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江川詔子氏の傍聴席要求を却下した、小沢氏公判の大善裁判長の体質
http://31634308.at.webry.info/201201/article_6.html
2012/01/05 22:32 かっちの言い分
1月10日、11日と小沢氏の公判がある。本人の証言で何を語るかが非常に興味がある。この証言を正確に報道してくれるジャーナリストが必要だ。この公判にはマスコミの司法記者には傍聴席が自動的に割り当てがあるらしく(初めて知った)、江川詔子氏は毎回自分で傍聴席の券を得るためくじ引きの列に並び、外れれば当たった人に頭を下げて恵んでもらっていた。今回、江川氏はフリー記者にも傍聴席を確保してほしいと小沢氏公判の大善裁判長に嘆願したが、結果は理由を言われることなく拒否された。以下は江川氏と東京地裁の事務局とのやりとりのツィートである。
今朝の東京地裁総務課との電話。裁「1月10日11日の記者席は認められませんでした」 江「どういう理由でしょうか」 裁「お答えしないことになってます」 江「そう裁判長が言っているのですか?」 裁「お答えしないことになってます」 江「あなたの判断で答えないのですか」
裁「お答えしないことになってます」 江「不許可の場合は理由を教えて欲しいと私が言っていることは裁判長に伝えましたか」 裁「はい」 江「それについて裁判長は何と言っているのですか」 裁「お答えしないことになってます」 江「そう裁判長が言ったのですか」 裁「それも…お答えしないことになってます」
江「裁判長が答えないと言っているのですが」 裁「お答えしないことになってます」 江「裁判長は何と言っているんですか」 裁「お答えしないことになってます」 江「答えないというのは、誰の判断ですか」 裁「お答えしないことになってます」
(中略)江「あなたが勝手に答えないと決めたのですか」 裁「お答えしないことになってます」 江「なら、私があなたを相手に裁判起こして問いただすしかないですね」 裁「ちょっとお待ち下さい」…(5分以上保留音が続いたので切った。出かける間際の忙しい時だったから)
)さらに10分ちかく経った後、再び地裁総務課から電話。「お答えしないのは、裁判長の判断です」。最初の質問してから、これが出てくるまで、20分近くかかりました。(おわり)
裁判所は、なぜ著名なフリー記者に傍聴席を確保しようとしないのか、誰がそれを判断したかも最初は言わなかったことがわかる。最終的に裁判長の判断ということがわかったので、昨年12月19日、大善裁判長を相手取り、記者席割り当ての仮処分を求める裁判を東京地裁に起こしたというのが経緯(いきさつ)である(詳しくはhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv75763484?po=news&ref=news)。
12月22日、東京地裁は「記者席の割当をいかなる範囲でいかなる者に対して行うかは、裁判長の広範な裁量に基づいて専権的かつ自律的に判断すべき」として、大善裁判長の判断が正しいかどうかを問うことなく、江川さんの申立を却下する決定をくだした。それを不服として、江川さんは年が明けた1月4日、東京高裁に即時抗告を申し立てた。
この広範な裁量とは何かを問いたい。また専権的かつ自律的とは、裁判長の個人差で良い場合もあるし、また裁判長の都合で却下されることもあるらしい。では、マスメディアの司法記者に特権的に与えられている傍聴席も裁判長の専権事項、裁量権に基づくものとなる。法律的に詳しくはないが、今後法廷論争の中で、上記の判決の内容は地裁が墓穴を掘った言いぐさ(論理)となるように思われる。なぜなら、長年慣例化されていた司法記者への傍聴席が、裁判長の広範な裁量かつ専権的、自律的などというものとほど遠いものと思えるからだ。
記者会見で江川さんは「これまで自分で傍聴券の抽選に当たったり、『傍聴券乞食』といって当たった人からもらったりしてなんとか傍聴してきたが、なぜ記者席が割り当ててもらえないのか疑問に思っていた」と説明。昨年秋に東京地裁に記者席の割り当てを申し入れたが、理由すら示されずに拒否されたことに愕然として、裁判を起こす決意をしたという。
「"こういうところが足りないから司法記者として認められない"と言われれば、その不足を補うために努力すればいいが、何が足りないのかも答えもらえない。せめて理由だけでも教えてほしいと思って、裁判を起こした」
江川氏の言い分は、誰が読んでもわかりやすく、論理的にも正論で間違いがない。小沢氏をリトマス試験紙として検察の不当性が明らかになってきているが、ネット社会では裁判所はもはや正義を期待出来るところではないとまで言われ始めている。
今回、なぜ江川氏の告訴を取り上げたかというと、小沢氏公判の大善裁判長の江川氏に対する処置、また江川氏の告訴を受けて、即刻告訴を却下した東京地裁の体質から見ると、小沢氏の公判の判決も大方無罪になると楽観視されている向きもあるが、必ずしも楽観出来ないと思ったからである。
国民の最後の正義の拠り所の裁判所が頼れなかったら、国民はどこに救いを求めればいいのか?
なんとしても小沢氏をリトマス試験紙の役目だけで廃棄してはいけない。
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