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税金寄生虫の大掃除が必要だ。
小沢一郎と橋下徹に大いに期待する。
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日本の司法をダメにする「最高裁事務総局」の正体(るいネット)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=218409
最高裁事務総局の主計課長や山形地裁所長などを歴任した石川義夫氏が最高裁判所の裏金や予算の不当流用を告発しています。
最高裁事務総局の主計課長や山形地裁所長などを歴任した石川義夫氏が、回顧録『思い出すまま』(れんが書房新社)で最高裁判所に裏金や予算の不当流用があったことを告白。
山形地裁時代には、職員のカラ出張で蓄えた裏金の出納を記載した大学ノートがあり、石川氏が焼却を命じたことも記されている。
裁判所のカラ出張については、90年度、東京、広島、福岡など7地方裁判所で1620件、総額1973万円の旅費が「不適正支出」されていたことが会計検査院の検査で発覚。
これについて、ある元裁判官が嘆く。「私自身、行ってもいない出張の書類に判を押してくれと言われたことがあります」と。
石川氏は、カラ出張のほか、事務総局幹部が旧大蔵省主計局幹部や自民党政治家などを一流料亭やキャバレーなどで接待していたとも記述。
経理局主計課長時代、事務総局の人事局長と経理局長のお伴で、銀座の某クラブや某寿司店で飲食した。そのつけは「会議費」名目で処理。
調査活動費の実態を知ったのは、私が高知地方検察庁のときでした。次席検事、ようするにナンバー2に私が出世しました。私の生まれは愛媛県です。地元に近い高知での次席とあって故郷に錦を飾るというところもあって、張り切っていました。
着任して1週間ほどしたときでした。事務部門の責任者、事務局長、会社なら総務部長にあたる人物が、なんとなく人目をはばかる感じで「次席、ちょっと」と何やらノートを片手にやってきました。
それが、なんと裏帳簿でした。そこには、調査活動費が遊興費に使われている内容がびっしり記載されているのです。
もう一冊、もって来たのが表帳簿。そちらはもっともらしく、監査があっても説明がつくように記載されていました。
「Aさんから、右翼団体の情報提供」
「Bさんより、地元政界についての意見交換と地元での検察の役割」
それまで、何となく裏金というのが存在するのではないかと、うすうす感づいていました。
検事正が毎晩、高級クラブで飲んでカラオケを歌い、日曜日には高級ゴルフコースで、遊んでいる。
「なんでやねん」と平の検事の時は、ずっとそう思っていました。
この帳簿を見て、説明を受けた瞬間、その謎は解けたのでした。
実際に目の当たりにするとびっくりです。
「本当かいな」という動揺しつつも、せっかく次席に出世した、ナンバー2ですから、鷹揚に格好をつけながら、「そうか」と余裕の表情でそのときは、事務局長に求められるままに、サイン、捺印しました。
ナンバー2になると調査活動費の決裁をしなければならないのです。私は決裁しましたが、裏金が飲み代に使えるのは私の唯一の上司である、検事正だけです。たまに、検事正の機嫌がいいときか、東京などから検察や法務省関係のお偉い方々がこられる時に、お相伴にあずかる程度です。
私が次席を経験した、高知地検や高松地検は調査活動費が年間約400万円分の予算が計上されていました。
そこから、必要に応じて支出するのです。
まず支出伺い書を作成。架空の調査項目「右翼団体の調査」「日共集会」などという名目をでっちあげて、情報提供者に3万円か5万円を支払ったことにする。
その現金はすぐに事務局長の手元に届き、所定の口座に入金されたり、金庫で現金のまま保管され、裏金となります。領収書は公安事務課が、架空に作成します。もっともらしい名前や住所がありますが、実在する人物は、いません。高知地検のナンバー2だった時は、調査活動費が年間400万円ですから、1件5万円なら、80枚の架空領収書があった計算です。事務官は苦労したと思いますよ。筆跡や印鑑など、すべて違った形にせねばならない。領収書にコーヒーのシミをつけた、スナックの領収書ならウイスキー、すし屋ならしょうゆにわさびの香りだと、演技派もいました。捜査でこれくらい情熱を傾けて、頑張ってくれたら、もっとすごい大きな事件をやれたと思うと、悔やみきれないです。(笑い)
