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アントニオ・ネグリ氏、「新しい民主主義」を語る
http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/466.html
投稿者 長岡京・豊 日時 2012 年 1 月 07 日 00:48:35: PflF93rvEwuMM
 

朝日新聞が、1月5日付紙面にて、イタリアの政治哲学者、アントニオ・ネグリ氏にロングインタビューした記事を掲載しました。日本における「新しい民主主義」の可能性について考えるとき、ネグリ氏は示唆に富む話題を提供しているように思います。

以下、朝日新聞から一部転載しました。

ネグリは「新しい民主主義」によってしか今日の世界的危機を脱することはできないという。それは何なのか。著書「マルチチュード」では、民主主義の「新しいモデルと方法」に言及し、「全員による全員の統治」を述べているが。

――「70億人が70億人を統治する」と? そんなことが、はたして可能ですか。

その問いは、まさに反動勢力から投げかけられたものです。問題はそんなことではない。いまの民主主義のやり方を根本から改革するかどうかです。労働、生産、金融、そして富の再配分を、多数の人が参加して、共にコントロールしていく。その仕組みを作っていくことです。

――その「コントロール」は、現在の政府が行うべきでは。

政府という統治組織には、人々の「参加」の度合いが足りません。いま、各国の政府が危機に陥っているのは、もはや政府が社会を代表するものとは言えなくなってしまったためです。国民全員で一つの政権を選び、その政権が政治的な方向を打ち出し、みんながそれについていく、そういう従来型の政治が十分に機能しなくなった、それが現在の民主主義の姿なのです。多くの国で立法府と行政府がにらみあったまま動けない状況が見られますね。大統領に権限を集中しているはずの米国ですら、そうです。

――日本もまさにその状態です。

私には、代議制や三権分立など、18世紀に生まれた民主主義のしくみが腐ってしまったように見えます。腐ったといっても汚職のことではありません。機能できなくなったのです。全般的な見直しが求められています。これは不可欠です。

――では、どういうシステムを考えていますか。

私は発明家でも予言者でも教祖でもありません。聞かれても難しい。私の仕事は、どこで、どういう形で、新しい民主的なシステムが生まれようとしているのか、見えている事柄を分析し研究することです。すでに世界各地で始まっています。ニューヨークの「ウォール街占拠」運動や、スペインの「怒れる者たち」の運動、あるいは北アフリカの「アラブの春」などを見ながら考えるわけです。誰かが設計したらできるというものではありません。私が言う「新しい民主主義」とは、世界の生きた経験の積み重ねの中から生まれてくるのです。ラテンアメリカで90年代半ばから活発化した新たな社会運動も参考になります。例えば、ブラジルの「土地なし農民運動」(MST)は、貧しい農民たちが遊休地を占拠し買い上げを国に求めた。土地所有の変革を進める大規模な運動です。政府はこれを受け入れ、彼らと開かれた関係を作り、地域の潜在的な力を引き出しました。政府が運動を抑圧しなかったことに注目してください。運動を開放したことで、新しいモデルやシステムを生み出したのです。これが大事です。大恐慌のあと、米国のルーズベルト大統領が労働者の権利保護を進めたように。

――世界で起きている新しい動きを「マルチチュード」と呼びました。いま挙げた彼らのことですか。

そうです。単なる大衆や群衆ではありません。独自性が大事です。不安定かもしれませんが、可動性にも柔軟性にも富んだ存在です。

――どうやって生み出していけばいいのでしょう。

この家の近くにカフェがあって、私は毎晩のように顔を出します。世界中のことについて話をするのです。あるいは世界のあちらこちらに行って、学生や市民を相手に講義をします。それぞれの人が、それぞれのやり方で表現し、動いていく。それがやがてマルチチュードを生み出していきます。先ほど述べた、世界の運動を見てください。様々な個人のまとまりによって形成されているのがわかるでしょう。今こそ広大な領域に及ぶ、新しい民主主義を考える時期です。20万人、30万人の規模で「自分たち」を組織し、自分たちで自分たちを直接、統治する。そういう時に来ています。まず、現状に対して「ノー」ということから始めたらどうでしょう。「ノー」ということこそ、最初にすべき、倫理的な行動です。

――ネットワーク状につながった、グローバルな秩序や権力として〈帝国〉を提示しました。それに対抗するのがマルチチュードです。この考えは今も有効ですか。

今も有効だと思っています。
(以下略、転載終了)

北半球の地球の裏側、イタリア・ベネチアから発せられたネグリ氏のことばの力に、私は圧倒されました。この世界が進むべき道筋を普遍的なレベルで語っているように感じたからです。ネグリ氏の立つ地平から眺めれば、「橋下・大阪維新の会」なんか、局所的反動に過ぎないことは明白だと思うしだいです。

 

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コメント
 
01. 2012年1月07日 03:15:07 : veRprB89q2

以下、投稿者の追記です。
「橋下・維新の会」の政治活動が、ネグリ氏の提起する「新しい民主主義の動き」と対極の位置にあると断定できる根拠は、例えば、「教員基本条例」ひとつを見ても明らかです。この条例、一読して異様な内容だと思います。私、もし、何の予備知識もなくて読んだら、相当に頭の悪い人物が書いたか、単なる冗談だと思うでしょう。そういう代物です。
まず、前文に記述されている教育についての理念的表現といえば「大阪の教育は、国際競争に対応できるものでなければならない」とあるだけです。まったく唐突にそう書いてあるだけなのです。また、第6条の2で,またも唐突に「知事は、府立高校の目標を設定する」とあります。続いて、7条で「教育委員会が目標を実現するための指針を作成」、8条で「校長は、指針をもとに学校の具体的目標を設定実現する」とありますから、知事の設定する「目標」とは、理念的な性質のものではなくて、具体的内容を持ち、学校現場を拘束するものであることは明らかです。これだけでも既に憲法違反の疑いが濃厚であるにもかかわらず、知事が目標を設定する過程や方法、例えば、諮問機関の設置や教育委員会との調整については何も記述されていません。知事は、まったく無限定・無条件・無原則に「教育の目標」を「設定」できるのです。極論すれば、知事が「大阪維新の会の志士を育成する、とか、お国のために死ねる人材を養成する」という目標をかかげたら、府立高校の教員は否応なく従わなければなりません。ご丁寧に9条で、教員は「校長の職務命令、運営指針に服さなければならない」とあり、違反の程度に応じて厳しい処分を詳細に規定しているのですから……
この条例をつらぬく思想は、「王様の決めたことは正しく行え」というものです。それは、ネグリ氏の語る「新しい民主主義」の対極にある、退化した幼稚な思惑であり、「反動」と名付けるのさえ過分な評価であると思います。
(続く)



02. 2012年1月07日 04:35:55 : aXjm3paVkE
維新のやり方は軍隊のようですね。選挙前は反橋下論調だったメディアも手の平返すように勝者を礼賛する。内田樹等が監視運動をやるらしいですが頑張ってもらいたい。

03. 2012年1月07日 05:14:45 : 8v2FYsbOm5
イタリアの哲学者アントニオ・ネグリは、ヴァン・パレースと並ぶ左派の側で
ベーシックインカムを唱えている有名な哲人。

山森亮『ベーシックインカム入門』光文社新書
ここでは、イタリアの哲学者アントニオ・ネグリの主張を見てみたい。
ネグリによれば、現代実際に生産が行われているのは、オフィスや工場の中だけに限られない。
オフィスや工場の外で行われるあらゆる活動も、資本によって生産に利用されている。
例えば、知的ないし言語的な労働の場合、仕事の時間と余暇の時間の区別は極めてあいまいになる。
また時間だけでなく、仕事の成果が誰によるものなのかもあいまいになる。
終業後に家でシャワーを浴びているときにも、仕事に役立つアイデアが思いつくこともあるかもしれない。
そしてそのアイデアは、前に読んだ本からインスピレーションを受けたかもしれないし、
他人から聞いた話を応用したものかもしれない。
そこでネグリは、労働の成果を社会全体に帰すことを唱える。
つまり、労働者だけでなく、専業主婦や障害者、ひきこもりに至るまで、
社会を構成するあらゆる人間を、生産に貢献する要素として評価しなおそうと主張する。
ネグリはこれを「社会化された労働」と呼ぶ。
生産に貢献しているのは労働者個人ではなく、労働者を取り巻く社会環境である、
となれば、賃金は労働者個人ではなく、社会に支払われるべきである。
この「社会化された労働」に支払われる賃金として、ネグリはベーシックインカムを提案している。
さてこれまで、従来の社会保障である保険保護モデルにおいて評価されてこなかった人を再評価する手段として、
ベーシックインカムを見てみた。
このベーシックインカムは、保険保護モデルに代わる社会保障政策にとどまらない。
ベーシックインカムは、差別のない、より自由な社会を実現するためのひとつの手段として現在も活発に議論されている。
http://bookreviewforstudent.blogspot.com/2009/12/blog-post_27.html

ベーシックインカム導入を提唱する新党日本の田中康夫代表も触れている。

ベーシック・インカム構想とは、現行の社会保障給付と、現金給付部分に関して抜本的な統合を図り、
障害者、母子・父子家庭には積極的な加算を実施するものです。
それは、大きな政府とは対極に位置します。
個人所得税制に於ける所得控除は不要となり、税制と社会保障制度の統合が実現し、
社会保険料の徴収や記録に関わっていた役所と経費、
福祉給付で不可欠だった裁量行政的な資力・財産調査に投じる人員も経費も不要となります。
大きい、小さいの二元論を超越した、より良きアウトカムを生み出す効率的な政府や行政、経済や社会を齎すのです。
であればこそ恐らく、新自由主義のミルトン・フリードマンも、
ステイクホルダー主義のアントニオ・ネグリも、恰もジャズとクラシックが通底かの如く、
ベーシック・インカム構想を支持しているのだと思います。
http://www.love-nippon.com/aisatsu.htm
世界の歴史に類を見ない超少子・超高齢社会ニッポンは、20年後には1700万人減の1億1000万人。
40年後には25%減の9500万人。労働人口に至っては42%減の4900万人です。
既存の年金制度を微調整するだけでは到底、太刀打ち出来ません。
発想を変え、仕組を変える。
負の所得税を唱えたミルトン・フリードマンと、
アントニオ・ネグリのベーシックインカムを合体させるドラスティックな改革こそ急務。
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/436.html

