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国民による国民の知る権利を保証するため、江川紹子記者及び速記者の傍聴を
確保しよう!
はじめに:小沢一郎氏に対する 不法な捜査・取り調べを経て、検察による検察審査会制度の恣意的活用による“裁判”が行われて もうすぐ3年目を迎えようとしている。小沢氏は、この間も毅然とした姿勢で政治活動を続けておられ、誰がこの国の尊敬しうる本当のリーダーであるかを示しており、大手マスコミ(記者クラブメディア)あげての長き、執拗な、世界にも類を見ないNegative campaigning (assassination)にもかかわらず、国民はBlog/Twitter/Live streaming 技術の発達による携帯端末経由のReal Time情報ネットワークの広がりにより、志さえあれば これらの未編集情報に接触できるようになってきた。
中でも、IWJの岩上氏は、Ustreamを使い映像ネットワークで全国(各県)に中継市民局を展開し、NHKにつぐ支局数を作り上げているだけでなく、どこの報道機関も成し遂げなかった原子力保安院の記者会見の全てを完全に中継するという歴史的に重大な仕事をなされている。自由報道協会も設立され、ニコニコ動画との連携も大きな意味を持ち、小沢氏などの会見も10万人前後のリアルタイム視聴者を集めるようになっている。投稿サイト「阿修羅」も、意見・情報の交換広場としての機能を持ち、その拍手ランキング、コメント欄などが充実し、ネット世論の形成にも役立っており、最初の小沢氏支援デモの組織にも貢献している。また、街カフェTV藤島利久さん、一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]の検察審査会不正の追求、最初の小沢氏支援デモの代表矢野さん、「検察・世論・冤罪」 検察審査会のミステリーを追求する八木啓代さん、そして村木厚子裁判から逐次ツイートしBlog報道をした竹中ナミさんと江川紹子さんらのご活躍が目立つ。この小沢氏裁判などを通じ、既成メディアの偏向、事実変更の甚だしさは、国民の周知の事実となってきている。失ったものも大きいが この間に大勢の個性豊かな人々がそれぞれのスタイルで、風化し衰えた民主主義の理念を現実社会で蘇生しようとされてきている。
この2年間、特に小沢氏裁判を通じ:
1)特捜検察の恣意的捜査(「司直の手を入れる」ことで政治家の世間的信用に傷をつける事が目的:「疑わしきは捜査する」、特捜は 強制権力を持つ「脚本家と作家の集団」、マスコミに拡声を依存し、“獲物”を追い込む。)
2)証拠の改ざん(検察のシナリオに合わせ、日時は改ざんする)。前田検事
3)検察官面前調書(検面調書)は、被告人の法廷での証言よりも信用度が高いものとされてきた。(「検事と一対一で、嘘偽りなく供述した」ものと長年法廷で解釈されてきた。「法廷では弁護士などがいるためか、真実は語られない」モノのようである。)。しかし、田代検事は、面前に居ながら、2−3か月前の話などをメモなしで織り込み、創作したものだということが判明した。「親切にも、検察審査会の人に分かり易い形に噛み砕いて作った「検面調書」だと(虚偽記載それとも偽造検面?それでも信用度は高いと言い張るのか?
4)裁判長は、この田代“検面調書”などを唯一の証拠と推定し、裁判官が推定し自ずから認定するという意味の「推認」によって判決を下した。判決のためには証拠は必要なく、裁判長の推定で良いという結論を天下に堂々と告知した。もともと他の冤罪裁判でも、捜査による「証拠」は、昔から検察側の都合にあわせて法廷に提出されるものと決まっており、被告人の主張の証明となるものは、すなわち、検察側に不利なものは 「証拠」とは言われない(または存在しない)ようであるから、この登石郁朗裁判長は、自分だけが 特別に特殊で劣悪な裁判官だとは思っていないと推認できる。日本の裁判に証拠は不要であることが証明された。
5)江川紹子さんの申し立ての結果、「裁判長または一人の裁判官は、「法廷警察犬」の行使の一環として、法廷の秩序を維持する観点から、広範な裁量に基づいて先験的かつ自立的に判断すべきものである」、従って、傍聴についての江川氏の申し立ては、「不適法」であり「却下した」と決定した。毎回、裁判所前から小沢裁判の解説をされているTweetTVJPの熊木和枝さんが言うに、「小沢裁判の傍聴席は100席で、半分が司法記者席、残り50席の中に、各メディヤの雇う似顔絵画家達などもいる」と。傍聴券の確保のために、雑誌社も含めたマスコミは、バイトを雇い抽選券をまず確保する。このバイトをした者から聞くと、「参加費が3000円支払われ、傍聴券が当たった者は指定の場所で引き換えに1万円もらう」という仕組みと(これは芸能人裁判の時)。何千人も日比谷公園に並ぶ時があるが、マスコミ支払いのバイトであり、大勢を動員する、すなわち支払い能力のあるマスコミが 配分される記者席の他に、法廷内一般傍聴席も占有することになる。今度分かったことは、裁判官が 傍聴券の配分を決められること!? (これまた新たな楽しい事実が露見したものである。検察審査会のくじ引きの様ではなく、「法廷警察権」の行使の一環として、裁判長(官)は、「先験的かつ自立的に判断する」そうだが、どのように「50名の司法記者」を、毎回選ぶというのだろうか?何日前に事前申請するのか?当日に決定されるのか?江川さんのような尊敬される記者の傍聴を排除する以上、傍聴券の配分を受ける者の何を判断の材料にするのであろうか?江川さんならずとも聞いてみたくなる!もし「裁判所総務課職員が、司法記者クラブにまとめて配給している」とでも実体を回答していれば別だったが…。