まさか、裏金の決裁までしなければならないとは、驚きでした。
私が高知と高松で次席検事として、調査活動費の決裁をしていたときに、印象に残っているのが。とある検事正です。
「なんとかなりませんかね」事務局長が私の部屋に頭をかかえつつ、やってきました。聞けば、私の上司である検事正が、調査活動費の中から、毎月10万円を現金でくれというのです。
裏帳簿がありましたが、すべては飲み屋やゴルフ場の領収書がそろっていました。やっぱり、税金ですから、やましい心にも一寸の魂というのでしょうか、それとも役人の知恵なのか、とにもかくにも、領収書はありました。しかし、検事正に現金10万円手渡しですから、領収書がないのです。
事務局長によれば、この検事正、マージャンが好きで、現金10万円はマージャン代に充てているというのです。毎月10万円では足らないほど、マージャンが弱いとの評判。弱いのはいいのですが、それを国民の税金でとまかなうというのですから、あきれます。
調査活動費で飲食代金を支払うときは、いつも料亭の女将さんやスナックのママさんが集金にきては、領収書をもらっていた。美人のママさんや、田舎なら料亭の女将さんが着物をひるがえして、集金に来るのです。銀行振り込みにすると証拠が残るからです。
検察は、捜査する側ですから、どうすれば裏金がばれないか、よく本能的かつ理論的にわかっているのです。さすがは、捜査機関です。
事務局長はいつも金庫に現金を50万円くらい用意していました。
高知なら、浜長、城西館という料亭がよく使われましたね。高松なら喜代美山荘、二蝶です。
検察が行きますと、それなりに上客というのでしょうか。けっこう、いいものを出してくれました。一晩で安いときで10万円、かかるときは30万円くらいの払いであったと記憶しています。それでも安いほうで、検察の間では「学割」という言葉があり、検察ゆえに、特別料金を提供してくれる飲食店などがあるのです。
私が高松地検次席時代、将来の最高検検事長と嘱望されていました、則定という東京高検検事長が高松に視察に来ました。高松空港まで出迎えて、公用車を仕立てて、二蝶という料亭に行きました。終わればマージャン。これが、視察の中身です。
後に、この則定という人物は女性問題で失脚しました。問題の女性とは、高松の手前、大阪まで一緒に連れ添っていたらしいから、あきれます。
これをおしえてくれたのは、則定問題のスクープした雑誌記者でした。
その後、この記者は私の調査活動費が裏金だという記事もスクープしてくれたのですが、則定問題では私は接待する方にまわっていたのでした。人生は不思議なものです。
毎年、調査活動費の監査はありました。そこで登場するのが、表の帳簿です。裏はずっと裏のままです。厳重な金庫に保管していましたね。それを法務省や検察庁は「捜査上、明らかにできない」と聖域だという説明をしていた。
確かに、これじゃ説明できないはずです。
事務局長などは、調査活動費はまったく使うことはできません。おまけに支出伺い書や領収書の偽造は公文書、私文書偽造や行使という「犯罪行為」まで手を染めるのです。
上手に検事長、検事正のために裏金を作ることで出世する。塀の上を落っこちそうになって出世を目指すのです。犯罪行為を摘発、処罰する検察が自ら法を犯し、それが出世につながるのです。
本当に仕事ができる、私の片腕になって仕事や、捜査にかかわってくれた事務官たちは、今もあまり出世していません。捜査ができても、評価されないのが、検察の本当の姿であります
検察庁や法務省が調査活動費を外部に知られたくなかったのか、私を逮捕してまでも隠しておきたかったのか、よくおわかりいただけるのではないかと、思います。
このような人たちが日本の司法をつかさどっているの思うと、怒りを通りこして情けない。
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