http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/299.html
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財務省と仙谷が牛耳る「野田増税一直線内閣」で民主党崩壊へまっしぐら !!!
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1334.html
2011.12.30 日々坦々
民主党の税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会の合同総会を断続的に開き、野田佳彦首相も出席し、次のように言ったと報じられている。
「ぜひ皆さん、お力をお貸しください。わたしも政治家としての集大成の気持ちで、この思いを皆さまにお訴えをしています」
「私の政権で一番苦しく逃げてはいけないテーマは社会保障と税の一体改革だ。税率と引き上げ時期を入れて初めて素案になる」
そしてついでに、
「実質成長率2%、名目成長率3%の実現に死にもの狂いにやっていかねばならない」
とのことだ。
「13年10月に8%、15年4月に10%」
↓
「14年4月に8%、15年10月に10%」
半年ずらしただけの、全くの誤魔化し的決着であり、なんだか、TPPの時と似ている。
もっと、反発があってもよかったのではないかと肩透かし。
■消費増税:半年先延ばし…15年10月に10% 民主了承
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111230k0000m010064000c.html
(毎日新聞 2011年12月30日 1時47分)
ただ、反対派にはかなりの遺恨が残ったようだ。
■反対派退席「不信任だ」=民主に禍根、分裂含み−消費増税
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011122900975
(時事通信2011/12/30-01:12)
衆院議員会館で開かれた合同総会では、複数の議員が「離党カード」を首相に突き付けつつ反対論を展開。議論は紛糾した。
山田正彦元農林水産相ら反対派は納得せず、「これ以上議論しても無駄だ」として退席したという。
反対派が口々に語ったという。
「首相の対応によっては身の振り方を考えなければならない」
「さらに離党者が出るなら、この政権はつぶれる」
「政局だ。野党が内閣不信任決議案を出せば、可決する」
「(このままでは)離党者が出る。法案が提出されるとき、それぞれが考えるのではないか」
「首相は民主党が壊れることより消費税の方を重視している」(小沢元代表周辺)
議員のツイッターを覗いてみる。
■kyonokimiko 衆議院議員 京野きみこ
議員定数削減が、自ら身を削った、と胸を張る程の事かなあと。また、公務員給与削減は、他人の身を削ることだし。その二つを満たせば、国民の皆様が増税を理解して下さる、という考えは、余りに甘すぎるし、課税とのバランスを欠いています。何か重要な事が欠けている…。
素案に、増税時期と増税幅を盛り込むから、内容は増税。消費税増税の前提として、議員定数削減、公務員給与引下げの実現を行う。増税の時期は素案に書き込むものの、実施については、経済状況等のトリガー条項を入れる。増税論側の妥協譲歩はあったものの、増税の意思だけは、非常に明確な内容。
■miyake_yukiko35 三宅雪子
帰宅。3時から続いた税調。今朝まで高崎にいたのが信じられない。長い長い一日。最初のゼロ回答には驚いた。90%が反対意見だったにも関わらず、だ。そこから長い時間かけ議論をした。しかし、賛成派と反対派の議論は噛み合っていなかった。『約束』にこだわるか否か。私はこだわる。
昨日、木村たけつか議員が『2009年のあの夏、総理は消費税は挙げないと言ったではないですか』と質問。それに対して総理は一回も自分は消費税を上げないとあの選挙で言っていないとおっしゃった。私は応援演説に来て頂いていないのでわからない。
■Y_Kaneko 金子洋一・民主党参議院議員(神奈川選出)
税調休憩中。私も大勢の仲間合計23名が消費税増税をやめてくれと発言。しかし野田総理からは残念ながらゼロ回答でした。
ただいま、税調終わりました。満足ではありません。しかし、この成文を守るべくこれからが正念場です。
