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最悪の年の後始末 この国は再生か奈落の底か
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2011/12/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
不況、震災、原発事故――と、最悪の一年だった2011年。サラリーマンにとって2012年は、もっとヒドイ年になりそうだ。
内閣府の調査によると、「企業内失業者」は今年9月時点で465万人もいる。雇用者の8・5%、11人に1人は、会社にとって“要らない人”ということだ。製造業に限れば、17・2%に達している。来年、さらに景気が悪化することは間違いないから、いま会社に席がある「企業内失業者」が、ホンモノの失業者に転落する可能性は高い。
こういう時こそ、政治、経済、社会の指導者がなんとかするしかない。この国が再生するか、奈落の底に落ちるか、すべてはリーダーにかかっている。とりわけ問われるのが政治の力量だ。
◆来年早々に退陣必至なのにヤケっぱち亡国
予算を決め来年以降の消費税増税、TPP参加に狂奔する野田パラノイア首相
ところが、肝心の野田首相がまったく頼りにならない。野田内閣が閣議決定した2012年度の“予算案”を見て、国民は愕然としたはずだ。予算規模は、実質96兆6975億円と過去最大になったが、経済成長につながる目玉政策はゼロだった。さすがに、大新聞も「経済効果 限定的か」と報じたほど。
ふざけているのは、2年前の総選挙で約束したマニフェストを完全に捨て去ったことだ。「子ども手当」や「高速道路の無料化」など、看板政策をことごとく縮小撤回し、逆にマニフェストで「建設中止」としていた「八ツ場ダム」の建設再開を決定した。国民への裏切りもいいところだ。
しかも、野田首相は「財源が足りないから」と、「消費税アップ」に奔走し、国民が望んでいない「TPP参加」に血道を上げているのだから、どうかしている。消費税アップで突っ走ったら、党内を分裂させ、政権を弱体化させるだけなのに、一体何を考えているのか。
◆右往左往し混乱の極にある政治経済社会文化の指導者たちとケセラセラの庶民
政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。
「野田首相は開き直ったとしか思えません。さもなければ、状況がまったく見えていない。このまま消費税アップで暴走したら、支持率が急落し、党内で“野田降ろし”が始まり、場合によっては、年明け早々の“退陣”もあり得ますよ。それでも、消費税アップに執着しているのは、財務官僚に“歴史に名前が残る”と吹き込まれたからでしょう。完全に洗脳されている。政権が消えてなくなるのに、消費税アップに固執するなんて常軌を逸しています」
それより何より、消費税をアップしたら日本は大不況に突入してしまう。
一国のトップが正常な判断を失っているのだから話にならない。
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