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マニフェストを形式的なけじめと言い、違反しても 「うだうだ言うな」 という野田政権執行部
http://31634308.at.webry.info/201201/article_9.html
2012/01/08 23:27 かっちの言い分
共同通信の直近の世論調査で、消費税増税素案に対して、野田佳彦首相が国民に十分「説明していない」との回答が計74・4%に上ったという。世論調査などは信頼しなかった。なぜなら、小沢氏に絡む世論調査では毎週の如く調査、発表され、「小沢=企業から何か後ろめたいお金を懐に入れた悪い奴」というイメージを国民に刷り込ませ、結果小沢氏は菅氏との代表選挙で負け、さらに検察審査会において強制起訴されてしまった。
しかし、この世論調査は公平に見て国民の素朴な気持ちであろう。今回の増税は単に8%、10%という数字だけが一人歩きし、所謂それらの税がどのように使われるかはさっぱり国民には語られていない。当然細かいことは無理かもしれないが、大まかな概念、理想も示されていない。ただ単に数字が決められたことは、財務省の悲願が示されている。財務省にとって何に使うのかは二の次で、まずは財源の確保が最重要であることを示している。
野田首相を支える政調会長代行の仙谷氏が、消費税増税法案が否決されたなら、解散を検討すべきとTVで言った。
消費増税法案否決なら解散検討を TVで民主・仙谷氏
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/342089.html
民主党の仙谷由人政調会長代行は8日のフジテレビ番組で、通常国会で消費税増税関連法案が否決された場合、増税を争点にした衆院解散に打って出ることを検討すべきだとの考えを示した。「そのくらいの気迫を持って好戦的に行かなければいけない」と述べた。
自民党が消費税増税の与野党協議を「マニフェスト違反だ」として拒否する方針であることに関しては「形式的なけじめがどうのこうのと、うだうだ言うのはいかがなものか」と批判した。
これは民主党の小沢グループと野党への牽制であることは見え透いている。しかし、内心ではもし選挙があったなら自分自身も落選の可能性があることを押し隠している。上記の記事の中で、この男の不誠実な本質を現しているのが、『「マニフェスト違反だ」として拒否する方針であることに関しては「形式的なけじめがどうのこうのと、うだうだ言うのはいかがなものか」と批判した。』の部分である。
明らかにマニュフェスト違反であるのに、公のTV放送で抜けぬけと、マニュフェストを「形式的なけじめ」と言い、それが反故にされても、うだうだ言うなと述べていることである。
この言葉に、仙谷という男の本質が見える。議員というものは、自分たちが公約に上げたものを訴え、それを信じた国民に投票してもらって当選したのだ。その公約を形式的なけじめと言い、それを反故にしてもいちいち目くじらを立てるなということはあまりに不誠実である。例え、心の中で思っていても、常識をもった人間なら決してTVなどの公共の前で言えないはずである。それをTVの前でぬけぬけと言える感覚に、今の民主党執行部の腐った本質がある。
小沢氏が、国民と約束したことには最後まで努力することが政府であると述べ、野田首相に政権奪取の原点に戻れと言っていることは、仙谷氏にとってはまるで分らない言葉であろう。この仙谷氏が中心になって次期総選挙のためのマニュフェストを作るというが、推して知るべしである。
もはや、現民主党政権は2年前の民主党とは別物になってしまった。もともと、小沢氏らと志の全く異なったグループが無理やり合体したもので、やはりお互いに分かれざるを得ないと思える。
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