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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu254.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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地方公務員、週刊誌等による、改革派市長に対するスキャンダル攻撃は、
中田宏前横浜市長のみならず、橋下新大阪市長にも行なわれるだろう。
2011年12月27日 火曜日
◆最も参考になったカスタマーレビュー
中田さん、よくぞここまで書いてくれました。
横浜市なんて、大都市だし、洗練された行政を突き進んでいるのでは、と思っていたら、
この平成の時代に、こんな事が起きていたことは・・・。
公務員の各種=摩訶不思議な手当や、議員やマスコミ記者の呆れ果てた実態の数々。
これは、小説ではなくて、本当に、本当に事実なのか? 信じられない実態のオンパレードが明らかにされています。
しかし、これは、もしや(多分)、全国の役所も同じ中身ではと、勘ぐると本当にぞっとします。
こんな事をやっているから、日本は超債務国家をまっしぐらで、海外とまともにつきあってもらえないのです。
本書は読みやすいので、中学生からの若い世代、普段政治に興味にない方々にも是非手にとってほしい。
役所を取り巻く実態を、自分が身を置く地域に想像を膨らませると、無関心ではいられないはずだ。
しかし、週刊誌の、7週連続の執拗なる“撃墜”特集は、あんまりだ。
捏造記事でも、それだけやれば人は信じてしまう可能性が高い。その影響力は、恐ろしい。
マスコミの情報に、洗脳されていまう危険がある。
◆私を奈落の底に落とした、スキャンダルとは 12月20日 中田宏,Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1112/20/news008.html
私を奈落の底に突き落とした数々のスキャンダル
私が横浜市長に就任したのは2002年、37歳のときだ。衆議院議員を連続3期務めた後、4期目を目指す現職の高秀秀信氏と選挙戦を戦い、財政再建を全面に押し出した私が当選した。いまとなっては悪い冗談のようにしか聞こえないかもしれないが、当時は「若さとクリーンさを掲げて初当選」と新聞やテレビなどで報じられ、史上最年少(当時)の政令指定都市の市長としてマスコミにもてはやされた。
私の経歴はといえば、中学生のときは野球部、高校では空手道部と、勉強より運動の方に精を出していた。新聞配達をしながら2浪の末、青山学院大学に入学。卒業後は松下政経塾に入塾してゴミ問題に取り組み、1993年に28歳で衆議院議員に初当選した。こうした私の経歴をマスコミは「成功者」として扱った。
2006年4月の市長2期目の当選後にはベストジーニスト賞、2007年の父の日にはベストファーザー賞をいただいた。しかし、その数カ月後には『週刊現代』(講談社)の一連のスキャンダル記事が始まるのだから、何とも皮肉な受賞だったといえる。受賞を決定した日本ファーザーズ・デイ委員会の方々はさぞや困惑したことだろう。
マスコミの私への攻撃は、2007年11月10日号の『週刊現代』の記事「中田宏横浜市長『“私の中に指入れ”合コン』と『口封じ恫喝肉声テープ』」から始まった。そして、翌週の11月17日号には「“ワイセツ合コン 横浜市長”中田宏氏の『公金横領疑惑』と『黒い人脈』」、12月1日号には「中田宏横浜市長は海外視察をサボってキャバクラで『ホステスおさわり』」、12月8日号には「“憤死” 横浜・高秀秀信前市長の未亡人美智子さんが激白『夫は中田宏に殺された』」と続く。さらに、連載最終となる12月22・29日号では「中田宏横浜市長『消えた選挙資金1000万円』と『税金ネコババ』疑惑、市民団体が刑事告訴へ」という記事が掲載された。
翌年の12月20日号では「中田宏横浜市長との不倫、卑劣な素顔」、12月27日・1月3日号「私は中田宏横浜市長を訴えます」というおまけまで出た。いやはや、これらの“罪状”が事実ならば、私は今ごろ高い塀の内側で自由がきかない生活をしているに違いない。
私への疑惑を要約すると、合コンでのハレンチ行為、公金横領、海外視察のサボり、前市長への裏切り、不倫騒動、飲酒運転、税金ネコババと続く。よくもまあ、これだけインチキ記事をねつ造できたものである。どれも裏づけ取材のない、いい加減な内容だ。私の周辺から意図的に流された噂話を事実であるかのように書きつらねている。
これらの記事の真偽の程については後述するが、私と敵対するグループによるいやがらせだということは、民事訴訟の判決でもはっきり認定されている。「政治家を殺すのに刃物はいらない。スキャンダルをでっち上げればいい」というやり方だ。
自分を完璧な人間、清廉潔白な政治家だと豪語する気はさらさらないが、人間として最低限のルールは守っているつもりだ。また、政治家としてその職権を利用して不正を働いたことなど、ただの一度もない。褒められたものではない行為や振る舞いが皆無だと言うつもりはないが、記事にあるような行為は一切やっていない。
では、なぜ、こんな目に遭ったのか?
