http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/566.html
Tweet |
4億円原資をどう説明? 小沢氏、きょう被告人質問
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011000050000-n1.htm
2012.1.10 00:03 産経新聞
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)への被告人質問が10日、東京地裁(大善文男裁判長)で始まる。小沢被告は無罪を主張し、証人出廷した元秘書3人も虚偽記載や共謀を否定。一方、陸山会側に提供した4億円の原資や土地購入の経緯など、検察審査会が付けた疑問符に、小沢被告は合理的な説明をすることができるのか。公判はいよいよ大詰めを迎える。
被告人質問は10、11日の2日間で行われ、初日は弁護側の尋問から始まり、続いて検察官役の指定弁護士側も尋問を行う。2日目も双方の尋問があった後、裁判官の補充質問が行われ、この日で実質審理は終了する見通しだ。
指定弁護士側は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)が、土地購入のために小沢被告が用意した4億円を「表に出せない金」と考え、「偽装工作」として同額の銀行融資を受けた上、平成16年分の政治資金収支報告書に融資だけを記載したと指摘。簿外処理することなどは小沢被告に説明し、了解を得た、との構図を描いている。
対する弁護側は、4億円を隠す動機はなく、そもそも「預かり金なので記載の必要はない」として虚偽記載にあたらないと主張。元秘書らから「報告自体を受けていない」としている。
虚偽記載の動機はあったのか。小沢被告側はこれまで土地代金の原資の説明をたびたび変遷させてきた。
19年2月の会見では「献金してくれた皆さまのお金」としたが、21年10月には「銀行融資」、22年1月には「個人資産」と説明を二転三転させた。
また、自身が用意した4億円についてもあいまいな説明をしており、検審の起訴議決は「著しく不合理で信用できない」と批判。元秘書らを有罪とした昨年9月の東京地裁判決も「明快な説明ができていない」と指摘しており、小沢被告が法廷でどのような説明をするのか注目される。
また、指定弁護士側は4億円の銀行融資の書類に、小沢被告自身が署名している点などを重視。4億円を隠す意図はなかったのか、追及する構えだ。
◇
検察批判の初公判から3カ月 証人尋問に口元緩める場面も
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011000070001-n1.htm
2012.1.10 00:05
小沢一郎被告が法廷で発言するのは、昨年10月の初公判以来だ。「私の社会的抹殺が目的」と検察批判を繰り広げ、身の潔白を訴えてから約3カ月。その後の審理では“剛腕”ぶりを封印してきたが、ついに迫った被告人質問は、小沢被告にとっても正念場となる。
「検察の違法捜査による調書に基づいて強制起訴したものであり、裁判を打ち切るべきだ」。政界屈指の実力者が裁かれる法廷は、国会演説を思わせるような意見陳述から始まった。
初公判の冒頭、裁判長から意見陳述を許可された小沢被告は、法廷中央の証言台の前に立ち、約10分間にわたって持論を展開。頬を紅潮させながら「罪に問われる理由はない」と徹底抗戦を宣言した。
しかし、同日夜、自宅で尿管結石による傷みを訴えて緊急入院。約1週間後の第2回公判実施が危ぶまれたものの、笑顔で出廷し、健在ぶりをアピールした。
その後の審理では疲れた様子を見せることもあったが、証言台の横に設置された被告人席に弁護団に囲まれる形で座り、ほぼ表情を変えずに公判を見守った。
一方、小沢被告が表情をわずかに変えた場面もあった。
第2回公判で再生された、石川知裕衆院議員の隠し録音。談笑しながら再聴取を受ける石川議員の様子に、被告人席で目を閉じて聞き入っていた小沢被告はみけんにしわを寄せ、苦々しい表情を浮かべた。
対照的に、第4回公判の証人尋問で「大学で民法を学んだことがあるか」と問われた石川議員が「授業に出ていなかった」と応じると、法廷に笑いが起き、小沢被告も口元を緩めた。
第10回公判には元秘書を取り調べた前田恒彦元検事(44)=証拠改竄(かいざん)事件で有罪確定=が出廷し「捜査には問題があった」「小沢さんは無罪だと思う」などと証言。「検察は『小沢』と呼び捨てにしていますよ」と暴露すると、小沢被告は複雑な面持ちで前田元検事を見つめていた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK124掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。