ちなみに、小沢氏は自由党党首時代、「負の所得税」をマニフェストに掲げた。
「負の所得税」も数学的には、ベーシックインカムと同じ基本所得保障制度。

そういえば小沢一郎は「負の所得税」って言ってたっけ。
新自由主義で知られるミルトン・フリードマンの主張で
「一定以下の所得の人には、所得税をマイナスに払ってもらう、
つまり現金支給する。働いて損することはないから労働意欲も損なわれない。」という思想。
http://twitter.com/#!/TT65536/statuses/80863914845421568


04. 2012年1月07日 06:17:36 : aXjm3paVkE
ネグリの著書は含蓄に富むが、
日本の政治家は信用ならない。

05. 2012年1月07日 07:36:06 : 8v2FYsbOm5
>>04
選挙で落とすことができない官僚はもっと信用ならない。

その官僚による支配を打破するには、
国民が選挙で選んだ政治家ががんばってもらわなくてはならない。
それが議会制民主主義だ。

猪口孝先生の80年代風ターミノロジーをまねるなら、
現代日本政治経済は「財務省主導裁量型恩顧主義」として特徴付けられる、
誰も幸せにならない体制。
http://twitter.com/#!/junsaito0529/status/152392053404344321
日本の恩顧主義的な徴税制度をみると、
発展途上国的にインフレ課税した方が現実的だと思うことが多い。
比較政治学のステイティズムはあまり好きな概念じゃないんだけど、
日本は「弱い国家」、ウィーク・ステートの分析枠組みで見た方がいろいろなことが芋づる式に分かる。
http://twitter.com/#!/junsaito0529/status/152396214871146496
増税の前にすることあるよなぁ。
歳入庁分離とか、納税者番号とか、公務員制度改革とか、日銀法改正とか。
なぜか不思議に議員定数削減なんて議論が出てくるところを見ると、
政治を弱体化して財務省だけ焼け太りという構図だよね。
http://twitter.com/#!/junsaito0529/status/152391531716820992
ですよね〜。税金の入りの部分の透明化をすれば良いのに、
旧弊を温存したまま増税というわけ分からないやり方ですよね。
QT@ YoichiTakahashi 歳入庁、番号、インボイスで20兆くらい増収で増税不要なのに
posted at 23:24:44
http://twitter.com/#!/junsaito0529/status/152394623493484545
もうね、日本の経済政策こっちの学生に説明するのが心底嫌になった。
だって恥ずかしいもん、本当に。
日本以外の国から来ているテクノクラートや、MBAの院生に、
恥を忍んで今までレクチャーしてきたわけですよ orz。。。
http://twitter.com/#!/junsaito0529/status/152397488484139010
こんな時に最大野党が谷垣総裁ってのがなぁ。
http://twitter.com/#!/junsaito0529/status/152399980320145410
エール大学・斉藤准教授

自民党政治の目的は、自民党・官僚・業界・学会(政官業学)のネットワークから生じた既得権益を死守するためであり、
その「既得権益を死守する」ことが目的。
民主党は、少なくとも政権獲得までは、自民党政権下の社会制度で既得権を持つ人と持たない人がいること自体を問題視し、
それを変えて、より公平で透明性のある社会を構築することが「改革」だと考えていたが、
その改革を進めることができていない。
これが現状だ。

政権交代してわかったことは、官僚機構がいかに強力であり、
これと戦って、マニフェストを実現するには、
政治側が頭脳(シンクタンク)と命がけの覚悟(逆らう奴はクビにする覚悟)を
持つことが必要だということだ。
でないと、官僚側の“ご説明”という名の高度な洗脳術、サボタージュなどに対抗することはできない。

(1)狡猾な官僚に対抗するには、官僚に対抗しうる政策立案能力をもったシンクタンクを持つこと。
これが一点。
(2)次に、マニフェストの実現に協力しない官僚のクビを切って、
マニフェストに協力する公務員や民間人を抜擢するという政治任用が必要。
これが二点目。

それがわかっただけでも、政権交代は正解だった。

■民主党政権の最大の功績は、日本の権力は我々が選ぶ政治家にはないとの事実を明らかにしたこと。
最大の罪悪は、選挙による政権交代という平和的かつ民主的手段で政治を変えるのは不可能ではないか
との疑念を国民に抱かせたこと。
選挙は傀儡選びにすぎない。
傀儡を責めても何も変わらない。
http://twitter.com/#!/namiheiAMURO/status/149859118813937664
経済学者、博士号Econ(ANU)、ティーチング:日本Econ(ソフィア)、
ファイナンスなど(Komazawa)フランスのsecurites会社


06. 2012年1月07日 07:41:28 : 8v2FYsbOm5
日本は官僚に支配されている。
官僚は国民が納めた税金や保険料を私物化している。
★「人間を幸福にしない日本というシステム」カレル・ヴァン・ウォルフレン(鈴木主税訳)
・「公式には民主主義国である日本が、なぜこれほど官僚に支配されつづけているのか−−
これは、日本の市民がつねに自問すべき最大の問題である。
なぜなら、官僚は選挙で市民に選ばれたのではなく、市民の選んだ代表によって任命されたのでもないからだ。
官僚は、政府の省庁につとめているというだけで、権力を手にしている。
彼等がこれらの省庁に入れたのは、たいていの場合、東大の入学試験に合格できたからにすぎない。
彼等は、国家の運営に必要な英知を東大で吸収できたとでもいうのだろうか。そんなはずはない。
東大にしても他の有名大学にしても、政治についてはずっと以前からひどく時代遅れの教育機関になっているからだ。
このような遅れた環境のなかでは英知は育まれない。」
・「日本では社会秩序が正義より重要視される。従って現状維持が何よりも重視されている。
社会秩序は、政治に関する日本人の考え方においては、当然のようにいいものとされている。
正義よりはるかにいいものと考えられている。
そのため、日本の司法制度には、社会に正義が行われるようとりはからう人間はあまりいない。
日本はうわべだけの民主主義国になっている。そうした構造のなかで多くの
『民主主義的』儀式が行われ、日本の市民を欺く偽りの現実が維持されている。
うわべだけの民主主義のなかで実際に機能している権力システムは、『官僚独裁主義』と呼ぶべきものだ。」
・「日本の社会現象をじっくりと観察し、欧米の先進工業国とくらべてみると、驚くべき事実に気がつく−−
日本には、政治に影響をもつ中流階級がほぼ完全に欠落しているのである。」
http://ac-net.org/common-sense/00b-wolferen.html
●日本には市民が存在しない。市民とは、社会のありかた自分も責任があること自覚し行動する存在のことである。
●日本では官僚が完全な権力を掌握し、社会の管理を使命と考えている。
●官僚には責任感responsibility はあるが、説明責任accounatbility が完全に欠けている。
それが日本社会の最大の欠陥であり、また、悲劇である。
●大新聞は、官僚を支持し架空の現実を作り出し市民社会を乗っ取ってしまっている。

■カレル・ウォルフレン氏は1994年に上梓した本の中で、
当時の大蔵省は無能であり、日本を破滅に導きかねないと述べている。
確かに90年以来20年間、日本経済は超低迷状態にある。
自民党+財務省の経済政策に大きな問題がある。
http://twitter.com/#!/h_hirano/status/109414981426085888
ウォルフレン氏がこの主張をしたのは前掲の本が出版された1994年ですが、
2011年の現在まで日本はずっとその状態のままなのです。
既に指摘しているように、日本は1990年以降経済の成長が止まっています。
このような先進国は日本だけです。
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、当時の大蔵省について、
次のような重要な指摘をしています。◇
日本の「事実上」の国策の指導者である大蔵省(財務省)の高官は無能である。
彼らには国の舵を取る能力はもはやない。彼らは日本を破滅に導きかねない。
(カレル・ヴァン・ウォルフレン著/篠原勝訳
『人間を幸福にしない日本というシステム』毎日新聞社刊)
第1-4章 民主主義に隠された官僚独裁主義(カレル・ヴァン・ウォルフレン)
104 日本はうわべだけの民主主義国になっている。
そうした構造のなかで多くの「民主主義的」儀式が行われ、日本の市民を欺く偽りの現実が維持されている。
うわべだけの民主主義のなかで実際に機能している権力システムは、「官僚独裁主義」と呼ぶべきものだ。
日本の独裁主義は特異な現象だ。なぜなら、私のよく知っている他の独裁政治体制とちがって、
権力が最終的に一人の人間もしくは一つの集団に集中していないからである。
日本の政治権力は拡散している。
政治権力は、官僚と経済界および政界のエリートの上層部というかなり厚い層に分散している。
そして、この分散した政治権力が日本の政治システムをつくっているのだが、社会が政治化されているために、
人びとは権力がどこから行使されているのか感じ取れない。実際、権力はいたるところから行使されているように見える。」
「官公庁で働く官僚と、業界団体や系列企業や系列銀行の高度に官僚化された幹部の両方をまとめて言い表す言葉が必要になる。
彼等は「管理者」(administrators )と呼ぶべきだろう。」
114 コンセンサス・デモクラシーという偽りの現実
日本の民主主義に関する偽りの現実は、いくつかの作り話からなっているが、
その最たるものは、欧米諸国の官僚は議会の支配を受けているが、日本の官僚は国民の代表の支配を受けなくてもいい、というものだ。
なぜなら、日本は「コンセンサス・デモクラシー(合意による民主主義)」の国だからというのである。」
119 日本の司法制度も官僚の手中にある
もう一つ忘れてはならない重要なことがある。日本の司法制度も、つまるところは官僚の手中にあるのだ。
日本の司法制度の最高機関である最高裁判所は、実際上は同裁判所の事務総局に支配されており、
その事務総局は法務省の保守的な官僚に支配されている。
これは、たいていの日本人が認識していると思われるよりはるかに深刻な事態である。
130 日本では社会秩序が正義より重要視される。従って現状維持が何よりも重視されている。
社会秩序は、政治に関する日本人の考え方においては、当然のようにいいものとされている。
正義よりはるかにいいものと考えられている。
そのため、日本の司法制度には、社会に正義が行われるようとりはからう人間はあまりいない。
http://ac-net.org/common-sense/00b-wolferen.html


