http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/505.html
Tweet |
2010年の初旬に、民主党の幹事長であった小沢一郎氏と検察との間で激しい戦いがありました。それは小沢氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件でした。メディアでは「政治と金」をテーマに連日の小沢叩きが繰り広げられました。小沢氏が叩かれるのは、日本がアメリカの属国として言われるままにお金を渡すのをやめようとしたからです。小沢氏は政治の裏を知っている人なので、アメリカを出し抜こうとしたのです。ですからアメリカにとって小沢氏は邪魔でしかたがない存在なので、そこで田中角栄氏の二の舞として、抹殺しようとしたのです。アメリカの手先であるメディアも、連日、小沢氏の悪口を書き立てました。その後、小沢叩きはいったんは収まりましたが、これには理由がありました。
2月2日に小沢氏は、アメリカのルース大使、キャンベル国務次官補と会合しました。結局、小沢氏は、アメリカ側と手を打ちました。つまり小沢氏、ルース大使、キャンベル国務次官補との会談で、凍結されていた郵政民営化を解除し、そして再びアメリカの国債を購入することが決められました。会談の翌日、亀井静香金融・郵政担当大臣は、「郵貯のお金が予想を上回り、180兆円も貯まっているので、米国債の購入枠を見直す」と発表しました。つまり、国民の貯金である180兆円ものお金が、すべてアメリカに渡されることになったのです。
戦後、日本の検察を作ったのはCIAです。
そして小沢叩きの発端は、小泉元首相が推進した郵政民営化を、民主党が凍結したことにあったのです。せっかく取り付けた郵政民営化を見直されては、アメリカ政府とそのために働く小泉元首相も困るのです。そこで、知日派アメリカ人学者のマイケル・グリーン氏が指揮を執り、CIAの手先であるメディアを使って一斉に小沢叩きを始めたのです。考えの浅い政治家もこの流れに便乗して騒ぎ立てました。マスコミの報道を決して鵜呑みにしてはいけません。メディアから叩かれる人は、日本のために行動しようとしている場合が多いのです。ニュースで流されたことや、新聞で書かれたことをそのまま鵜呑みにして、そのような人物を潰してしまうことは、結局がアメリカの思う「つぼ」なのです。
日月神示にも、こうあります。
悪は善人の顔をしているぞ、善は悪人の顔をしているぞ、だまされるでないぞ。
2010年2月17日の日本産経新聞の記事によると、日本政府が保有する米国債残高が7688億ドルとなり、7554億ドルだった中国を抜いて世界一となったそうです。アメリカの財政が破綻すれば、日本がこれまでお金をつぎ込んで購入した米国債はすべて紙くずとなります。つまりアメリカと日本は一緒にひっくり返るわけです。日本はアメリカの属国であるので、アメリカに逆らうことは許されません。とりあえず日本が180兆円の郵貯のお金を出したことで、当面はアメリカの破綻は避けられました。つまり日本がアメリカにお金を渡して支え続ける限り、アメリカ政府の財政は自転車操業が続けられるわけです。
小沢氏と検察の攻防を見ていると、田中角栄氏の時とそっくりだと思われます。
田中角栄も中国を訪問して国交を回復するなどしており、日本と中国を対立させておきたいアメリカの思惑にとって好ましくない動きをしていました。だから狙われたのでした。ロッキード事件では、田中角栄に渡したリベートの領収書があるとアメリカ側は主張し、自筆のサインもあると言ったのです。しかしそんなものにサインした覚えのない田中角栄は、それなら証拠としてその領収書を見せて欲しいとアメリカに言いましたが、それは提示されることなく、アメリカの指示とおり検察庁は田中角栄を起訴したのでした。結局、嵌(は)められた田中角栄は首相の座を降りました。
そんな田中角栄を支え続けたのが、小沢氏です。
小沢氏は田中角栄の秘蔵っ子として頭角を現しました。小沢氏以外の田中角栄の側近は最終的に離反し、彼は怒りのあまり脳梗塞となり、口もきけない状態になりました。田中真紀子は竹下登などの裏切った面々を決して許しませんでした。そして田中角栄の葬儀で、唯一、挨拶するのを許されたのが小沢氏でした。小沢氏はロッキード事件の裁判も熱心に傍聴し、アメリカのやり方を裏の裏まで探ろうとしたのです。小沢氏には『日本改造計画』(講談社)という著書がありますが、この本は英訳もされており、その序文を書いたのはジョン・ロックフェラー4世です。また小沢氏が自民党の幹事長の時代には、心臓の治療のために毎月ヨーロッパを訪れていましたが、治療というのは表向きの理由であって、実はロスチャイルドと密談を交わしていたようです。
2009年8月の衆議院選挙で民主党が308議席を獲得し、政権交代が実現しました。
自民党はアメリカに指示されるままに郵政民営化を推し進め、多額のお金を渡してきました。つまりアメリカの傀儡(かいらい)となることで自民党政権を維持してきたのですが、民意には逆らえず政権交代となったわけです。小沢氏はロスチャイルドやロックフェラーと上手に付き合いながら、アメリカの属国から抜け出す道を探ってきました。
政権を握ってすぐ、民主党がもっとも苦労したのが、沖縄米軍基地問題でした。
鳩山首相は駆け引きが苦手で、悪く言えば馬鹿正直な人です。沖縄米軍基地はアメリカとの交渉で、沖縄からグアムに移転することが決まっていたのです。ところが、米軍基地による利権を握っているゼネコンや政府の官僚、特に防衛省と外務省、そして自民党にとってそれは非常に困ることであったのです。そこで移転反対派は、徹底的に鳩山首相の邪魔をしました。その一つが鳩山氏のお母さんからの寄付金の件でした。しかも本来なら首相の女房役であるはずの平野官房長官が、官僚と結託し、まったく動かなくなったのです。鳩山首相は身内であるはずの党内から、まったくサポートが受けられなくなったのでした。
自民党は野党になっても、それまでの長い関わりである官僚との太いパイプを維持しており、さまざまな利権も引き続き握り続けています。民主党の前原誠司氏は、自民党のエージェントです。2010年春、鳩山首相が辞任するときに、小沢氏も幹事長を辞任しました。それはアメリカ政府が、「小沢一郎を降ろせ」と鳩山首相に命令したからでした。鳩山首相は小沢氏にアメリカ政府の意向を伝えたところ、小沢氏は、「わかった。では幹事長を降りることにする」と受け入れました。鳩山首相は、「ありがとうございます。でも小沢さんだけを降ろすことはできません。私も辞めます」、と言って辞任したのでした。
「宇宙人と闇の権力の闘いが始まりました」 田村珠芳著
ヒカルランド 抜粋
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-8c8f.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK124掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。