http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/892.html
Tweet |
“ペテン”民主、国民への公約大崩壊!こんな政党モ〜いらない
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111224/plt1112241446001-n1.htm
2011.12.24 夕刊フジ
民主党のマニフェスト崩壊が最終段階に突入した。野田佳彦首相らによる23日の政府・民主3役会議で、「建設中止」と明記していた八ツ場ダム(群馬県)の建設再開を正式決定し、24日に閣議決定した来年度予算案にダム本体工事費を計上したのだ。これ以外にも、民主党マニフェストはことごとく反故にされており、国民の失望はさらに深まっている。
「党は工事費の予算計上に反対するが、最終決定は政府に委ねる」
前日まで「断固反対」と公言していた前原誠司政調会長だが、最終的に政府側の決定を容認した。自民党の安倍晋三元首相は同日、BSフジの「PRIME NEWS」で「本当に『言うだけ番長』になってしまった」とあきれた。
会議には、政府側から野田首相と藤村修官房長官、党側から前原氏と輿石東幹事長、樽床伸二幹事長代行らが出席。
前原氏は「承服できない!」と最後の抵抗を試みた。輿石東幹事長も「政調会長1人に責任を負わせるわけにはいかない。党全体としては反対だ」と肩を持ち、1時間以上も堂々めぐりが続いた。野田首相は泥の中のどじょうのように無言のまま。最後は、輿石氏が狙いすましたように「最終決断は政府に委ねる」と議論を引き取った。
野田首相と輿石氏の「出来レース」のような決着に、前原氏は会議後、「極めて遺憾だ」と述べたが、政調会長辞任については「キャッチャーとして野田政権を支えることに変わりはない」ときっぱり否定した。
それにしても、民主党の2009年衆院選のマニフェスト(政権公約)の崩壊はすさまじい。八ツ場ダム中止だけでなく、子ども手当や高速道路無料化など、目玉公約はことごとく頓挫している。
前出の安倍氏は、番組で「民主党の場合は、まさに、本当に言うだけじゃないですか」と批判し、「(政府が国民に対して)すみません。間違えました」と説明すべきとの考えを示した。
【民主党 主なマニフェスト崩壊】
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20111224/plt1112241446001-p2.htm
◇
【危機の正体】民主すべてがデタラメ!国民だけ不幸に
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111217/plt1112171255001-n1.htm
2011.12.17 夕刊フジ
改めて、政権交代選挙での、民主党マニフェストを見てみよう。
「国の総予算207兆円を全面組み替え。税金のムダづかいと天下りを根絶します」「国家公務員の総人件費を2割削減します」「『年金手帳』で消えない年金。年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します」とある。「今の仕組みを改め、新しい財源を生み出します」とし、徹底的な効率化、「埋蔵金」、租税特別措置の見直しによって総額16・8兆円を捻出することを2013年度に実現するともいう。
言うまでもなく、これらは全てデタラメだ。選挙の際にデタラメを並べ立て、有権者を欺いて政権を手に入れたのだ。
16・8兆円など、どこからも出てこない。だから消費税増税を行うという。このままでは年金財政も破綻するとして年金の支給年齢の引き上げや支給額の引き下げ、現役世代の年金保険料の引き上げを検討している。
一方、国家公務員については人件費の削減どころか、今月支給された冬のボーナスは逆に増えている。12日に判明した「社会保障と税の一体改革」素案では公務員ら共済年金加入者のみの特権となっている職域加算の廃止を、民主党を支持する自治労や日教組に配慮して存続に向けて検討する方針を記している。
野田佳彦首相は9月の就任直後、国会での所信表明演説で、江戸時代の儒学者・佐藤一斎の「春風を以て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て自らは肅(つつし)む」を引用して「秋の霜のように、自らの行動を厳しく正していく」と述べたが、全くもって逆ではないか。春風をもって公務員に接し、秋霜をもって国民を慎しませようとしている。支持率が急落するのもうなずける。
民主党政権はいつの頃からか、財政が厳しいということばかりを言い募るようになった。調子よく吹聴していた「政治主導」が頓挫して、財務省主導に転じた頃からだが、予算の組み替えや「埋蔵金」で金はいくらでも捻出できるはずではなかったのかと皮肉を言いたくなる。
しかし、自分たちの見込み違いを一切反省することなく、今度は増税だと言い始めた。だが、これは一番無能な政治家の考えることだ。
何よりこの政権には経済の成長戦略が何もない。社会保障も税も本来一体化すべきは成長戦略であり、経済成長によって税収を増やすことは考えないで一番取りやすい国民の財布に手を突っ込んで金を取ろうとする。
3月の東日本大震災や急激な円高で日本の経済は疲弊している。その前からのデフレもある。この不況下で増税すれば、消費はますます冷え込み、税収の総額が減るのは橋本内閣の消費税増税の例でも明らかではないか。何から何までデタラメなのだ。=つづく
■八木秀次(やぎ・ひでつぐ) 1962年、広島県生まれ。早大法学部卒業。同大学院政治学研究科博士課程中退。国家、教育、歴史などについて保守主義の立場から幅広い言論活動を展開。第2回正論新風賞受賞。現在、高崎経済大学教授、フジテレビジョン番組審議委員、日本教育再生機構理事長。著書に「国民の思想」(産経新聞社)など多数。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK123掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。