官僚は、国民の不幸を望んでいる。「国民の不幸=官僚の利益」
■国の不幸を長期化させる霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」
山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]
▼「霞ヶ関」には国民の不幸が好都合なのか?
さて、日本にとっての諸々の課題を眺めてみて、一つの仮説に思い至った。
それは、「霞ヶ関」は、震災や円高、あるいはデフレのような困難をむしろ歓迎しているのではないか、
もう一歩進めて考えると、長引く困難を利用することが
彼らの「ビジネス・モデル」として定着しつつあるのではないかということだ。
▼たとえば、震災復興
ここでは、現役官僚の権限が強まることと、これを背景にして将来の天下りの機会が拡大することを、
霞ヶ関の「利権」と考え、利権を拡大することが彼らの利害に叶う「ビジネス」なのだと考えてみることにする。…
現金の交付(個人への直接給付)、特に複雑な手続きや審査が伴わない単純な見舞金支給は、
官僚(この場合、「霞ヶ関」と自治体両方だが)の「利権」につながらない。
現金配布は、子ども手当が「霞ヶ関」に憎まれたのと同様、利権にならないばかりか、
他の利権に活用すべき予算を圧迫する。
従って、「霞ヶ関」としては、菅前首相をたきつけて(或いは、有効な手立てを教えずに)、
具体策がまとまりそうにないメンバーで東日本大震災復興構想会議のような会議を作って
時間を稼いだのではなかろうか(こちらは、私の仮説だ)。
また、「霞ヶ関」としては、震災からの復興は増税のための仕掛けを仕組みたい重要なイベントだった。
このためにも、直ぐに国債で資金調達できてしまう即効性のある復興作業ではなく、
「財源」の議論と並行して、復興のあり方がぐずぐず論じられる展開が好都合だった。
▼「円高」利用は完成されたモデル
では、「円高」はどうか。…
これは税金(政府資産)を使った一種の空洞化支援ではないのかという疑問が新たに生まれたことに加えて、
今度こそピン!と来たのは、「ああ、これは『霞ヶ関』の利権拡大の手段なのだな」ということだった。
どういうことか。
先ず、この図々しくも円高対策を名乗る資金を扱う組織
(外為特会の外貨を使い海外投資を支援する数兆円規模の基金の構想)だが、
新しく基金を作るならポストが増えるし、JBIC(国際協力銀行)がまとめて扱うとしても、
JBICの案件と、従って権限を大幅に拡大し、これは、財務省の国際派人脈にとっては、豊かな利権の源になる。…
対象企業は、財務省OBが「行ってもいい」と思えるような世間体のいい大企業が中心だろう。
しかも、融資や出資は条件審査が複雑だから裁量の余地がたっぷりある。
円高という「苦難」に対して、海外投資を支援する基金のような仕掛けを「対策」を名目に導入し、
「霞ヶ関」側では「利権」を拡大・確保する。
これは、「ビジネス・モデル」として既にパターン化されているものの、典型的な応用例なのではないか。…
「霞ヶ関」は円高を困ったことだとは思っていないのだろう。
政策批判を多少受けたり、市場介入のための根回しに汗をかいたり、介入自体が十分効かなくて恥をかいたりしても、
それらは所詮「お仕事」の一コマに過ぎないし、円高の困難が続く方が上記のように「利権」を拡大できるのだから、
むしろ彼らの利害の上では円高歓迎ではないのか。
付け加えると、円高になっても公務員の雇用は安泰だし、彼らの報酬は硬直的なので、実質所得が増す。…
 政治や経済への関心がある方の殆どが、「日本では、何に対する対応も信じられないくらい遅い!」と腹を立てたり、
絶望したりされているのではないかと拝察するが、支配的集団である「霞ヶ関」のビジネス・テンポが影響しているので、
やむを得ない側面がある。
ここでは詳しく触れないが、利益集団であり実質的なビジネス体である「霞ヶ関」には
特定個人の支配者なり黒幕なりがいる訳ではなさそうだ。
人事制度的に彼らのメンバーが固定的である(実質的に40年以上の長きにわたって、お互いの面倒を見合う、
固定メンバーの利益集団でこれだけ大規模なものは他にない)ことから、
競争力・影響力を持ち、且つ長年にわたって形成・純化された、幾つかの自生的な行動ルールが、
おそらく「官僚支配」といわれるものの正体だろう
(想像するに、回遊魚の群れやオキアミなどの群れの振る舞いを規定するルールに近い少数の行動原理なのだろう)。…
ポイントは、個々の官僚の意図や倫理観の問題ではなく、官僚集団の利益に着目した時に、
国民が直面する不幸をむしろ歓迎する「利害」が存在することだ。
この利害は、国民の不幸の解消に「霞ヶ関」(本石町辺りの金融子会社も含む)が不熱心であることの原因になりかねないし、
下手をすれば国民の不幸の積極的な長期化につながりかねない。この構造は変えた方がいい。…
もちろん、仮説だから間違っているかも知れないし、むしろ、この仮説が間違いである方が嬉しいくらいのものだ。
仮に、官僚による裁量の余地が少ない現金による再分配がスピード感を伴って広く行われたり、
デフレと円高をもたらしている金融政策と財政政策のミックス
(筆者は、現在のデフレに関して、日銀だけではなく、財政政策にも問題があると考えている)が
有効なデフレ対策に向かって直ちに修正されたりするような「嬉しい反証」があれば、今回の仮説は、喜んで撤回する。
それまでは、折に触れて、この仮説を思い出しながら、脚本家(官僚)達の利害を推測しつつ、
(主に政治家が演じる)田舎芝居を見物することにする。(後略)
http://diamond.jp/articles/-/14090?page=6
■一般国民は、官僚の奴隷。
小沢の秘書三人がめでたく有罪となり、役人とマスコミは狂喜乱舞しているわけだ。
これで連中の既得権益を脅かす勢力の粛清におおよその目安がつき、
特別会計、天下り、特殊法人、補助金、公務員の過剰給与、クロスメディア、記者クラブ、
電波廉価使用、企業団体献金を廃止だの禁止だのやかましいことを言うヤツはいなくなる。
いずれにしろ、腐敗利権の一掃をこれほど具体的な政策として掲げたのは故・石井紘基と小沢一郎だけだろう。
今回の冤罪事件は、公権力と法曹官僚が一体であり、対抗勢力は抹殺されるという、
体制がとんでもない人治国家であるという証左だ。
役人は旧来以上にお手盛りで高額給与を貪り、天下り枠を拡大し、退官後の不労所得を磐石とする。
特殊・公益法人の運営原資である特別会計も使い放題だ。
マスコミは電波の廉価使用と情報寡占を担保として安定経営を目論む。
米国は外為特別会計の自由度を絶対化し、米国債という空手形で日本国民の資産をさらに収奪する。
財界は団体献金という合法収賄により費用対効果を鑑みながら効率的に政界工作が可能となる。
つまり、政官財米報が連衡する支配勢力の圧勝であり、社会格差を克服すべき階級闘争は頓挫し、
既得権益者の’くびき’が完全に吹き飛んでしまったわけだ。
これらエスタブリッシュメントへ傾斜される社会資本は、
一般国民を犠牲とするすさまじい搾取の産物だというのに、
当事者は認識もなく家畜のように飼いならされている。
http://alisonn003.blog56.fc2.com/blog-entry-108.html
■一般国民は、官僚の奴隷(2)
この国の社会資本配分は完全な詐欺だ。幾度もエントリーしたのだけれど、
国税と地方税の総計≒70兆円は人事院勧告準拠者700数十万人の給与、福利厚生、償還費、補助金で全額が消えていく。
こんな馬鹿をやっているから、おそらく今後4、5年で公債総額は個人金融資産1500兆円と拮抗し、限界水域に達するだろう。
アダム・スミスが看破したとおり、公債とは国民の資産と租税を担保とした借金にすぎない。
亡国官僚は桁違いの増税と年金、医療、公共サービスの切捨てをもってランディングするという絵をきっちり描いているはずだ。
報道されることもないが、1100兆円に達する公的債務のうち推計260兆円は、
特殊法人へ貸付けた財投機関債(旧・財政投融資)によるものだ。
つまり天下り官僚と準公務員という特権階級への献上金としてこれだけ莫大な金が収奪されているわけだ。
原資は国民の資産である年金、郵貯、簡保の積立金だよ。
本来、出資者として配当を受け取るべき国民が、財投債の金利まで負担し、
租税として徴収されているのだからおめでたい限りだ。
特殊法人はなんら生産活動を行っていないのだから、早晩、この元本までをも租税で償還することとなる。
さらに遡及すれば、国債の9割近くは国民が市中銀行に預けた貯金で消化されている。
国民の預貯金で公債を金に換え、国民が納める税金で元本償却を行い、公債金利を払っているわけだ。
国債も財投債もスプレッドに変わりは無い。つまり国民は四重にも五重にも搾取されている。
プラトンの「洞窟の寓話」(Allegory of the Cave)のように、
生まれながらの奴隷は奴隷であることの自覚すらもないのだね。
http://alisonn003.blog56.fc2.com/
つくづく官僚が全てを牛耳っているわけだ。
司法、立法、行政、財政、外交、防衛、おおよそ国家の上部構造、
つまり包括的権力が官僚によって掌握され、民意が反映される余白は皆無に等しい。
国家システムのソースコードは官僚機構の肥大化と不労所得の恒久化に他ならない。
もう100回くらい書いているのだが、3万人近い役人が天下る約4600の特殊・公益法人、
そのグループ企業へ投じられる補助金は年間12兆6000億円だ。
つまり、「天下り手当て」として復興財源を上回る予算が毎年つぎこまれている。
連中は公益事業と称するが、なんらの付加価値も創出しておらず事業実態など無い。
それどころか税金を投じて傘下に系列企業群を設立し、
さらに役人が天下り、莫大な役員報酬を得、随意契約で優先的に業務を発注し、民業を圧迫している始末だ。
これらの官製グループ企業は約3000社にも達する。
つまり市場経済において社会主義経済が実践されているわけだ。
スターリンも毛沢東も真っ青だろう。
原発事故により国家は存亡の瀬戸際にあり、過酷な税負担により庶民が加速的に疲弊するなか、
このふざけた利権構造の解体は俎上にすら上がらない。

■マスコミはすでに国民の敵だ。
あきれるほど官公庁主導のもとに斉一なプロパガンダを垂れ流す宣伝機関と化している。
急速に旧媒体が凋落し、視聴率、部数、広告減に歯止めがきかない以上、
行政府に阿り優遇措置を受け、再販制度、記者クラブ、電波廉価使用の
既得権益を死守するしか生き残りの方策がないわけだ。
新聞各社は媒体製作や広告事業を行う膨大な系列企業を抱えているのだが、
これら近年の決算は惨憺たる状態であり、複数年連続の赤字を垂れ流し、
もはや事業の体をなしていない法人も数多い。
連結決算となり、不良企業群は新聞社本体のバランスシートをも直撃する。
もはやマスコミは自助努力によって再興できる余力などない。
原発事故の矮小化、増税肯定の世論扇動など、
報道が垂直統合的に省庁の意向を受け、統制されたものであることは語るまでもないだろう。
皮肉なことにネットが媒体産業を侵食した結果、統治と報道の一体化、
つまりナチズムの復古を加速させたわけだ。
「支配構造を隠蔽し、いかに民衆の認知錯誤をもたらすか」、
報道機関のテーゼはこの一文に集約される。
http://alisonn003.blog56.fc2.com/blog-entry-100.html