一言でいえば、私の市長として実行した改革が、既得権益や利権を奪われた人びとの恨みを買い、その報復としてバッシング記事が仕掛けられたということだ。私のイメージダウンを図り、政治生命を絶とうとしたのだ。
一連の報道を受け、横浜市議会でやり玉に挙げられたが、私は相手にせず、出版社を相手取った名誉毀損裁判を起こした。ありもしない女性問題で議会の進行を遅らせたくはなかったからだ。少なくとも係争中は黙秘できるし、裁判で真相が明らかになれば議会で追及されることもなくなる。「全ては裁判で明らかになる」と表明し、粛々と市長職をこなした。それが私なりの反撃だった。
そして、最初の報道から約3年が過ぎた2010年10月、特に悪質だった3つの記事(強制わいせつ疑惑、公金横領疑惑、市長公務の放棄疑惑)について「こうした事実はない」と裁判で認められた。さらに、「私と結婚の約束をしていたのに裏切られた」として元ホステスの女性から慰謝料を請求された裁判でも、交際の事実がないとして訴えが棄却された。
これで晴れて潔白が証明されたわけだが、読者の中には「そうはいっても、つけいられるような事実があったんじゃないか?」と詮索する向きもあるかもしれない。「火のないところに煙は立たず」という言葉もある。しかし、実際にそうした事実はない。
私を陥れようとする者たちの狙いは、一時的にターゲットを貶(おとし)めることであって、事実であるかどうか、裁判で勝つか負けるかなど関係がないのだ。
そこに隠された真実とは何なのか。現役市長を辞したいまだからこそ語れる地方政治のダークな世界を、皆さんにお伝えしていきたいと思う。
(私のコメント)
昨日は無力な総理大臣と、権力を欲しいままに利権をむさぼる霞ヶ関について欠きましたが、制度上最高権力を政治家に与えても能力が伴わなければ権力は機能しない。総理大臣が務まるような人材はなかなか政界に入れないような仕組みになっており、小選挙区制は世襲の政治家を増やしただけだった。
中選挙区などでは、党の公認を得られなくても無所属で当選して後で公認を得ることも出来ましたが、小選挙区制では無理だ。市町村長や都道府県知事なども一種の小選挙区で政党や議会の公認を得た候補が圧倒的に有利だ。しかし現在の地方行政は議会と行政とが一体化してしまって、公務員組合は議会と共にお手盛りで給与を上げたり手当てを付けている。
これと同じようなことが国政レベルでも行なわれていて、悪い意味で議会と行政が一体化してしまって、公務員制度改革に手を付けようとすると、霞ヶ関からスキャンダルがリークされてマスコミで叩かれて大臣が失脚して内閣は短命に終わる。総理大臣や内閣がコロコロ代わっても実際に政治を動かしているのは議会ではなく霞ヶ関なのだから行政が停滞することがない。
大阪のダブル選挙で橋下氏が勝利したのは大阪市政の腐敗が酷いからですが、市長と市議会と大阪市職員組合が一体化してしまってお手盛り行政が行なわれていた。まさに財政再建団体一歩手前まで来ていたのですが、橋下氏なら出来るだろうと大阪市民は票を入れたのだろう。しかしそれに対するマスコミ週刊誌のの橋下批判はものすごく、中田横浜市長記事を思わせるほどのものだった。それでも大阪市長選挙では橋下氏が選ばれました。
大阪市政の不敗と横浜市の腐敗は全国共通のものであり、中田氏はこれに手を付けたことで市職員の恨みを買って「週刊現代」による中田スキャンダル記事が7週間にわたって行なわれた。しかしそれらの記事が出鱈目であることが裁判で証明されましたが、横浜市職員が中田氏を追い出すことには成功した。スキャンダルが無かった事を証明することは非常に難しい、それに対してでっち上げるには被害者と称する女性の嘘証言だけででっち上げることが出来る。
中田氏の記事には続きがありますが、証拠写真といわれる写真も国会議員時代に医療問題で看護学校の生徒たちと撮った写真が使われていた。嘘の告白をした女性は年齢を逆算すれば18歳以下で看護学校にも入れない年齢だった。「週刊現代」が裏づけを取ろうと思えば簡単に出来る事実だ。「週刊現代」に載った証言も裁判では「言っていない」と否定された。つまりそこまでして中田市長を辞任に追い込もうとした理由はなんなのだろうか? 大阪市政の腐敗も酷いものだった。