江川さんの 1)裁判傍聴権の申立 2)記者席割り当仮処分命令申立事件 を応援しなければならないが、何としても、1月10日―11日の第111号事件の傍聴を確保しなければならない。これは、江川紹子記者個人の権利だけでなく、「セカンドオピニオン」を求めるすべての国民の権利である。
しかし、この裁判はもともと、司法当局とマスコミ・官僚・自民党を主力とする既得権益保守層が一丸となって取り組んだ「政敵排除」を目論んだ「異端排斥裁判」であると思われ、田代・前田検事なり、登石・大善・福島裁判長なりの個性なり悪性が問題なのではないと思われるので、順法闘争では法務官僚の壁の存在を実感するだけに終わり(これ自体大変有意義だが)、この歴史的裁判の記録者たる江川さんが傍聴できなくなってしまう恐れがある。
上記の状況と理由から、
平成24年1月10−11日 第111号事件において
江川紹子記者及び速記者に傍聴し記録し見解を述べる権利を付与する事を目的とし、
1) 「知る権利を有する」いかなる者も 当該裁判傍聴券の抽選に 無償で並ぶことができ、抽選で傍聴券が取得された場合、「裁判を傍聴し、その事実を報道することにより、国民は当該裁判の内容を知り、裁判の構成・適正な進行を監視でき、また、司法に対する国民の理解と信頼向上に資する」ことを目的とし、国民の信頼されるジャーナリスト代表である江川紹子氏またはその指定する代理人に、傍聴券を委ねる事とする。
2) 従来から産経新聞が、本裁判のライブ記録として、「速記録を編集したもの」を、同紙の特徴的なコメントをつけてその都度発表しているが、恣意的な取捨選択も散見されるため、「報道されること」自体は評価するものの、不十分な感は否めない。 従って、江川紹子氏に傍聴券を確保しようとする有志は、全国的に募金活動も同時に行い、国民のための裁判速記者( xx 名)の費用を集め、また、速記者のボランティアも募る。江川記者には、日刊スポーツとamneris84での発表以外に、作成されるであろう速記録にも独自のコメントされるよう希望する。(この費用は、日刊スポーツからの稿料の2−3倍程度を目標としたい。ただし、募金があまり集まらない場合は 速記者の費用を優先させ、この希望は取り下げる)。
3) この速記録は、国民共通の財産として、例えば、自由報道協会、阿修羅、岩上安身IWJ、日々坦々(資料)、その他など、本気で国民の知る権利を守ろうとしている団体個人の運営する媒体に無償で掲載してもらいたい。(クレジットは、江川紹子氏が入った形とする)。募金窓口は、それぞれ考えて 実行して欲しい。時間がない!
4) 既に記者席50人分を占拠している既存マスコミは、なお貪欲で、金に糸目を付けずにアルバイトを雇うだろう。彼らは、権利の取得には貪欲であるが、それを国民と分かち合うという面では渋い、しかも下手な料理人のように 素材が何であったかを分からなくする専門家である。知る権利を有し、恣意的に加工された情報に嫌悪する者、信頼できる生の情報に飢えた者の方が多い筈だろう!
マスコミの雇うバイトの数より、大勢の人に並んでもらいたいものだ! できれば、“司法記者席“以外の全席を 国民の代表に座ってもらいたい。
皆が集まれば 出来るのではないか?
霞が関まで出られて、列に並ぶ時間があれば良い。 お金がかからず、歴史的裁判に 国民の代表に傍聴して、記録してもらう!
家族で行って並びましょう! 会社には 1−2時間の遅刻を申請しましょう! 学生は まだ休みでしょう!
5) 目印があった方が楽しいと思えば、例えば,流行りの黄色いハンケチを胸にとか?
皆様の知恵で 自立しながら共生する。
不連続を求めながら、烏合せず、しかし連帯する事で
傍聴席取得運動を!
取り敢えず以上。 印象派の感想
P.S今、阿修羅に、1月15日に小沢氏支援デモの告知が載ったが、1月10日―11日の傍聴権取得国民運動にも是非参加してもらいたい。
なお、速記者の費用は、早稲田速記のWEBでは、速記士派遣(1名、1回につき6,000円記録作成(1時間あたり)26,000円(その他/要相談)とあり、※最少単位1時間。1時間を超えた場合は15分単位で加算させていただきます。※特殊な内容・条件の場合(専門的分野、納期短縮 等)により、2〜5割の割増料金を適用させていただく場合があります。※開催場所が長距離出張の場合は交通費・宿泊費等をいただきます」とありますが、誰かこの方面にお詳しい方にお願いします。一人当たり40−50万程度か?
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