【新聞社さんへ】 学歴社会を批判して、自社は大卒のみ採用。
格差社会を批判して、自社は下請けからピンはね。
派遣労働を批判して、派遣を使い捨てる。
隠蔽体質を批判して、自社の不祥事はもみ消す。
談合社会を批判して、記者クラブで馴れ合う。
普通の人間なら、こんな奴を誰が信用するよ
http://twitter.com/#!/yamagen_jp/status/154399198685577216
官僚と大マスコミこそがもっとも信用ならない。


07. 2012年1月07日 09:14:39 : aXjm3paVkE
>>05
選挙で落とすことができない官僚はもっと信用ならない。

官僚ももちろん問題ですが、
マスコミが世論誘導する日本において民主主義が機能しているとは全く思えない。よ
最低限中選挙区制にもどさないと、ポピュリズムからは抜け出せない。


08. 2012年1月07日 10:52:17 : vGUJXe5VwQ
民主主義とは、政策決定プロセスの問題だけでなく、実行プロセス、
評価検討プロセスのすべてのサイクルを含むことと、
完全な情報公開を前提にしなければならない。

投票行動だけをみれば、ネットの発展によって、直接民主主義的なことも
可能になっていきている。もちろん、アメリカの投票システムのように
不正が入り込み可能性があるので、システムのチェックは重要である。

問題は、政策提案。いまの日本は、官僚が政策から実行、評価まで独占している。
では、すべての人が政策提案できるか?現実は、政策選択になってしまうのが、
いまの民度であろう。
そうすると、マスコミなどによる情報操作、洗脳が問題になる。


09. 2012年1月07日 11:54:20 : rWmc8odQao
子安宣邦氏
「この朝日のインタビュー記事は参考になる。国際政治学教授(白石隆氏)の発言が機械よりも無意味で、悪質になるのはいかにしてかをわれわれに教えるからである。彼は機械がとらえない何かをこの世界に、この日本に見ることがないからである。
 ネグリは、昨日の朝日のインタビュー記事で、それを「火」といった。
 「火」とは、危機に直面する世界各地の苦悩と怒りが点じていく火だ。今朝の(白石隆氏の)最低のインタビュー記事が、昨日の(ネグリ氏の)最上のインタビュー記事をここに引く機会を与えてくれた。「確信しているのは、大草原に火を放つような、そういう「火」が世界各地に存在しているということです。」
https://twitter.com/#!/Nobukuni_Koyasu/status/154741956315066369
https://twitter.com/#!/Nobukuni_Koyasu/status/154744236280000513

「政府が運動を抑圧しなかったことに注目してください。」その通りだと思います。生活に不満がある人に「我慢しろ」と抑圧するのではなく、彼らと開かれた関係を作り、彼らの潜在的な力を引き出す…
たしかに理想的です。確かに新しい民主主義かもしれません。


10. 2012年1月07日 13:34:59 : VakF4nKSH2
投稿主=01=veRprB89q2
>第6条の2で,またも唐突に「知事は、府立高校の目標を設定する」とあります。

あなたの書いていることは捏造です。
あなたは捏造をして恥ずかしくないのですか?

第6条の2にあるのは、
「知事は、府教育委員会との協議を経て、高等学校教育において府立高等学校及び府立特別支援学校が実現すべき目標を設定する。」 

あなたは意図的に「府教育委員会との協議を経て」という部分を勝手に削除し、市長がまったくの独断で目標を決めるかのごとく捏造したのです。

一文の中の大切な条件を削除して示し、それを論拠とする。
これは完全な捏造です。


>この条例をつらぬく思想は、「王様の決めたことは正しく行え」というものです。

これも捏造ですね。

市長は王様ではない。
大阪市民による選挙によって、つまり大阪市民によって選ばれた大阪市の行政のトップです。
唯我独尊で延々と存在し続ける王様とは全く異なるものです。

そしてあなたが捏造して削除した「府教育委員会との協議を経て」目標を決めるのであって、市長が独断で決定するものではない。

さらに言えば、橋下は教育基本条例を公約として掲げて当選したのだから、教育基本条例の制定は大阪市民の意思と言えます。
つまり教育基本条例は市長の独断ではなく、市民の意思なのです。

以上のように、あなたの主張は捏造の嵐です。
あなたは捏造までして橋下市長を貶めようとしているわけで、卑怯千万以外の何ものでもない。

捏造までして叩こうとしているところからすると、改革を恐れる教育関係者なのでしょう。

あなたのような卑劣な人間を大阪市民は嫌っているのです。


11. 2012年1月07日 14:05:14 : aDiDCZHnys
>新しい民主主義を考える時期です。20万人、30万人の規模で「自分たち」
>を組織し、自分たちで自分たちを直接、統治する。そういう時に来ています。

全面的に支持します。
そのためにも制度的にはベーシックインカムで国家を極小化するべきでしょう。
日本の場合は民主主義以前に強大な官僚機構が問題。
その崩壊は時間の問題だけど、ソフトランディングさせることができるのか、それともハードランディングしてしまうのか、これがこれからの課題。
「消費税増税しなければ財政破綻」とあまりにしつこく脅されると、「いいからさっさと破綻しろよ」と思ってしまうけど、北朝鮮が案外長続きしてるように、冷戦後の官僚機構も案外長続きするかもしれないので、現状に対していろいろな立場から「ノー」を言っていくことを諦めるわけにはいかない。
デモとか小沢の流れからしてまだまだ希望は捨てられない。


12. 2012年1月07日 14:14:21 : VakF4nKSH2

>>10で指摘した通り、

投稿主=長岡京・豊= veRprB89q2 は、捏造をしてまで橋下市長を貶め、橋下改革を阻止しようとした。

誠に卑劣な行為だと言わざるを得ない。

だがこれによって明らかになったことは、捏造をしてまで橋下市長を貶めようとする投稿主=長岡京・豊 のような卑劣な勢力が存在するという事実だ。

大阪市民には、この事実をしっかりと見つめていただきたい。

捏造してまで改革の邪魔をする勢力を排除するためにも、教育基本条例の制定は必須なのである。

橋下市長には、このような卑劣な勢力に負けることなく、これからもこれまで通りの有言実行で進めてもらいたい。



13. 2012年1月07日 18:28:11 : veRprB89q2

10さまへ
ご指摘のとおり、第6条・2の正確な記述は、「知事は、府教育委員会との協議を経て、高等学校教育において府立高等学校及び府立特別支援学校が実現すべき目標を設定する」です。「知事は、…」以下の表現を省略し正確さを欠いたのは申し訳ありませんでした、お詫びします。この条文の本質は協議の経過の如何にかかわらず、教育目標の設定は、知事の専権決定事項だという点にあります。実際に橋下知事の頃、府教委側からの内容にかかわる相当数の指摘に対して、ほとんど協議らしい協議もせず却下しています(マスコミが伝える一部修正の受け入れとは、表記推敲のレベルだけとのことです)。そういう意味合いを簡潔に表現するため、簡略した表記をしました。捏造するという意図は誓ってありません。しかし、重要なポイントでしたから省略は軽率であったとのご指摘はそのとおりであり今後注意いたします。ただ、条文は、諮問機関の設置や教育現場で日々活躍する教員の考え方を汲み上げることには一切触れていません。条例全体を読んでください。教育という営みが、まるで、営利会社の業務遂行マニュアルように、知事→教委→校長→教員という上意下達の図式のなかでただただ機械的に記述され、服従しない者に対して詳細多岐にわたる厳しい罰則を定めています。過去の専制国家の王様でも、最低限形式的には側近の声を聞くだけは聞いたしょう。条例全体から見れば、6条・2の「協議」という言葉には軽い印象しか感じとれません。実際、橋下氏は「協議を経る」ことについての収穫はまったく語らず、「決めるのは唯一の公選職だ」というフレーズを好んでよく使います。複雑かつ流動的で多様な社会にあって、教育の専門家でもない、たったひとりの職制トップが教育の目標を専権的に決める、これは、どう考えても局所的反動と言わざるをえません。公選職は確かに「王様」そのものではありえません。でも、先の大阪W選挙は私に言わせれば「王様の選挙」みたいなものです。〈少々荒っぽいけれど若くて元気な王様〉と〈既成のシステムに寄りかかった旬を過ぎた初老の王様〉、つまり、選択の幅が狭すぎたのです。ネグリ流に言えば、こういう言い方が既に時代遅れなのでしょう。もはや、候補者や政治家や政党の質の問題だけで議論する段階はそろそろ終わりにしなければならないのかもしれません。「維新の教育政策には反対だが、大阪都構想には賛成」という視点で「維新の会」を支持した人も多数いるはずですし、また、約4割の人々が反維新を支持しているという、もうひとつの現実があります。ネグリ氏の指摘のとおり、今の「民主的」選挙制度には、明らかに限界・機能不全が存在します。そうした状況下で公選職に過剰な権能を付与することに寛容になるのは危険です。いったん選ばれた公選職が王様のように振る舞っても、現行制度では引きずり降ろすのは至難なのです。ネグリ氏の言に照らせば、新しい民主主義の可能性は、強力なリーダーシップをもった政治家のもとで行なわれる「改革」を支援することではなく、「独自性をもった自律的な個人」が、既存の社会的装置をとおして、直接参加への可能性を模索したり、まったく新しい参加や表現の方法を試みる方向にあるのだと思います。
(続く)


14. 2012年1月07日 19:24:51 : poZAhf6qUk
>大阪市民による選挙によって、つまり大阪市民によって選ばれた大阪市の行政のトップです。

仮に圧勝しても、7−3か6−4か知らないが負者側の人口も膨大にいる。
結果で一挙に橋下に靡いているマスコミが問題なのだ。
そして投票行動はいつもそのマスコミが誘導する。

欧米の民主主義に比べて全く奇怪な循環構造が存在している。
これが民主主義なのか?


