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2011.12.25
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2011年12月25日 03:31 岡留安則
■12月某日 さっさと国会を閉じた民主党が、年末を前にしてやりたい放題の悪あがきを見せている。北朝鮮の独裁を笑っている場合なのか。公約を次々破るのは完全な裏切行為だ。就任前から悲願にしてきた消費税も2015年に10%まで挙げる方針を固めてしまった。民主党内だけでも100人以上は確実に反対派が存在する。財務官僚にしてやられた安住財務大臣に公約破りの罪悪感は露ほどもない。ホントにアホな財務大臣だ。消費税増税の前に徹底した予算の削減をやるという公約も反古にして、である。議員定数削減や国家公務員給与削減などはあっさり先送りしての増税なんてありえるのか。ならば、政権のやりくちが支持されているかどうか、選挙で民意を問うべきである。先に案を確定して後で民意を問うという民主党の言い分もふざけた話である。メディアもしっかり批判せよ!
八ッ場ダム建設もなし崩しで建設再開を決めた。国土交通大臣に就任して建設中止を勇ましくぶち上げた前原政調会長も一応の抵抗姿勢はみせたものの、最後は政府に一任という無責任さ。前原氏に対して一部では過剰な評価をする連中もいるが、筆者にいわせれば、調子のいい口先男である。野田政権の閣僚にはろくな人材がいない。前田国土交通大臣なども、これまでの自民党のゼネコンみたいな体質しか持ちあわせていないようだ。どこが民主党だ。官僚か利権屋にしか見えない。問責決議が可決され一川、山岡大臣だけでなく、まともな閣僚が見あたないのだから、民主党に対する絶望感がドンドン強まるのも当然だろう。
先の大阪府知事選、大阪市長選でも自民党と組んだ民主党は大惨敗だった。しかし、選対本部の致命的な判断ミスと惨敗の責任は誰一人とらない。菅前総理の前回の参議惨敗の時もそうだったが誰も責任を取らない。上に立つ政治家がこれでは、官僚たちがやりたい放題になるのも当然だろう。早ければ来年にも予想される解散総選挙に民主党が勝てる可能性は限りなくゼロに近い。現有議席から半減は間違いなしだが、執行部にその危機感はまったく感じられな。どういう持ち主なんだ。それとも、権力奪取に舞い上がった単なるド素人集団の権力ゴッコなのか。
沖縄関連の振興予算は2900億円で決まった。当初の一括交付金3000億円よりも減額されたものの、大幅アップとなった。だが、沖縄県民にすれば、予算増額を手放しで喜べる状況ではない。仲井真知事が東京で民主党幹部や閣僚クラスと極秘の会談を続けた結果がこれだったのか、と思わざるを得ない。辺野古移設のための環境アセスを防衛省が進めることに対してもあっさり容認した。アセスの権限は防衛省にあるのは間違いないが、「県民の意志はアセス提出に反対である」ことを強く明言すべきだったし、振興予算と基地問題はリンクさせないという強固な意志を示すべきだったが、それもふにゃふにゃ。沖縄予算に関しては前原政調会長の陰謀臭いが、そうだとすればタチが悪すぎる。仲井真知事が振興予算と引き換えに辺野古建設容認をやるのではないかと勘繰りたくなる。少なくとも東日本大震災の復興予算じたいが厳しい中で、沖縄だけ特別視することのひとつが基地対策である事は間違いないろう。北部振興予算も20億円削られたが、50億円は認められた。いまだに、前原が建前上否定するアメとムチの政策は強固に存在しているのは明らかである。ケビン・メアではないが、やはり、たかりの名人なのか。
米国が東芝の子会社を使って原発を30年ぶりに建設するという。福島第一原発は米国のGEである。脱原発は完全無視なのか。オバマ大統領も碌な人物でしかないことがバレバレだ。来年は、北朝鮮、中国、ロシアも政権交代を迎える。日本も未熟な政権の元で先の見えないまま、非常事態に突入するつもりなのか。それでいいのか、ニッポン、チャチャチャ!!
http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-4311-2.html
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