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日本の黒幕の使命:日本の国際競争力を弱体化させること
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/27977360.html
新ベンチャー革命 2012年1月1日 No.504
1.日本を実質動かしている黒幕たち
現在の野田政権になって、これまでステルス化してきた悪徳ペンタゴンの正体がかなりよく見えるようになっています。悪徳ペンタゴンの中でも、財務省官僚の闇権力が強いことに国民は気付いてきました。
なお、上記、悪徳ペンタゴン日本人および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/20079420.htmlの注記をご覧ください。
最近、ネットでは野田政権の実態は勝政権だと言う人が増えていますが、その通りです。勝英二郎という人は現在の財務事務次官です。
2.黒幕たちの使命とは
野田政権が財務省に操られるロボット政権であっても、財務省が日本国家の繁栄を使命として実権を握っているのならまだ許せますが、本ブログのメインテーマ『悪徳ペンタゴンの正体を暴く』からも明らかなように、彼らは明らかに、反国民性にまみれた悪徳権力と言えます。
要するに、黒幕の使命は決して、日本国民の幸福の追求ではありません、これだけは間違いありません。
3.90年代初頭以降、20年間も日本の国際競争力が低迷したままなのは、なぜか
筆者が技術経営(MOT)の観点から個人的に関心をもってきたのは、90年代初頭に日本が世界一の国際競争力を達成したのに、その後、急転落し、2012年初頭まで20年間低迷し続けている点です(注1)。
この20年間、日本国民は一生懸命働いてきたのに、なぜそれが報われないのか。
これは筆者の長年の疑問ですが、日本の国際競争力をせっせと弱体化している勢力が国内に存在するのではないかという仮説をずっと持ち続けています。本ブログのテーマ・悪徳ペンタゴン日本人こそ、日本を劣化させている元凶ではないかと今では確信を持っています。
この悪徳ペンタゴンを構成するのは米国人ジャパンハンドラーを筆頭に、日本の政官財およびマスコミに跋扈する日本人(愛国心のかけらもない日本国籍人)です。
日本人でありながら、日本を不幸にすることに一生懸命努力する、その神経が信じられません。
4.日本の転落の原点は1985年のプラザ合意にある
筆者は90年代以降、今日まで続く日本の低迷の原点は1985年のプラザ合意(注2)にあると信じます。これは、世界的寡頭勢力(欧州寡頭勢力および米国戦争屋を筆頭とする米国覇権主義者)による強制的な日本抑圧政策でした。簡単に言うと、日本の輸出競争力を弱体化させるため、強制的な円高誘導が行われたのです。その結果、85年に260円/ドルの為替相場が87年末に120円/ドルまで円高にさせられたのです。
当時、筆者はIHIの造船・プラントエンジニアでしたが、この強制円高が日本の造船業界を直撃、86年秋、筆者はIHIを自願退職する羽目になりました。まさに世界的寡頭勢力に筆者の人生は狂わされたのです。
5.財務省・日銀官僚による日本の弱体化
周知のように、80年代後半より円高とともに日本でバブルが発生、不動産が高騰しましたが、90年代初頭、一転、バブルが崩壊し、日本は構造不況に突入しました。それ以降、2012年の今日に至るまで、日本の国際競争力は弱体化の一途であり、2010年には遂に、GDPにて中国に追い抜かれてしまいました。
80年代後半から90年代初頭にかけての大蔵省・日銀は米国政府の教唆によって、計画的にバブルを創出して、計画的にバブルを破裂させています。米国政府の言うままに政策金利を下げたり上げたりすれば、バブルが起き、バブルが弾けるとわかってやっています。この当時の大蔵省・日銀は米国専門家の言いなりになったために、結果的に日本政府は経済的自殺行為を行なったに等しいと米国の反骨経済学者・マイケル・ハドソン(注3)が述べたのは有名な話です。
当時の大蔵省・日銀官僚は自分たちの政策金利操作にて日本経済が弱体化することを放置し、米国政府の恫喝に従うことを何より優先していたのです。許せないことに彼らはそれを知ってやっていたのです、バカではないですから・・・。
この頃から、米国覇権主義者のジャパンハンドラーはまず、日銀総裁人事に対する介入を行なって、米国FRB(中央銀行)の言いなりになる人間が昇進する道を開いたのです。要するに、米国から評価の高い官僚が出世するような官僚人事環境をまず日銀につくり、その後、他の官庁に拡げていったと思われます。
6.日本政府のトップ官僚人事が乗っ取られた
90年代初頭における米国ジャパンハンドラーの対日攻略が大成功して、日本は長期の構造不況に陥ります。これに味をしめた米国ジャパンハンドラーは図に乗って、日本政府のトップ官僚人事に口をはさむようになったと思われますが、その手段として日本政府のエリート官僚が米国に国費留学した際、彼らを巧みに手なずけ、その人物が昇進するよう日本政府に推薦するインフォーマルな仕組みが出来上がったと思われます。これぞまさにジョセフ・ナイ(ハーバード大学教授、米国戦争屋ボスの懐刀、米国ジャパンハンドラーのひとり)のいうソフトパワー戦略そのものです。
こうして、今の日本政府のトップ官僚は軒並み、米国の言いなりになって、日本の弱体化に邁進し始めたのです。ただ、米留学したエリート官僚全員が親米化した訳ではなく、例外もあります。そのひとりが元通産エリート官僚・小林興起・現民主党衆院議員(注4)です。彼は国費留学先のペンシルバニア大・ウォートンスクールMBAを持っていますが、彼は米国ジャパンハンドラーの懐柔に乗らなかったのです。彼はTPP反対デモの先頭に立っていました。
このような例もあって、後に、エリート官僚の国費留学先としてMBAビジネススクールは除外されています(笑)。
7.許せないのは日本の国益より米国の恫喝を優先する輩
客観的に見て、米国覇権主義者が日本の台頭に脅威を抱いて、日本の国際競争力をあらゆる手段で抑圧しようするのは、彼らが日本の国益より自国の国益を優先するからです、この行動は彼らにとって当然の行動です。許せないのは、彼らの恫喝に屈して、日本の国益を損なう政策を平気で実行する輩、すなわち悪徳ペンタゴン日本人です。
こういう連中が政官財とマスコミにウヨウヨ蠢いている限り、日本が健全な国になれるはずがありません。
サッカーの国際試合を応援する日本人サポーターがよく“ニッポン!ニッポン!”と絶叫しますが、それは日本チームが勝って欲しいからでしょう。
こういう人たちは、日本国内に日本が負けるようオウンゴールを放ち続ける日本国籍人がウヨウヨ蠢いていることに腹が立たないのでしょうか。
注1:日本の「IMD国際競争力」順位の推移
http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/ref-data/imd-wcy-overall.html
注2:プラザ合意、ウィキペディア参照
注3:Michael Hudson(economist)
http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Hudson_(economist)
注4:小林興起、ウィキペディア参照
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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