15. 2012年1月07日 20:10:00 : VakF4nKSH2
>>13
>重要なポイントでしたから省略は軽率であったとのご指摘はそのとおりであり今後注意いたします。

つまり意図的な改ざんを認めて謝罪したわけですね。
了解しました。
今後こういう姑息な手法は取らないでください。


>たったひとりの職制トップが教育の目標を専権的に決める

勝手な思い込みですね。
「府教育委員会との協議を経て」決めるのだから市長の勝手な独断とは程遠い。
『協議という言葉には軽い印象しか感じとれません。』というのもあなたの個人的な思い込みにすぎません。

橋下市長は、公約を掲げてその公約実現のために選挙で選ばれ、市民の付託を受けたのです。
市民から何の付託も受けていない教員の独断などではなく、市民から付託された市長が最終決定者であるのは民主主義の理念によほどかなっています。


> 「維新の教育政策には反対だが、大阪都構想には賛成」という視点で「維新の会」を支持した人も多数いるはずです

これもあなたの個人的な思い込みにすぎない。

繰り返しますが、橋下は教育基本条例を公約として掲げて圧勝当選したのです。
公約の教育基本条例を制定しないことは、逆に市民への公約違反、約束違反となります。

つまりあなたの論は、自分の好まない公約を遂行するなとダダをこねているだけなのです。
これはアントニオ・ネグリ氏の「新しい民主主義」以前の話で、論外です。



16. 2012年1月07日 20:25:18 : veRprB89q2

投稿者の追記、その3(NO.1、NOが投稿者の追記、その1、その2です)…

コメント欄のNO1に「教員基本条例」と記しましたが、正しくは「大阪教育基本条例」です。「教員」ではなくて「教育」でした。誤記をお詫びし、訂正させていただきます。ただ、言い訳がましいですが、この「教育基本条例」、用語の定義や関連法規引用などの形式的記述を除くと、教員の管理・統制・処分にかかわる詳細な記述が膨大で、条例全体の中で占める割合が過剰すぎるのです。大学入試で、この条例文を示して、「適当な題名をつけよ」とあれば、たいがいは「教員服務基本条例」みたいな命名をすると思います。ちなみに私なら、「教員の軍役的規律を確立する条例」と名付けますね。内容からしてこのほうがピッタリします。
繰り返しになって恐縮ですが、古今東西、こんな異様な法規は珍しいと思います。圧巻は21条からです。21条以下42条まで、「教員等」の「懲戒・分限処分に関する運用」を、うんざりするほど長々と書きつらねています。更に驚くのはは「別表」です。「別表1」で懲戒処分基準を73項目、「別表2〜6」で分限処分基準を28項目、あわせて101例の処分該当事例をあげています。教員に対しても、それなりの規律を求めるのは必要かもしれませんが、除夜の鐘に近い数まで細かくあげるのは理解に苦しみます。別表1・42項「放火をした教員等は免職」、同・43項「人を殺した教員等は免職」、こんな例示が延々と並べてあります。
そのいっぽう、教員が所属学校の教育目標の設定や実現にかかわる記述は一切ありません。目標の設定は、知事がひとりで好きなように決め、府教委(参謀本部)→校長(連隊長)→副校長(中隊長)→首席教員(小隊長)→一般教員(兵隊)の命令系統によって教育目標を実現していくという、まるで子どもの兵隊ごっこを連想させる、ルールとも名付けるに値しない駄文の見本、「教育基本条例」とはそういう代物だと思います。

以下の意見書は参考になりました…

大阪教育基本条例全条文
「大阪教育基本条例(案)に反対する意見書」〜大阪京橋法律事務所弁護士・大前治

http://osakanet.web.fc2.com/kyoikujorei.html

(続く)


17. 2012年1月08日 00:38:49 : esmsVHFkrM
>>13氏は非常に誠実な人だ。

「この条文の本質は協議の経過の如何にかかわらず、教育目標の設定は、知事の専権決定事項だという点にあります。実際に橋下知事の頃、府教委側からの内容にかかわる相当数の指摘に対して、ほとんど協議らしい協議もせず却下しています(マスコミが伝える一部修正の受け入れとは、表記推敲のレベルだけとのことです)。そういう意味合いを簡潔に表現するため、簡略した表記をしました。捏造するという意図は誓ってありません。しかし、重要なポイントでしたから省略は軽率であったとのご指摘はそのとおりであり今後注意いたします」

とその意図せぬ簡略化の軽率さについて率直に非を認め詫びている。

それに対して、>>15氏の対応はきわめて高慢だ。

「つまり意図的な改ざんを認めて謝罪したわけですね。
了解しました。
今後こういう姑息な手法は取らないでください」

である。「意図的な改ざん」だと決め付けた上で、「今後こういう姑息な手法は取らないでください」と上から目線で注意しているわけだ。

13氏の誠実な陳謝に対してこのように高慢に応じるのはいかがなものかと思うが、このように振舞う>>15氏というのはどれほど高潔な人物なのであろうか。

あ、なんだVakF4nKSH2氏じゃないか。

VakF4nKSH2氏はそんなに偉そうにできるのかな。自分自身が捏造文書を根拠に他人を捏造だと批判した上に、その誤りを指摘されても、それを認めず陳謝もしていないじゃないか。これこそ姑息というんじゃないのか。ほら、あの池田信夫の捏造朝日謝罪広告のことだよ。

VakF4nKSH2氏は、別板(「慰安婦問題が迫る我が国の戦後体制の総決算 天木直人」http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/703.html?c33#c33)において、池田信夫の2007年4月1日付けのブログに掲載された朝日謝罪社告なるものを根拠として、従軍慰安婦問題は朝日新聞の捏造であり、そのことは朝日自身も認めて謝罪しているから確かだとの主張を行った。しかし、別コメで直ちに、この朝日謝罪広告なるものは、池田信夫がエイプリルフールのために捏造した嘘の社告であるとの事実が指摘され、VakF4nKSH2氏の主張が虚偽であることが暴露された。これは論拠が捏造文書だと知らずにやったとしたら軽率だが、知っていてやったとしたら姑息どころか卑劣で邪悪だ。ところが、このVakF4nKSH2氏は、自分の主張が虚偽であったことを認めないばかりか、池田信夫の朝日謝罪社告がエイプリルフール偽造社告であることすら認めず、なんら釈明も陳謝も行わないまま姑息にもその板から去ったままである。

そのVakF4nKSH2氏がここで、意図せぬ簡略化の軽率さについて率直に非を認め詫びている人に対して、「意図的な改ざん」だと決め付けた上で、「今後こういう姑息な手法は取らないでください」と注意を与えている。驚きだ。何という不正義だ。

他人に対してそのような態度をとるのであれば、まず、自分の行いに対して正しい態度を取るべきではないのか。自分の行い、すなわち、偽造文書を根拠に行ったうその主張に対して、まずその非を認めた上で、率直に陳謝すべきではないのか。ちょうど>>13氏が誠実にやったように。

今からでも遅くはない。13氏の陳謝を受け入れるのであれば、まず、自分の過去の姑息な手法について陳謝するのが人としての正しい道だ。

さあ、みんなが見ている。偽造文書を根拠として平然と虚偽の主張をおこなったこと、それを指摘されてもその非を認めなかったこと、陳謝を誠実に行わなかったこと、以上について、ここで陳謝の模範を見せてもらいたい。

VakF4nKSH2氏の捏造文書を使用した虚偽の誹謗についてより詳しく事実をお知りになりたい方は、「慰安婦問題が迫る我が国の戦後体制の総決算 天木直人」http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/703.html?c33#c33)板の16コメ以降をご参照願いたい。

>>13氏はその人間としての誠実さをすでにお示しになったが、>>15 VakF4nKSH2氏はどうであろうか。

さあ、VakF4nKSH2氏、どうぞ。


18. 2012年1月08日 04:12:17 : veRprB89q2

投稿者追記、その4

 03氏のベーシックインカム構想についての諸情報、参考になりました。医療システムや社会保障制度は、大資本(製薬会社や医療器具会社など)・利害関係団体(医師会、大病院や調剤薬局組織など)・官僚組織(厚労省と外郭団体、その他)などが、強固なスクラムをくみ、利権の巣窟と化しているのは、よく指摘されるところです。いっぽう、制度の管理下にある人々は、基本的に組織されない弱者です。前者は必然的に、ネグリのいうところのに近い性質をもちますが、多様で必要な権利を主張するべき後者からはマルチチュードが生まれにくい状況があります。だからこそ、利権の温床となるのでしょうが、ここを何とかしない限り、消費税増税なんか尚早であるはずです。では、何とかできるのか、情報さえあれば、相当に何とかなるはずだと思っています。私が実際に体験した身近な事実でお話しましょう。以前、不眠に悩まされて、お医者に行きました。初診料と処方箋料など、医院に2000円ほどの実費を支払い、調剤薬局で「マイスリー」という睡眠導入剤をもらったのですが、以下、その明細をそのまま紹介したいと思います。
 
 マイスリー錠5mg10錠・薬剤点数ー50点
 頓服薬調剤料点数ー21点
 向精神薬加算ー8点
 自家製剤加算ー90点
 調剤基本料ー75点
 薬剤服用歴管理指導料ー30点
 薬剤情報提供料ー15点
 後発医薬品調剤体制加算ー1点
 合計点数ー290点、負担金額ー870円
 
 若干の解説が必要でしょう。「自家製剤加算」の90点とは、5mgの錠剤10錠を二分割する手間賃なのです(まず半分飲んでみましょうという医者の指示です)。10粒の薬をふたつに割るだけで900円なのです。薬には真ん中に切り込みがあり、ほんの2〜3分の作業です、900円は度外れに法外と言わざるをえません。包装ずみの錠剤を10個用意することは単純作業ですから、そもそも、調剤基本料の750円だけでも高すぎると思うのですが、頓服薬調剤料や向精神薬加算は不当極まりない加算です。これらは、手作業で粉薬をひとつひとつ包装していた大昔の薬剤料金体系がそのまま残っている、文字どおりの前世紀の遺物なのです。更に、薬剤情報提供料とは、「お薬手帳」に貼るシールのことです。あのペラペラのシールが150円です(薬の効能や副作用を書いた説明文書は無料です、シールは不要と言えば二回目からは発行しません)。眠剤をもらうため、医院に2000円程度、薬局に870円の実費を支払ったわけですが、保険負担を加えると実に10000円近い費用がかかっているのです。ずいぶん細かい話をしてきたようですが、表面にあらわれた日常の小さな事実を見るだけでこんな無駄があるのです。医者は、マイスリーという眠剤は間違って大量に飲んでも生命に危険のない安全な薬だと言います。ならば、そうした薬はもっともっと大量に市販薬にするべきです。それだけで全体レベルでは大きな無駄が削れます。
 会社四季報を見れば、製薬会社や調剤薬局チェーン店がボロ儲けしていることがわかります。個人の調剤明細書からだけでも大きな無駄が見えてくるのですから、医療のの全貌が明らかになれば、利権と利潤に支払われる巨大なコストの存在が明瞭に見えてくるに違いありません。以下は、やや乱暴な試算ですが大きな間違いはないと思います。

