120. 2011年12月25日 00:02:31
: B7wZ0VRrvQ
お金の分配権をめぐる権力闘争は、日本銀行にとどまる話ではない。日本銀行は単独で意思決定するという側面もあるが、一方で政府や財務省からの影響も無視できない。日本銀行の最高意思決定機関である政策委員会には、政府から財務大臣などが出席しているのだ。政府は、日銀をコントロールできる立場にあり、お金の分配権も持っている。 歴史的に、戦前の軍事政権の残党グループと戦後に日本に介入してきたアメリカグループがこの権限を二分していた。後に前者が持つ権限を受け継いだのが経世会やその裏にいたグループである。そして、さらに細かいお金の振り分けをするのが大蔵省の仕事だった。 だが、問題は1980年代から始まった。このころ、経世会の裏にいる金庫番たちが次々と暗殺され、G5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)のプラザ合意で円高ドル安が決まった1985年以降、日本は実質的にアメリカの子会社となり、大蔵省の幹部クラスの人事もアメリカによって決められるようになっていったのだ。 重要なのは、日本の総理が何を考えていても、直接アメリカが大蔵省に指図してしまうということだ。後に当時の橋本竜太郎総理が大蔵省の無力化を狙い、伝統あるその名前まで取り上げ、財務省と金融庁に分解されることになったが、結局この両省庁間では往復人事が許され、「大蔵省」は事実上復活した。 橋本竜太郎といえば、小泉純一郎が登場する以前から改革派保守政治家の頭目で経世会会長だったが、大蔵省改革を断行したことでアメリカ側から目の敵にされ、2004年に日歯連闇献金事件が捏造されてしまった。 この事件は、橋本と青木幹夫、野中広務といった経世会の重鎮たちが、当時の日歯連の会長や理事と料亭で会食し、その際に小切手で1億円を闇献金として受け取ったというものだが、証拠はなく、結局は不起訴に終わった。 とはいえ、「闇の支配者」の走狗として橋本叩きに奔走したマスメディアの報道によって政治力を失った橋本は政界を引退。挫折感の中で、2006年に多臓器不全で死去した。 橋本は大蔵省改革を推し進めたことでアメリカによって殺されてしまった一人だ。正式には「敗血症性ショック」が死因とされているが、実際には毒殺だったという。これは日本の大物右翼や、竹下登の現役時代の金庫番だった人物など、複数の信頼できる当時の関係者から得た確実な情報だ。ちなみに、竹下も経世会が持つお金を分配する権限をアメリカに譲らなかったために殺されたのだと聞いている。 そして現在、日本の良識ある保守勢力がずっと守ろうとしてきた権限の多くは、ロックフェラーやロスチャイルドによって取り込まれてしまった。菅が総理に就任してから取り組もうとしていた「勝負」とは、その円の分配権をロックフェラーやロスチャイルドから日本に完全に取り戻すための戦いだったのだ。これらの情報は、この権限を手にした経験のある複数の人物から明かされたものである。 この勝負の行方は、日本だけに意味のあるものではない。日本のお金の分配権がどこに渡るかによって世界の未来が決まるといっても過言ではないのだ。 そもそも日本は、長年にわたって汗水垂らして働いたおかげで経常黒字が続き、形式的には世界最大の債権国であり、本来は世界におけるお金の分配権を持っていてもおかしくはないのだ。日本が本気になってお金の分配権を奪還できれば、潤沢な資金を背景に、日本が持つ潜在的な力で世界中の環境破壊や貧困を解決することも可能なのだ。 鳩山政権時代、日本のマスコミはアメリカ軍基地問題をさかんに取り上げ、世論も大きな関心を払っていたが、「お金の分配権」の問題と比べたら、小さな話に過ぎない。 だが、日本がお金の分配権をアメリカから奪還できた場合、アメリカは破産するかもしれない。そして、世界中のアメリカ軍基地が一度に引き上げることになれば、それまでアメリカ軍が世界各地で働いてきた悪事のすべてがバレて、世界の覇権をあっという間に失ってしまう。また、曲がりなりにも世界の警察官を務めてきたアメリカ軍が世界中から撤退するようなことになれば、世界の秩序は崩壊し、日本も中国の植民地になってしまうかもしれない。 そこでアメリカは日本を懐柔しつつ、混乱を防ぐために、さまざまな動きを演じた。例えば、2011年7月に、日本が紅海に面するアフリカ北東部の小国ジプチ共和国に4000万ドルの巨費を投じて軍事基地を開設したことが挙げられる。日本が海外に軍事基地を持ったのは、第二次世界大戦以降初めてのことだ。表向きは「ソマリア沖の海賊対策のため」とされているが、実際には前述したような背景が隠されていたのである。 