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「変節政権」に痛撃=消費増税にも暗雲−中島氏離党
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011122400288
2011/12/24-20:35 時事通信
野田政権が民主党マニフェスト(政権公約)をほごにする形で決めた八ツ場ダムの建設継続は24日、所属議員の離党問題に発展した。離党届を提出した中島政希衆院議員は記者会見で「民主党は変節した」と厳しく批判。週明けから素案取りまとめがヤマ場を迎える消費増税でも「公約違反」に反発する議員の離党が取り沙汰されており、野田佳彦首相が「不退転の決意」で突き進む増税路線に暗雲が垂れ込めた。
「八ツ場ダム建設は国民の信頼を裏切るものだ。到底容認できない」。中島氏は24日の会見で、首相と党執行部の最終判断を非難。「同憂の士は少なからず存在する」と、「離党予備軍」がいることを示唆した。同じ党群馬県連所属の石関貴史衆院議員は「気持ちは全く同じだ」とのコメントを発表した。
八ツ場ダム建設中止は、民主党がマニフェストで掲げた「コンクリートから人へ」の理念の象徴だった。同党政権はこれまでも子ども手当、高速道路無料化、農家への戸別所得補償などで公約の撤回・修正を繰り返してきたが、公約違反への不満を理由とした離党表明は初めてで、党内の許容限度を超えつつあることを示すものだ。
実際、野田政権が公約にない消費増税に踏み切ろうとしていることに、党所属議員は地元の風当たりを身にしみて感じている。ある若手議員は、支持者から離党を促されていると明かし、消費増税の素案づくりについて「強引にやれば離党の動きが出る」と警告した。
首相は24日、八ツ場ダム建設継続についてようやく言及したが、「予断なく検証した結果だ。苦渋の決断だった」と述べるにとどめ、詳しい説明や謝罪の言葉はなかった。中島氏は首相が前面に出て指導力を発揮しないことに強い不満を示したが、首相には届かなかったようだ。
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