 医療世界の日本地域限定が搾取する概算推定金額〜
 1.調剤薬局制度が吸い取る不当な金額 …… 5千億円
 2.医師優遇税制廃止による新たな税収 …… 1兆2千億円
 3.大手製薬会社の過剰利潤・過剰開発費 … 5千億円
 4.利権を隠蔽する官僚組織の外郭団体費 … 3千億円
 5、医療システム改革によって削れる無駄 … 1兆円
 算定根拠〜
 1.現在、薬剤の殆どが個別包装の錠剤であり、専門的な調剤技術は不要。調剤薬局制度は段階的に廃止するべきです。過渡期間はコンビニなどで取り扱うので十分。コンビニの利潤は現在の薬剤料そのものに常識的な利益を加えるだけで採算がとれます。
 2.医師24万人に一人あたりの概算軽減税額500万円を乗じた金額。
 3.東証上場の製薬会社の2012年度予想営業利益は会社四季報によると1兆69億円、ただし、製薬会社以外の医薬品利益や非上場会社の利益などを含めると、更に巨額な利益があるとみるべきで製薬会社は明らかに儲けすぎです。また、過当競争による研究開発費の増加も尋常のレベルを超えています。
 4.これは控えめな推定。
 5.北欧諸国は電子カルテ導入によって重複検査や過剰医療を制限して医療費抑制の効果を飛躍的に向上させています。経済効果だけでなく、これは患者の身体的負担の軽減にもつながります。北欧の医療改革に貢献しているのは日本の企業ですが、当の日本はこの面で大きく遅れています。

 以上、医療世界のが搾取する金額だけでも3兆円もあるのです。のネットワークのすみずみに切り込み、巨大な官僚機構が隠蔽する利権の温床を精査したら、消費税増税が本当に必要なのか疑わしいと考えるしだいです。


 
 4.


19. 2012年1月08日 08:40:51 : VakF4nKSH2

>>17=esmsVHFkrM は、また大恥をかきにきたのかww

esmsVHFkrM は、捏造、捏造まがいのコメントを繰り返した挙句、言い訳ができなくなって最後には私に謝罪をして、大恥をかいた。

その証拠は下記である。

http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html#c45


つまりesmsVHFkrMは、捏造、捏造まがいの挙句、謝罪をし、大恥をかいた事実をゴマかそうとキャンキャン吠えているだけなのだ。

姑息で卑劣、かつ大笑いww


20. 2012年1月08日 09:53:27 : esmsVHFkrM
>>19>>15 VakF4nKSH2さん、

それがあなたの謝罪ですか。

意図せぬこととは言え、軽率な簡略化について率直に非を認め詫びている>>13氏の誠実さ、男らしさに対して何という女々しい、卑劣な振る舞いでしょうか。>>13氏に対して恥ずかしくないのですか。

特にあなたは、>>15において、>>13氏が「捏造するという意図は誓ってありません」と釈明されているのに、

「つまり意図的な改ざんを認めて謝罪したわけですね。
了解しました。
今後こういう姑息な手法は取らないでください」

と決め付け、「姑息な手法」とまで、さらにねちねちと執拗に非難を続けておられます。これ自体あなたの人間性を疑わせる異常な態度と言わざるを得ませんが、さらに、そのご本人が、捏造朝日謝罪社告を使用して従軍慰安婦問題を捏造だと主張したばかりか、その誤りを指摘されても、誤りを認めないばかりか、その論拠とした朝日謝罪社告そのものの捏造すら認めず、釈明も謝罪も一切せず逃げているとなれば、事態はまったく卑劣で醜悪です。

どうも、お忘れになったふりをしておられるようなので、もう一度あなたの主張の捏造の経緯を書いておきましょう。

VakF4nKSH2氏は、別板(「慰安婦問題が迫る我が国の戦後体制の総決算 天木直人」http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/703.html?c33#c33)において、池田信夫の2007年4月1日付けのブログに掲載された朝日謝罪社告なるものを根拠として、従軍慰安婦問題は朝日新聞の捏造であり、そのことは朝日自身も認めて謝罪しているから確かだとの主張を行いました。しかし、別コメで直ちに、この朝日謝罪広告なるものは、池田信夫がエイプリルフールのために捏造した嘘の社告であるとの事実が指摘され、VakF4nKSH2氏の主張が虚偽であることが暴露されました。これは、論拠が捏造文書だと知らずにやったとしたら軽率ですが、知っていてやったとしたら姑息どころか卑劣で邪悪だということになります。ところが、このVakF4nKSH2氏は、自分の主張が虚偽であったことを認めないばかりか、池田信夫の朝日謝罪社告がエイプリルフール偽造社告であることすら認めず、なんら釈明も陳謝も行わないまま姑息にもその板から去ったままです。

さらに記憶を新たにしていただくために、そのあなたの問題のコメである同板中の16を以下に引用します。

「16. 2011年12月19日 17:01:28 : VakF4nKSH2
>>14
>やったことをほとぼりが冷めてからのうのうと否定して

ほとぼりも何も、日韓基本条約の締結時には、慰安婦が違法だったなどと言う話はまったくなかった。
そんな話が出たのは、朝日新聞の捏造記事によってだ。

その朝日新聞の捏造については、下記を参照。
朝日新聞自身が自らの捏造を認めて謝罪しているのだ。

http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/683.html

つまり慰安婦問題の発端は朝日新聞の捏造記事であり、捏造であることは明らかになったのだから、そもそも無理筋のイチャモンだったわけだ。

以上のように捏造してまで、日本から金をゆすりとろうとする韓国。
韓国はただのゆすり屋にすぎない」。

全文です。どうでしょうか、思い出されたでしょうか。

そこで、再度あなたの人間として誠実さを賭けて、お伺いします。

あなたは、>>13氏の意図せぬしかし軽率な簡略化を、ご自身の>>10コメにおいて「捏造をして恥ずかしくないのですか?」と責め、>>13氏を「あなたのような卑劣な人間」とまで断罪し、>>13氏による誠実で男らしい謝罪があった後まで、「意図的な改ざん」だと断定し「姑息」だとまで評しておられます。それでは、あなたご自身の捏造社告を根拠とした別板における16コメについてはどうなのでしょうか。

これは、「捏造」ではないのですか。
これは、「恥ずかしくないのですか?」
これは、「卑劣」ではないのですか。 
これは、「姑息」ではないのですか。

さらにあなたの場合は、13氏があなたの指摘に対して直ち勇気を奮って男らしく率直に過ちを認め謝罪しておられるのに対し(私は13氏の勇気と誠実さに胸を打たれる思いです)、あなたの場合は、そのコメの誤りを指摘した後でも、その誤りも認めず、根拠として使った文書が偽造であることも認めず、わけのわからないことを言いながらその板から消えることで自体をうやむやにしようとしておられます。

このような人間こそ「卑劣な人間」ではないのですか。

以上について、誠実なご回答を求めます。あなたが誠実で勇気のある人間であるならば、>>13氏がすでに行ったように、率直にその非を認めて、心からの謝罪をするものと期待します。

なお、あなたの>>19コメにおける私自身に対する言及、

「esmsVHFkrM は、捏造、捏造まがいのコメントを繰り返した挙句、言い訳ができなくなって最後には私に謝罪をして、大恥をかいた」

ですが、事実と異なります。これはその板そのもの(http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html?c57#c57)をごらんいただければ一目瞭然ですが、あなたが、すべての人がそれを見に行くわけではないという一般的な傾向に依拠して厚顔無恥にもデタラメを言い続けるようなので、はっきりしておきたいと思います。

事実は以下の通りです。

あなたが、同板の41コメにおいて、

「> 過去においては、日本軍即ち日本の国家としての関与についても捏造だとのお立場だったと記憶する。

そんなことを主張したことは一度もない」。

と、長いやり取りの後やっとお答えになったので、私は、議論を行うものの礼儀を尊重する態度をもって41コメにおいて次のように申し上げました。

「『日本軍即ち日本の国家としての関与についても捏造』などと言ったことは一度もない」

とのことだが、私は自分の記憶に頼って書いた。したがって「記憶する」と書いた。君がそんな事実はないというのならそうだろう。私は当事者の言い分を信用する。記憶違いをお詫びする」

これに対してあなたは、45コメにおいて

「>記憶違いをお詫びする。

間違いを認めたわけだな。
だが、簡単に詫びて済むことではない。
確認すればすぐわかることを確認もせず、しつこく主張したことは捏造に近い」

と断罪された上で、この板の>>19コメのように言い立てておられるわけです。

私は「記憶する」と書いたにもかかわらず不要の「お詫び」をしたことを、議論の例にかなうものとして一切恥じておりませんが、たとえ礼儀を重んじるといってもあなたのような人に対して、いささかでも「お詫びする」などと言ってはいけないのだなと「人を見て法を説け」との教えを改めてかみ締めるばかりです。

この点は、あの誠実で勇気ある>>13氏についてもいささか危惧しております。13氏の謝罪はまことに誠実で責任ある議論を行うものが当然取るべき立派な態度であるにしても、相手が悪かったんじゃないだろうか。私と同じで、>>19コメのように「ないことないこと」の宣伝に悪用されるのではないか。そういった危惧です。

まことに誠実な人間はVakF4nKSH2氏のような人を相手にするときは、通常ありえないような馬鹿げた心配までしなければならないとは、まったく理不尽なものです。

さて、

VakF4nKSH2さん、

あなたの番です。みんなが注目しています。

あなたは、あなたがやったことについてはあくまでも口をつぐんでうやむやにするつもりですか。その主張が誤りであり、その論拠が捏造であったことを、あくまで認めないのですか。捏造の論拠をもって他人を捏造だと非難したのですから、それがまったくの誤り、すなわち、その主張自体が捏造だと証明された今、当然の謝罪は行わないのですか。

あなたにも>>13氏と同じような誠実さと勇気があることを見せてください。

謝罪をお待ちします。


21. 2012年1月08日 10:12:17 : VakF4nKSH2

>>20=esmsVHFkrM は、esmsVHFkrM は、捏造、捏造まがいのコメントを繰り返した挙句、言い訳ができなくなって最後には私に謝罪をして、大恥をかいた。

その証拠は下記である。

http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html#c45


つまりesmsVHFkrMは、自分が大恥をかいた事実をゴマかそうとキャンキャン吠えている負け犬にすぎないのだ。

大笑いであるww

esmsVHFkrMの捏造はあまりにもひどく、私以外のyeZ5OFsh2wさんやjvKpfwC58MさんからもesmsVHFkrMは大きく非難されているほどなのだ。

http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html


以上のように捏造、捏造まがいのコメントを繰り返すesmsVHFkrMは、阿修羅の恥である。


22. 2012年1月08日 11:31:40 : lRYfivAqeo
Vakaよ!!!お前が阿修羅の大恥だ!!!

