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小沢氏側弁護団、田代検事の決定的な虚偽報告書:お天道様は見ている!
作成日時 : 2011/12/24 :(かっちの言い分)
小沢氏の弁護側が、当時の東京地検特捜部検事が上司に報告した捜査報告書に虚偽記載があった事実が小沢氏裁判で明らかになったとして、以下の記事のように「虚偽」報告書を東京地裁に証拠申請したという。
小沢元代表弁護側、「虚偽」報告書を証拠申請へ
(2011年12月24日18時40分 読売新聞)
資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢一郎民主党元代表(69)の公判で、当時の東京地検特捜部検事が作成した捜査報告書に虚偽があった事実が発覚した問題で、小沢被告の弁護側は来週、この報告書を根拠にした東京第5検察審査会の起訴議決は無効だとして、報告書を東京地裁に証拠申請することを決めた。 同審査会に提出された捜査資料のリストの開示も求め、報告書などが起訴議決に与えた影響を明らかにしたい考えだ。 この捜査報告書は、元特捜部の田代政弘検事(44)が昨年5月、保釈された同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)の再聴取後に作成。昨年1月の勾留中の取り調べで小沢被告の関与を認めた理由として、石川被告が
上記の検事は、言わずと知れた田代検事である。小沢裁判公判において、田代検事自身が弁護側に追及され、間違って書いてしまったと認めている。弁護側がこれを証拠申請したと聞いて、以下の明治大学で開催された以下のシンポジュウムを思い出した。
■テーマ:「検察、世論、冤罪 III」 0検察審査会0
http://www.ustream.tv/recorded/19317792
■日程:12月22日(木)18時30分
■会場:明治大学リバティタワー 1F 1011教室教室
■パネリスト:郷原信郎(名城大学教授・弁護士・「検察の在り方検討会議」委員)
山下幸夫(弁護士・元最高検察庁アドバイザー)
市川 寛(弁護士・元検事)
山口一臣(週刊朝日前編集長)
八木啓代(作家・「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」代表)
森ゆうこ(参議院議員)
この中で郷原氏が、今回の田代検事が間違って作ってしまったなどは有り得ず、この虚偽は大阪地検特捜部の前田元検事のフロッピーディスクの改竄よりひどい。これを検察がそのまま放置することは、前田元検事の上司公判で、大坪元特捜部長、佐賀元副特捜部長らの罪を問えなくなるとまで言い切った。
またこの記事を読んで、八木氏が小沢氏の弁護側は、検察審査会で小沢氏を強制起訴にした偽報告書を書いた田代検事を告訴すべきなのだと述べた。もし小沢氏の弁護側が告訴しなければ、一般市民団体が代わって告訴すべきと述べていたことを思い出した。
小沢氏の弁護側が告訴ではないが、検察審査会の議決自体が無効であるとする証拠申請を行ったことは、決定的な証拠となるだろう。裁判公判で宣誓した田代検事自身が虚偽を認めたことは、疑わしい検事調書の証拠とは比べようもなく重い。もし裁判所が証拠として拒否するようでは、日本の司法全体が小沢氏を抹殺しようとしている証拠となる。
上記のシンポジュウムの中で、市川氏が検事時代、田代検事と同僚で、田代検事の人となりを知っているが、彼は独断でそんな虚偽が出来る人物でないと述べた。虚偽記述は、田代検事の上の方からの指示があり、不本意ながら書いたのだろうと述べた。なぜなら、石川議員の隠し撮りレコーダーの中で田代検事が上司に不満があるような言動をしているのが、上司の指示を示しているのではないかと分析した。
この重要な証拠申請は検察審査会議決の根底を翻すものである。鈴木宗男氏と一緒に逮捕された元外務省の佐藤 優氏が、石川議員にICレコーダーで隠し取りを勧めたから明らかになったことである。起死回生のアドバイスであった。
お天道様はちゃんと悪事を見ている。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201112/article_26.html
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