http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/277.html
Tweet |
反対派退席「不信任だ」=民主に禍根、分裂含み−消費増税
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011122900975
2011/12/30-00:49 時事通信
消費増税をめぐる民主党内の論議は29日、野田佳彦首相も出席して断続的に開かれた税制調査会などの合同総会を経てようやく決着した。しかし、あくまでも税率や引き上げ時期の明示を譲らない首相に反対派は猛反発。小沢一郎元代表に近い若手議員らの集団離党で表面化した亀裂が一段と深まった。来年3月には関連法案提出という高いハードルが待ち受ける。さらなる離党予備軍を抱える民主党は、分裂含みで年を越すことになる。
「首相の対応によっては身の振り方を考えなければならない」「さらに離党者が出るなら、この政権はつぶれる」。衆院議員会館で開かれた合同総会では、複数の議員が「離党カード」を首相に突き付けつつ反対論を展開。議論は紛糾した。
首相は消費増税の実施時期を半年先送りする妥協案を提示し、藤井裕久税調会長への一任を求めたが、山田正彦元農林水産相ら反対派は納得せず、「これ以上議論しても無駄だ」として退席。山田氏はこの後、「(このままでは)離党者が出る。法案が提出されるとき、それぞれが考えるのではないか」と語気を強めた。別の反対派議員は「政局だ。野党が内閣不信任決議案を出せば、可決する」と、倒閣の可能性に言及した。
執行部には、「首相が総会で説明すれば反対派も矛を収めるだろう」(幹部)との期待があったが、「逆算して考えれば、(来年)3月に法案を出すには今決めなければならない」と強気で出た首相の姿勢に、反対派の怒りは増幅。素案の修正を重ねてようやく了承に至ったが、「首相は民主党が壊れることより消費税の方を重視している」(小沢元代表周辺)と深刻なしこりが残った。
消費増税路線に対しては、衆院選マニフェスト(政権公約)に記載がなかったとして、小沢元代表のグループの内山晃氏ら衆院議員9人が離党届を提出し、年明けの新党結成を目指している。これとは別に横峯良郎参院議員も離党届を出し、鈴木宗男元衆院議員が旗揚げする新党「大地・真民主党」に参加する。二つの新党は、民主党からの離党者の受け皿となるとの見方がもっぱらだ。
来年1月召集の通常国会では、野党が早期の衆院解散を求めて攻勢を強めてくるのは確実。野田内閣の支持率が下落の一途をたどる中、民主党内では「首相が解散に打って出るなら、新党に参加するしかない」(若手)との声が広がっている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK124掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。