チョロチョロ出てきてイチャモン付けるきち外野郎!!!

妖怪共のパシリポチ!!!反省も、謝罪もしない悪盗検察、ナンチャッテ裁判官
屑無能マスゴミと同じ類だ!!!!妖怪組織殲滅だ!!!

Vakaが喚きだす時は、妖怪組織がビビっている証拠ですよ〜〜皆さん!!!


23. 2012年1月08日 11:57:42 : esmsVHFkrM
>>21.VakF4nKSH2さん、

驚いています。これが>>13氏の意図せざる軽率な簡略化を「捏造」と決め付け厳しく指弾した人の言葉なのでしょうか。

最後に、お伺いします。VakF4nKSH2さん、本当に、私の>>20に対するあなたの最終的なお答えが>>21であるということでよろしいのですね。

これはあなたの名誉がかかっていることなので、慎重になりたいと思います。


24. 2012年1月08日 12:14:35 : VakF4nKSH2
>>23= esmsVHFkrM

esmsVHFkrM は、捏造、捏造まがいのコメントを繰り返した挙句、言い訳ができなくなって最後には私に謝罪をして、大恥をかいた。
その証拠は下記である。

http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html#c45


ちなみに、esmsVHFkrMを非難しているのは私だけではない。

esmsVHFkrMの捏造はあまりにもひどく、私以外のyeZ5OFsh2wさんやjvKpfwC58MさんからもesmsVHFkrMは大きく非難されているのだ。

http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html


捏造、捏造まがいのコメントを繰り返すesmsVHFkrMは、生きていて恥ずかしくないのだろうか。



25. 2012年1月08日 13:12:47 : esmsVHFkrM
>>24でVakF4nKSH2さんからご確認を得ましたので、

というわけです。

私の>>17コメ以降のやり取り、即ち、>>19>>20>>21>>23>>24をご覧いただきたい。これらから明瞭に浮かび上がるのは、VakF4nKSH2氏という人がどのような人間かということです。

他人のミスは厳しく糾弾して「捏造」呼ばわりして非難もし謝罪も要求するくせに、自分の明らかな「捏造」については、その事実すら認めず謝罪もせず、ただ姿を消すだけでうやむやにすることに恬として恥じない、そんな卑劣漢です。

>>10>>12>>15で表明されるような見解はこのような卑劣漢によるものです。その表面で何が語られようが、どんな美辞麗句が用いられようが、その底流にあるのは、このような知性(の欠陥)と倫理(の欠如)です。

その点において、>>13氏の誠実さと勇気はまことに立派で賞賛の言葉もありません。「捏造するという意図は誓ってありません」というお言葉は魂の叫びです。誰も疑いません。言葉の中に13氏の人間の高潔さが輝いています。人は言葉尻でコミュニケートするのではありません。その全人格をかけて他人に訴えるのです。

せっかくまじめな意図を持って建設的な議論を期待して始められたこの板が、VakF4nKSH2氏のような卑劣で下劣な人間によって妨害されてしまったのは残念でしたが、それでも、VakF4nKSH2氏のような人間がどのような人間であるのかが、コメのやり取りの中に明瞭に顕現したこと、さらには、13氏の誠実さと勇気の前でその醜悪な正体を顕わにしたことは大きな収穫であったものと思います。

したがって、13氏におかれましては、あのミスをあまり悔やまずに、心ある人々はあなたとともにあるのだということをお心にお留めいただきたいと思います。

私は正義を愛します。それ故に不正を憎みます。

VakF4nKSH2氏のような卑劣で下劣な人間が日本にだんだん増えていくように感じられる今、そのことが、日本に再びファシズムがやってくるかのような予感を感じさせる今、ここ阿修羅における人々の情報と意見の交換、また、それぞれの日常生活における周りの人々との情報と意見の交換がますます大事なものとなっていくようです。

投稿主で>>13氏であるveRprB89q2さん、この板を用意し議論を提起されたことに感謝します。前半において建設的な議論をされた方々、敬意を表します。この私のコメの後には、VakF4nKSH2氏のような人たちの下劣な言葉が続くかもしれませんが、それによってさらにまたかえって皆さんのご意見の持つ真実の力が明らかになるものと信じます。

VakF4nKSH2氏には、もう言うべき言葉はありませんが、ただ一言最後に言っておきたいと思います。

日本人なら恥を知れ。


26. 2012年1月08日 16:39:57 : VakF4nKSH2
>>25=esmsVHFkrM

まだ他のスレッドにのこのこ出てきて恥をさらしているのかw
大笑いだw

esmsVHFkrM は、捏造、捏造まがいのコメントを繰り返した挙句、言い訳ができなくなって最後には私に謝罪をして、大恥をかいた。
その証拠は下記である。

http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html#c45


ちなみに、esmsVHFkrMを非難しているのは私だけではない。

esmsVHFkrMの捏造はあまりにもひどく、私以外のyeZ5OFsh2wさんやjvKpfwC58MさんからもesmsVHFkrMは大きく非難されているのだ。

http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html

捏造、捏造まがいのコメントを繰り返す捏造屋というのがesmsVHFkrMの正体だ。

このスレッドを見ればわかる通り、最初に出てきてこことは無関係の暴言を吐き、スレッドを汚したのがesmsVHFkrMである。

esmsVHFkrMは元のスレッドで議論に負けて謝罪をした。
そっちで負けたので、他のスレッドで悪口を書き汚しているだけなのだ。
何と卑劣な人間だろう。
esmsVHFkrMは阿修羅の恥である。



27. 2012年1月08日 19:24:46 : veRprB89q2
 
 投稿者追記、その5

 10氏と17氏の論争、過去の経過がよくわかりませんので、何とも言えませんが、私の表記が「捏造」だと断定されるのは、ちょっとお言葉がすぎるように思います。ですから心情的に私を擁護してくださる17氏に肩入れしたくなりますが、まあ、それはおいておき、以下の点について10氏にお尋ねします。
 
 1.教育基本条例第6条・2、「知事は、府教育委員会との協議を経て……(中略)……実現すべき目標を設定する」とありますが、先の大阪W選挙では「維新の会」公約でどのような「教育目標」を掲げたのでしょうか、ご教示ください。また、知事が任期途中に設定目標を変更する場合の手順が同条例には示されていませんが、これは問題ないのでしょうか、あるいは、設定内容は知事に一任されているという理解をする人がいますが、それでよいのでしょうか、あわせてご意見をお示しください。

 2.教育基本条例は、21条〜42条まで延々と「教員等」の「懲戒・分限処分に関する運用」について規定し、さらに別表1〜6で合計101項目もの事例をあげています。処分基準は包括的・大綱的なものでないと個別のケースに対応するのが困難です。つまり、新たな事例が出てくるたびに項目を加えなければならないからです。煩雑で細かすぎる校則が批判されるのも同様の趣旨からです。「人を殺した教員等は免職」、「放火をした教員等は免職」、「痴漢をした教員等は…」など、細かい事例記述は不要だと思います。犯罪は刑法で裁かれ、処分は教育基本法の大綱的記述をもとに府教育委員会が判断する、大阪府も含めて今まで通りのやりかたで十分だと考えるのですが、いかがでしょうか。

 以上の2点につきまして、ご見解を教えてください、よろしくお願い申し上げます。


28. 2012年1月08日 21:42:48 : VakF4nKSH2
>>27
>私の表記が「捏造」だと断定されるのは、ちょっとお言葉がすぎるように思います。

あなたは条文を引用しながらその一部を削除し、自分の主張に沿うように変えてしまった。
これでは捏造と言われてもしかたがないでしょう。
私が真実を指摘しなければ、あなたのコメントを読んだ人は完全にミスディレクションされてしまったわけです。
これは重大な問題です。

詳しくは>>10で書いた下記の通りです。
『あなたは意図的に「府教育委員会との協議を経て」という部分を勝手に削除し、市長がまったくの独断で目標を決めるかのごとく捏造したのです。

一文の中の大切な条件を削除して示し、それを論拠とする。
これは完全な捏造です。』


>先の大阪W選挙では「維新の会」公約でどのような「教育目標」を掲げたのでしょうか

それは私が答えるべきことではないですね。
今時調べる気になればネットで調べられる。
それでもわからなければ「維新の会」に訊けばよい。
単なる事実確認はご自分で処理してください。

>知事が任期途中に設定目標を変更する場合の手順が同条例には示されていませんが、これは問題ないのでしょうか

設定手順は「知事は、府教育委員会との協議を経て、高等学校教育において府立高等学校及び府立特別支援学校が実現すべき目標を設定する。」となっています。
変更して新たに設定するわけだから、同じ手順となると理解できます。
特に問題はないのでは?


>設定内容は知事に一任されているという理解をする人がいますが、それでよいのでしょうか、

それは勝手な理解ですね。
「府教育委員会との協議を経て」決定する。
条文の通りです。


>処分基準は包括的・大綱的なものでないと個別のケースに対応するのが困難です。
> 「人を殺した教員等は免職」、「放火をした教員等は免職」、「痴漢をした教員等は…」など、細かい事例記述は不要だと思います。細かい事例記述は不要だと思います。

あなたの主張は間違っていると考えます。
逆に細分化されているほうがいい。
処分を決定する人間の裁量は極力小さい方がいい。
裁量による部分がが大きいと、内輪でなあなあな処分が将来起こる可能性があるからです。

痴漢をした教員がなあなあな処分をされては堪りません。


重要なのは、橋下が「教育基本条例」をマニュフェストとして掲げて市長選に立候補し、圧勝したことです。
橋下は市民に示した約束通り、この「教育基本条例」を制定する使命があるのです。

これを妨害する勢力は、選挙結果つまり市民の意思を無視する民主主義の敵だと断言できます。


29. 2012年1月09日 00:34:19 : veRprB89q2

  投稿者追記、その6(だったと思います)、10氏さまへ〜

 1.「単なる事実確認はご自分で処理してください」とのことですが、私、ずいぶん長い時間をかけて調べましたが、「目標」の内容はみつかりませんでした。10氏さんもご存じでないようですから、たぶん、正式な「目標」はこれから決めるのでしょうね。また、「捏造」だと叱られるかもしれませんからお断りしておきますが、私は「目標」の具体的中身が知りたいのです。だって、戦前の日本には教育勅語というのがあって、ちゃんと目標も示されていましたから、賛否の判断が一応可能だったわけでしょう。正式には選挙のあとで決めるというなら、まるで、後出しジャンケンでしょう?
 
