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◆次期総選挙まで、あと最長1年7か月となった。衆院議員任期が2013年8月29日、参院議員任期は2013年7月25日であるからである。「衆参同日(ダブル)選挙」も想定される。
この間に民主党が、公明党などと連立を組めなければ、現在の「衆参ねじれ現象」は、解消されない。民主党政権が2009年9月16日に誕生して、2年3か月の間に4人も首相が交代して、政権担当能力に疑問符がついている以上、公明党が民主党と連立するのは、「抱き合い心中」も同然となる危険があるので、恐ろしくて、そんな冒険はできそうもない。
◆野田佳彦首相は、「消費税増税」に強くこだわり、次期通常国会に消費税増税法案を上程し、成立を図ろうとするだろう。そのためには、国民から「増税するなら身を切れ」と迫られるので、とくに衆参両議員の定数削減に踏み切らざるを得なくなる。これには、当然、公明党、共産党、社民党など「毛ジラミ」のような政党が、猛烈に反対するのは、目に見えている。
2012年度政府予算案が「衆院優越」によって成立しても、予算関連法案が野党の抵抗に合って成立できなければ、その時、野田佳彦首相は、予算関連法案と引き換えに、「衆院解散・総選挙」に踏み切らざるを得なくなるかもしれない。つまり「追い込まれ解散」か「話し合い解散」かということになる。
◆小沢一郎元代表は、「暗黒人民裁判」で、無罪判決が下されることに自信を抱いているのか、最近は、かなり「悪抜け」したような表情に変わっている。元東京地検特捜部所属の田代政弘検事の「捜査報告書偽造」(虚偽公文偽造罪の疑い)や大阪地検特捜部の前田恒彦元検事(証改竄罪で有罪判決、服役中)の証言により、東京検察審査会が行った「起訴相当」の議決の大前提が大幅に損なわれている現状で、東京地裁が、「裁判打ち切り」(公訴棄却)
判決を下さないとも限らない。
◆こうした状況の下で、小沢一郎元代表は、自宅での恒例の「新年会」を中止しており、小沢派議員に「各々選挙区に帰り、しっかり支持者回りをして、地盤強化に努めるよう」指示している。完全なる総選挙態勢の構築である。
国会議員は、落選すれば、「猿以下」となる。猿は木から落ちても猿だが、国会議員は、「ただの人」となってしまうからだ。
小沢一郎下代表は、次期総選挙では、民主党惨敗、自民党も過半数に及ばず、中央政界は、星雲状態になり、複数政党連立政権もしくは、政界大再編という「政界大乱」を予測している。
【参考】国会の勢力分野
●衆議院(平成23年12月6日現在)
民主党・無所属クラブ 302
自由民主党・無所属の会 120
公明党 21
日本共産党 9
社会民主党・市民連合 6
みんなの党 5
国民新党・新党日本 5
たちあがれ日本 2
無所属 9
欠員 1
計 480
●参議院(平成23年12月23日現在)
民主党・新緑風会 106
自由民主党・無所属の会 83
公明党 19
みんなの党 11
日本共産党 6
たちあがれ日本・新党改革 5
社会民主党・護憲連合 4
国民新党 3
各派に属しない議員 5
欠員 0
合計 242
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e9ff12aa6ffbdd887f32b6a170582323
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