◆日本一の腐敗都市−大阪市 2005年9月22日 依存症の独り言
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2005/09/post_5849.html
ここで、大阪市の腐敗と堕落の事例を挙げておこう。
1.カラ残業
昨年11月に発覚した大阪市職員のカラ残業は、全区役所と本庁の8割以上の局で行われていた。既に判明した03年度で6138万円、04年度4〜10月分で2510万円を超える。
カラ残業とは、実体がないのに残業手当を払うことであり、民間のサービス残業のまったく逆である。
2.ヤミ年金・退職金
職員の確定給付型年金掛け金の3分の2以上を公費で負担。職員は退職後に約400万円を受給できる。平成16年度だけで約26億5000万円の支出。
3.イージーオーダースーツ
係長以下の職員約2万3000人に、2〜3年毎にスーツを一着ずつ無償で支給。価格は、男性用が約3万2000円から3万5000円、女性用が3万円。費用の総額は、平成16年度だけで約3億4500万円に上る。
4.ヤミ管理職手当
管理職ではない係長職に管理職手当を支給。年間38億5000万円
5.ヤミボーナス
ボーナスの算出基礎額に扶養手当を算入。年間9億6000万円
6.特殊勤務手当
本来、危険や困難を伴う業務に支払われるべき特勤手当(例えば消防職)を通常の
職務に支給。
批判を受けて56億円分は廃止したが、まだ「税金徴収業務手当」や「福祉業務手当」等、危険や困難を伴うとは思えない33種類の手当、年間約39億円分が支給されている。
7.ヤミ専従
勤務時間中に労働組合活動に従事する「ヤミ専従」に給料を支給。自治労本部に勤務していた者まで受給。労組活動に従事した時間は給料を支払わないのが原則(代わりに労組が組合費から支払うのが通常)。
過去3年間で1億1200万円。しかも市は調査せず、労組が独自に調査した結果。市は、書類がないことを理由に、これ以上さかのぼって調査しないと言明。
※市には「文書保存規定」があるはずであり、書類がないわけがない※
この問題では、市と労組双方の幹部ら計254人が減給や戒告などの処分を受けただけである。
8.職場の親ぼく団体への助成
年間10億円
9.職員互助組合への補助
約4万6千人の職員で組織する職員互助組合に年間42億8000万円を補助。
10.議員も恩恵
本会議や委員会の出席議員に対する交通費名目の費用弁償(1人1日1万円)が今もある市は、府内で大阪市だけ。
市営交通の無料パスもあって「二重受給」との見方が強い。会派が受ける政務調査費も全国の市で最高レベル。
さすがに国税局も黙っておれず、スーツの支給やヤミ年金については、課税対象となる可能性が高いとみて税務調査に着手した。
以上は異常である(笑)すべて市民と国民の税金なのだ。(後略)
(私のコメント)
「週刊現代」が、ただ売らんが為に垂れ込み記事を裏も取らずに掲載したのではないだろう。それらしき証言や写真などを集めなければなりませんが、中田氏も記事の最後に「もちろん、こんな小細工を彼一人でやれるはずはない。彼の背後にはもっと大物がいるのだ。それについては後で触れる。」と書いていますが、横浜市の腐敗した行政よりも中田市長個人を記事にする「週刊現代」のスタンスが狂っている。
おそらく近い将来、橋下大阪市長に対する捏造スキャンダル記事が「週刊新潮」「週刊文春」に載る事もあるかもしれない。しかし読者はまたかといった程度の反応しかなく、週刊誌はデタラメ記事ばかり書いていたら誰にも信用されず売れ行きは落ちる一方になるだけだ。新聞やテレビや週刊誌などの記事の信用性が低下すれば読者はネットに集まってくる。ネットも玉石混合ですが、「株式日記」はコメント蘭も公開しており、炎上するような記事を書いたことは一度もない。
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