 2.教育基本条例第6条・2を私が捏造したとの再度のご指摘ですが、「捏造」とは思っていません。条文のSVO、すなわち、一文の核心は、「知事が(S)決める(V)目標を(O)」となります、「府教育委員会を経て……」を省略しても、文の内容的本質は変わらないわけですから、「捏造」とはいえません。私が「お詫び」したのは、「表記の省略によって正確さを欠いた」ことです。付け加えますと、「府教育委員会との協議を経て」という記述は問題があります。「踏まえて」ならばまだ法規的なことばとして許容の余地はありますが、「経て」となると単に時間的な経過をあらわすにすぎませんから、条文の厳密な解釈としては、「目標」はただひとりの知事が無限定・無条件・無原則に「決める」ことが可能となり、当然、憲法や教育基本法に抵触する疑いが濃厚となります。

 3.知事選のマニフェストのひとつとして、「カジノ構想」についてはものすごく詳しく述べています。松井知事は賭博趣味をお持ちらしく、たぶん、その道には精通されているのでしょう。誤解があってはいけませんから、ここでも再度お断りしておきますが私は決して皮肉で言っているのではありません。私自身、博打が大好きでして少なくともこの点は「維新の会」の政策に大いに共感しております。ところで、私の博打戦友のひとりに府立高校教員がいまして、しかも、私と違って橋下氏の大ファンなのですが、ずいぶん心配していることがあります。それは教育基本条例・別表に「賭博をした教員等は戒告または減給」と書いてあるからです。現職教員が大阪府立カジノに行って、賭博に興じた場合、処分の対象となるのでしょうか。

 以上の点につきまして、10氏さまの個人的なご見解を教えてくださいませ。よろしくお願い申し上げます。

 


30. 2012年1月09日 01:52:04 : VakF4nKSH2
>>29>>10氏さんもご存じでないようですから、

勝手に推測されては困ります。
そういうあなたのいい加減な姿勢が問題なのです。
私が言っているのは、単なる事実確認は自分で処理しなさいということです。


>。ヨ府教育委員会を経て……」を省略しても、文の内容的本質は変わらないわけですから、「捏造」とはいえません。

捏造ですよ。
重要な条件を意図的に省いて、自分の主張に沿う形にした。
勝手に独断で決めるのと、「府教育委員会との協議を経て」決めるのとでは全く意味が異なる。
完全な捏造です。

だいたい、あなたの上記の引用も間違っている。
ここでさえ間違えるとはよほど不注意なのかバカなのか‥。

> 「経て」となると単に時間的な経過をあらわすにすぎませんから、

中身がないコメントだなあ。
それはあなたの個人的な勝手な解釈ですよ。
「経て」は時間的な経過だけをあらわすものではない。
goo辞書でも調べてみたら。
やれやれ。


>現職教員が大阪府立カジノに行って、賭博に興じた場合、処分の対象となるのでしょうか。

中身がない質問だなあ。

大阪府立カジノがどういうものかが確定していないのだから、コメントのしようがない。
そう答えるしかないでしょ。

質問がどんどん劣化しています。
個人的な解釈で条文を勝手に改ざんするわ、日本語を個人的な解釈で一方的に決めつけるわでは、人に質問する以前の問題です。
つきあいきれませんな。


31. 2012年1月09日 03:59:09 : veRprB89q2

「大阪カジノがどういうものかが確定していないのだからコメントのしようがない」とのことですが、まさか、カジノで子供銀行券みたいな架空貨幣をつかって仮想賭博をするわけではないでしょう。カジノで賭博をするのは間違いなく「確定」しています。条例で教員の賭博行為を懲戒処分対象にしながら、そのいっぽう、府立カジノで公権力が胴元になって人々を賭博にかりたてる、これ、倫理的に問題だと思うのですがね。少しばかりの想像力があったら、意見表明できると思いますが無理ですか? ちなみに、10氏さんはカジノ構想自体には賛成なさっているのでしょうか? これぐらいはご意見を聞かせてくださいな。

32. 2012年1月09日 05:09:46 : veRprB89q2

10氏さま、どうか私の切実なお願い聞いてください。教育基本条例第6条・2で定めるところの「目標」を松井知事はすでに設定しているのでしょうか? あるのかないのか不明の事柄を調べるのは、私の性格上、辛くて眠れないのです(今、午前4時40分です)。精神的にも大変なのです。私は正直に告白しますと賭博中毒状態でして、この件が解決できないと平日の株式デイトレに悪い影響があるのではないかと心配です。今日の競馬は大負けしてしまいました。競馬の負けは100万円程度でたいしたことはありませんが、億単位で動かしている株のデイトレは負けるとキツイのです。あなたは橋下氏の支持者でしょうから、せめて、「ある」か「ない」かだけでも教えてください。めんどうでしたら以下のように3択の設問を用意しましたから1〜3の数字だけでお答えくださいませ。

 1.ある
 2.ない
 3.不明

 以上、伏してお願い申し上げます。

 追記、お答え下さいましたら、僭越ながら、お礼として上昇必至の銘柄情報をお伝えさせていただきます。


33. 2012年1月09日 07:27:30 : esmsVHFkrM
>>32であるveRprB89q2さま、

あなたが言うところの>>17でesmsVHFkrMですが、今朝起きてきてあなたの夜通しの涙ぐましい努力を発見しました。あなたの誠実さと勇気に敬意を持つものとして一言わずにいられません。

VakF4nKSH2と論争するのは不毛です。

これは上の私とこの人とのやり取りを見ればお分かりと思いますし、すでに私が挙げた板、

(「慰安婦問題が迫る我が国の戦後体制の総決算 天木直人」http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/703.html?c33#c33

ならびに彼が挙げた

「韓国人歌手金長勲(キム・ジャンフン)が東京で従軍慰安婦のポスター1500枚を掲示」(http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/436.html

における私と彼とのやり取り(私はあえて論争と呼びません、論争にならないからです)をご覧いただければいっそうよくわかります。

彼の言うことは無茶苦茶でその論拠に挙げるものは捏造文書だったりフジテレビの番組だったりするものですから、その論拠の信頼性とか事実関係の誤りとか論理の破綻とかを簡単に指摘できるのですが、問題はこれからです。彼は、そのように論破されそうになり体面上窮地に陥るとたちまち、根拠もなく相手を「捏造」だとか「卑怯者」だとか言い立てるだけのコメを連発する「誹謗モード」に入ります。小学生レベルの囃子たてで相手を誹謗するだけになりその後の議論の展開はありません。

あなたの>>32のように、その議論の前提の確認を求めたり、前後の論理のすり替えをみてその立論の確認を求めたりしても、返事は決して返ってきません。彼は自分が少しでも「困る」質問には、それが前提であれ、事実確認であれ、論理の整合性であれ、決して答えません。

むしろそのような質問が出るということは半分論破されているものですから、「宣伝モード」が出てきます。あなたは、「捏造者」と呼ばれます、「負けを認めて謝罪しているのだ」と主張されます。そのような罵詈雑言のコメばかりが返るようになります。

したがって、このVakF4nKSH2と論争するのは不毛なのです。議論は何も生み出しません。

そういうわけで、この人はこの阿修羅で有名です。滅茶苦茶を言った挙句に論破されると「宣伝モード」で罵詈雑言を浴びせた挙句に発言の責任も取らずに消えるだけですので多くの人が嫌っています。無視することが最善の策だという人が多く、私もそうかなとは思いますが、時にこの板のように黙っていられないことがあります。

わたしは、この人があなたを捏造呼ばわりした挙句に

「つまり意図的な改ざんを認めて謝罪したわけですね。
了解しました。
今後こういう姑息な手法は取らないでください」

と、説教したのを見て頭に血が上りました。これは不正です。あなたが「意図的な改ざん」ではないと、血の言葉で「捏造するという意図は誓ってありません」と釈明しているのにこの決め付けです。その上、改竄とか捏造とかを言うならば、このVakF4nKSH2という人こをそれを行って恬として恥じないのですから。

それで、一言言わざるを得ませんでした。

このVakF4nKSH2と論争しても不毛ですから、私には確とした戦略があります。それは、コメのやりとりの中でこのVakF4nKSH2という人の人としての「質」を明らかにしていくということです。

議論は言葉尻ではありません。その中にその人の人格が現われてしまうのです。VakF4nKSH2氏がいくらその「宣伝モード」の中で「捏造」「卑劣」「勝った」とか叫んでも、そこに見えるのは卑劣で下劣な人格だけです。そのような宣伝が事実かどうかは、コメのやり取りの過程を見れば一目瞭然です。そのようにコメを重ねていくのです。

そうすれば、見ている人はわかります。

あなたの>>32の質問ですが、私がこんなことを言ったので、嫌でも私の言ったとおりにはならないことを見せようとして今回は答えてくるかもしれません。しかし、私としては、VakF4nKSH2は何かつまらない質問で返してきて、そんなものは>>32の質問の回避に過ぎないのでそう指摘すると「宣伝モード」に入ってあなたに罵詈雑言を浴びせる(その場合「捏造屋」、「すでに謝罪して負けを認めている」とか入るでしょう)方に賭けたいと思います。私はデイトレをやる才覚もない賭博オンチですが、それでも、この賭けは勝つ自信があります。

というわけで、長くなって恐縮ですが、私としてはあなたに一言忠告せざるを得ませんでした。

私はあなたの議論における誠実さと勇気を尊敬いたします。



34. 2012年1月09日 07:35:19 : esmsVHFkrM
>>33ですが、

出した後で、文中に、VakF4nKSH2の陥る状態を表すのに「誹謗モード」と「宣伝モード」が混在したまま出してしまったことに気づきました。私はどちらか適当かと思案したのですが、まあ、実情はこの両方の性格を持つので、混在のままにしておきます。

一応ご注意を喚起しておきます。


35. 2012年1月09日 12:46:27 : veRprB89q2

esmsVHFKrMさま、ご忠告、感謝申し上げます。10氏、確かに批判のトーンには違和感を感じております。ただ、私としましては、32の3択質問の答えが何よりもまず知りたいのです。ですから、ほかの方でご存じの方がいらっしゃいましたら、是非、教えていただきたいのです。このコメント欄、相当に長くなってきましたから稿を改めたほうがよいのかもしれませんが……


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