査段階では「確認したと思う」との趣旨の供述をしていたが、10日の被告人質問では「見たことはない」に変わった。
小沢被告は、「必ずしも記憶があるという趣旨の供述をした覚えはない」と反論した。
指定弁護士は、小沢被告が土地購入のために元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴=に手渡した4億円についても質問。いつから現金で保管していたかと問われ、小沢被告は「いつからかは分からない。現金を手元に置いておくことはずっと以前からそうだった。かなり前からあったと思う」と述べた。
さらに、「億単位の金を手元に保管するのはあまりないことだ」と指摘されると、「私の感覚では、手元に現金を置くのは使い勝手もあるし、ある意味安全でもある。それほど感覚が離れているとは思いません」と述べた。
10日の被告人質問では「私の関心は天下国家。政治の大きな仕事以外はすべて(元秘書に)任せていた」と元秘書との共謀を否定。4億円の原資について「両親からの不動産や現金の相続、出版した本の印税、議員報酬などもろもろの金だ」と説明した。
小沢被告は、平成16年10月に陸山会が東京都世田谷区の土地を約3億5千万円で購入した際、元秘書らと共謀し、自身が貸し付けた4億円を、同年分の収支報告書に記載しなかったなどとして強制起訴された。
公判最大のヤマ場となる被告人質問はこの日で終了し、判決は4月下旬に言い渡される予定。
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原資説明「変えてない」=供述変遷を否定−被告人質問で小沢元代表
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012011100047
2012/01/11-12:08 時事通信
資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)の第13回公判が11日、東京地裁(大善文男裁判長)で開かれ、2回目の被告人質問が行われた。土地購入資金4億円の原資について、捜査段階の供述で説明を変遷させたとの検察官役の指定弁護士の指摘に対し、小沢被告は「変えていない」と否定した。
小沢被告は東京地検特捜部の1回目の事情聴取で、1997年に銀行口座から引き出した3億円など計5億6000万円を個人事務所の金庫に保管しており、うち4億円を陸山会に貸し付けたと説明していた。
指定弁護士は、小沢被告がその後の聴取で検事から、3億円を銀行から引き出したのと同じ日にほぼ同額が妻名義の口座に振り込まれていたと追及され、原資に関する説明を変えたと指摘した。
これに対し小沢被告は、説明は変えていないとした上で、「(引き出した)3億円がそのまま妻の口座に振り込まれたかは(事情聴取された当時)分かっていなかったと思う」と説明した。
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4億円原資の説明「変えていない」 小沢氏、公判で
http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY201201110147.html
2012年1月11日11時24分 朝日新聞
資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、民主党元代表の小沢一郎被告(69)に対する第13回公判が11日、東京地裁であった。被告人質問で小沢氏は、土地購入のために自ら用意した4億円の出どころの説明が東京地検特捜部による捜査段階の聴取の中で変遷したのではないかとの指摘に対し、「正確な記憶がなかっただけで、変えていない」と述べた。
検察官役の指定弁護士の質問に答えた。小沢氏は4億円の原資について「多くは両親からの相続財産。自身の本の印税や議員報酬もあり、手元にある金を用立てた」などと10日の被告人質問で説明した。この日、億単位の現金を手元に置いておくという感覚について聞かれた小沢氏は「私どもの感覚からは、それほど離れたことではない」と述べた。
土地の購入資金をめぐる小沢氏側の説明は、これまで大きく変遷してきた。2007年2月には支援者からの政治献金で買ったとしていたが、09年10月には銀行融資だと説明。石川知裕議員らが逮捕された10年1月には、個人資産に変わった。
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小沢元代表:土地購入の契約書「見たことない」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120111k0000e040138000c.html
毎日新聞 2012年1月11日 11時47分
資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判が11日、東京地裁(大善文男裁判長)であり、10日に引き続き被告人質問が行われた。元代表は、検察官役の指定弁護士から、問題となっている東京都世田谷区の土地に関する売買契約書について聴かれ、「見たことはありません」と述べ、捜査段階の供述内容を翻した。
東京地検特捜部が10年1月に元代表を最初に事情聴取した際に作成された供述調書には、売買契約書について「私も確認したと思います」との趣旨の供述内容が記載されている。しかし、元代表は「(供述した)覚えはありません」と発言。指定弁護士が「売買契約書を見たことがないのか、見たかどうか記憶にないのか、どちらか」と尋ねると、「記憶がないのも見たことがないのも一緒だ」と答えた。
また、指定弁護士は、元代表が04年10月、土地購入に際して元秘書の衆院議員、石川知裕被告(38)=1審有罪、控訴中=に現金4億円を提供した際の状況を確認。「1億円ずつビニールに包まれ紙袋に入れてあったのでは」と尋ねると、元代表は「バラ(バラの金)もあったのではないか。記憶そのものは正確には覚えていないが、否定できるだけの根拠はない」とあいまいな説明に終始した。【和田武士、鈴木一生、野口由紀】
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