税調後の「消費増税を慎重に考える会」反省会、赤坂の日本海庄屋で終了。今日も宮崎タケシ @MIYAZAKI_Takesh さんが修文などで大活躍。まだまだ第二ラウンドがある、頑張ろうということでお開きになりました。
■MIYAZAKI_Takesh 宮崎タケシ
まだ脱力感が抜けない。一年以上にわたり数百時間は消費税議論(復興税含む)に関わり、反対を訴えてきた。役付き以外では最多出席、むろん反対派では最多出席。どんな推進論も論破できるロジックを構築してきたつもりだが、結果は惨敗。得るもの少なく、失ったものは多い。
税調の後、何だかんだで午前3時帰宅。議員定数と公務員人件費の削減を先行させるとか、経済が好転しない時は引き上げを停止するとか、諸々の条件は付けたし、いまも反対の立場は変わらないが、増税方針のが決定はごまかせない現実。無念。ただ、まだ法案が提出、成立していない。勝負はこれからだ
■@kawauchihiroshi 川内博史
闘いは、これからも続く。奥歯を噛み締める日々になると思うが、必ず勝利の日はやって来る。諦めない。離党せざるを得なかった同志達が戻って来てくれるような党にする。
■yamazakimakoto 山崎誠
昨日まで厳しい消費税の論議が続きました。党内も大変な危機感の中での激しいやりとりがありました。これまでお約束してきたことができていない。政治改革、行政改革、予算の組み替え、民主党の掲げた理念をどう実現するか、道筋を示して結果を出さなければ負担増はとても受け入れられない。
一方、離党した中後議員は、どんなツイートしているかをチェック
■chugo_atsushi 中後淳
党内で民主党をもとの姿に戻すために闘う同志も、昨日の夜遅くまで闘っていましたが、私たちの行動が伝播し、党執行部の皆さんが本当に危機感をもって、失った政治主導の力を取り戻すきっかけになれば、今回の行動も浮かばれますし、昨晩の様子をみると少しは伝わったのだろうと感じています。
中後議員が離党するにあたり野田総理に提出した文章が自身のブログに掲載している。
余談だが、宮崎タケシ議員がツイートで岡田前幹事長をで批判していた。
それは、先日、岡田克也前幹事長が文化放送のラジオ番組で離党議員を次のよいうに批判していたことから始まる。
「党税制調査会に出てきて消費税の増税反対を切々と訴えた記憶はないし、党行政改革調査会にも来ていない。党内で全く発言していない」
これに対する批判
MIYAZAKI_Takesh 宮崎タケシ
えっ?斎藤やすのり議員は離党前日まで税調で増税反対を強硬に訴えていましたが… RT @LisetteGrasset: これは岡田氏が正しい。RT @Yomiuri_Online: 党内で発言していないのに…岡田氏、離党者批判 bit.ly/tDlq9R
原理原則が信条なはずの岡田氏だが、いかにいい加減かがよくわかった。
その批判された斎藤議員が意味深な連続ツイートをしていた。
saitoyasunori 斎藤やすのり
いまの政権はこの政財官マの既得権益に切り込むはずが取り込まれてしまった。つまり、ミイラ取りがミイラになったのだ。だから、もう一度、心あるミイラ取りの集団を作らなければいけない。私が参加する新党は再度「国民の生活が第一」の政治を獲得するための戦う集団になる。
消費税UPで輸出メガ企業は儲かるし、官僚は差配の権限=権力を手中におさめることができる。一部の官僚は大手マスコミやシンクタンクに天下りし、増税の正当性(ないのに)を国民にプロパガンダする。その大手マスコミは広告収入が激減する中メガ企業の広告収入や政府広報が頼り。
つまり、消費税増税は財界、官僚、マスコミの利害が一致して進められている。この財官マにいいようにやられているのが心なき政治家たち。彼らは権力を維持したい、稼業としての政治業を続けるために財官マと癒着。菅政権以降できたこの政財官マの悪の連携が「国民の生活が第一」の政治を葬ったのだ。
全くその通り!、完全に同意する。
特別会計も改革せず、行革や公務員改革などの無駄を省かないままの消費税増税議論は、まさに財務省が思い描いた通りに進んでいる、ということだ。
その財務省のしたたかさ、狡猾さがよくわかる記事が、週刊現代の記事として出ている。
これは以前、週刊ポストにも書いてあったことだ。
現代の記事を紹介する前に、以前のポストの記事を本ブログでも取り上げている。
菅総理の時代に遡るが、やはり官僚覆面座談会の企画で経産官僚が次のように言っている。
≪財務省から官邸に送り込まれた佐々木豊成・内閣府参事官も仙谷さんに張り付いているね。彼らが仙谷さんに「官房長官と国家戦略相の2人の調整役は指揮系統が混乱する」と囁いた結果、国家戦略室の縮小が決まった。民主党が政治主導で予算や外交の基本方針を決める司令塔にするといって設置した部署だが、財務省は予算編成権を奪われかねないと潰したがっていた。
・・・
菅総理には消費税、仙谷官房長官は政治主導撤回と、財務省は2人に忠誠心を競わせているんじゃないの?≫(本ブログ2010/8/4エントリー≪週刊ポスト・「覆面官僚座談会」で見えてくる菅政権で財務省が目指すもの≫)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-574.html
その消費税を野田佳彦が引継ぎ、仙谷は今もなお既得権益者全ての総代理人の立場で動いているといえる。
財務省は長年の念願ともいえる消費税増税に、並々ならぬ執念を燃やし、謀略の限りを尽くして最後の詰めに入ってきていて、より露骨になっているようだ。
■財務省のご説明行脚(週刊現代2012年1月7・14日号)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31294
財政が大変だから増税するしかないんです---財務省のプロパガンダがメディア界を侵食している。財務官僚たちが、新聞・テレビの幹部たちやコメンテーターなどの「有識者」を、絨毯爆撃さながらに訪問し、洗脳を策しているのだ。
「ご説明に伺いたい」。財務官僚からそう言われて断る人はまずいない。「私はそれほどマスコミに出ないから」と婉曲に断っても、「先生のご発言はとても影響力がありますから」などと歯の浮くようなお世辞で籠絡される。増税に批判的な人に対しては、国税庁職員が同席することもある。「まさか申告漏れなんかありませんよね」という暗黙のプレッシャーである。
裏からの攻勢も行われている。税務調査だ。新聞社やテレビ局には定期的に調査が行われているが、財務省が増税キャンペーンを行っているような時期には、有識者関係の交際費が重点的に狙われる、とまことしやかに言われている。
こうしたことがあると、メディアは即座に財務省の意図を察知する。新聞やテレビには、「増税ヨイショ」の記事や発言がじわりじわりと増えてくる。
・・・
それにしても、増税にばかり血道を上げて、クロヨンと呼ばれる所得捕捉の不公平是正や社会保険料の徴収漏れには何の対策も打たない。これらを正せば、年間で15兆円の増収になるのに。財務官僚は頭の使い方を根本的に間違っている。
「消費税増税への道」には、「原発推進への道」に通ずるものがある。
メディア対策から政治家対策など、まさに原発政策と同じ構図が出てくる。
財務省を中心とした「増税ムラ」が形勢され、御用学者や御用コメンテーターを量産しているということだ。
まあ、最終的には財務省が目指すところは、かなりの権力を持っていた解体前の大蔵省だが、彼らにとっては消費増税で野田政権が吹き飛ぼうが、民主党がどうなろうが全く意に介すことなどない、どうでもいいことだ。
その財務官僚が今、最も恐れていることがあるとしたら、小沢一郎と渡辺喜美が手を結ぶことだと思う。
そして、そこに橋下徹、河村たかし両市長が連携していくことにでもなれば、あらゆる手を使って、そうならないように邪魔をしてくることも間違いない。
先ほど取り上げた1年半前の週刊ポストの記事で、財務官僚が次のように語っていた。
≪・・・政治主導を唱え続けてきた小沢前幹事長が渡辺さんと手を組むようなことがあれば非常に手ごわい敵になる。みんなの党はいろんな意味で危険な存在であることは間違いない。ただし、江田憲司・幹事長や浅尾慶一郎・政調会長は公務員改革に関しては穏健派。しかも、選挙で苦労しているから、民主党と選挙協力したいのが本音だ。彼らと渡辺代表の考え方の違いは突破口になる。≫
野田政権が誕生したときののエントリー≪財務省と仙谷が仕切る野田政権の本質は、「官僚の生活が第一」の再構築内閣だ!≫の中で、日刊ゲンダイの記事≪古賀茂明氏が斬る野田政権の正体≫を紹介した。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1186.html
古賀氏が指摘していたことが、野田政権ができたばかりだったにもかかわらず本質を突いていたように思える。
≪おそらくこの政権は仙谷氏が仕切る。そのバックには財務省がいる。私は仙谷・財務省内閣だとみている。≫
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