日本以外にも、中国やロシアを含め、多くの国が新たな海外軍事基地を建設しているが、それらはすべてアメリカ一極集中支配後の世界の治安を維持する目的で作られているのである。 当初、菅は「闇の支配者」と対決する姿勢を示していた。ところが、徐々に支持率は低下していき、最終的には10%台まで落ち込み、退陣に追い込まれた。増税発言で見られたように、菅は初っ端から「闇の支配者」の操り人形に成り下がってしまったかのように見えるが、その最大の理由は、スキャンダルを握られていたことにある。 菅のスキャンダルといえば、1999年に勃発した、ニュースキャスターの戸野本優子との不倫スキャンダルが思い起こされる。当時は自民党が公明党と連立して政権の安定化を模索していたが、民主党や世論は公明党の政権入りには批判的だった。 そこで、自民党は批判の矛先をかわすため、民主党の幹部だった菅のあら探しに狂奔した。警察が持つ自動車ナンバー自動読取装置「Nシステム」を駆使して菅の行動を24時間監視して、ついに全日空ホテル東京(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)23階で不倫の現場写真を捉えることに成功した。写真は「週刊文春」に掲載されて大問題となる。「週刊文春」といえば経世会とパイプが太いことで知られるが、当時の自民党総裁は平成研究会(経世会が1996年に改称)の小渕恵三だった。 スキャンダルの勃発に、菅は「一夜は共にしたが男女関係はない」と強弁したが、逆にそれが流行語となり、恥をかいただけであった。 ともかく、スキャンダル報道によって民主党が被ったダメージは大きく、「汚れた民主党」と袂を分かって自民党と組む公明党の姿勢こそが正しいという世論が形成され、自公連立が成功したのだ。この事件で、菅は権力に睨まれればどうなるか、その恐ろしさを身をもって知ったのである。 では、総理になった菅を日和らせることになったスキャンダルとは、どんなものだったのか。大物ヤクザや右翼の間では、菅が過去にあらゆるところからお金をもらっていたということは常識になっている。 また、民主党議員で、2002年に右翼の襲撃を受けて死んだ石井紘基は、殺される前に「私がこれから公開する日本政界をひっくり返すような事実を示す証拠資料は、菅さんに預けるしかない」と側近に語っていた。ところが、石井が殺されてからも、菅がそれを公開することはなかった。菅は、石井暗殺事件をもたらした原因についても知っていた。 菅は、やがて3・11がテロだということがわかると、表向きは市民運動出身らしく「原発反対」と勇ましく唱えながら、「闇の支配者」の陰に怯えていた。 菅がそんなていたらくであることは、発言、表情、挙動などから自然と他人に知られてしまう。菅政権内では、総理の威信が低下したために怒号が飛び交う大喧嘩となり、国民からの支持率も降下していった。そして、やむなく菅は退陣した。 菅の後任となる民主党新代表を決めるにあたって、争点となったのは「小沢をどうするか」という問題だ。小沢自身は2010年10月に陸山会事件で強制起訴されて民主党の党員資格を停止されており、小沢外しが進んでいた。もちろん代表選には立候補できない。 ところが、馬淵澄夫、海江田万里、小沢鋭仁らの各代表立候補者は小沢詣でをし、脱小沢路線の強硬派だったはずの前原誠司までが小沢に支援を要請するに至った。結局、小沢は海江田を傀儡に指名した。 今回のように、ここ20年近く、日本の政界は親小沢か反小沢かで割れてきたが、それは闇の権力の間でも同じだった。 「闇の支配者」に忠実なグループや山口組など、日本の闇の権力の中にはさまざまなグループが存在するが、それらが小沢への評価をめぐって意見が対立。そんな中で、野田は表向き反小沢ということになっていたものの、どっちつかずな面もあり、それが闇の権力にとって都合がよかったらしい。 日本のトップリーダーとされるレベルでも、まだ裏の動きというものがわかっていないのが現実だ。日本において、「闇の支配者」についてまともな認識があるのはごく限られた人間であり、総理大臣や財務大臣、財務省の事務次官、日銀総裁ぐらいにならなければ知らされない秘密事項なのだ。野田も総理になってから初めて「闇の支配者」の実態について教わり、カルチャーショックを受けたと思う。菅はそれを知ってから怖じ気づき、あのザマになってしまった。 そもそも民主党は政権を獲得してからまだ数年しか経ておらず、闇の権力の秘密を知っている人間は極端に少ない。対する自民党は、長らく政権を担当していただけに、知識としてはそれなりの積み重ねがある。だが、自民党の政治の仕組みは派閥単位で政策を決めてきたという歴史があり、ある意味で民主主義的でありすぎたために、組織全体としては脆弱で意思決定のスピードも遅かった。そのために、闇の権力に足元をすくわれ、政権与党の座から滑り落ちてしまった。 一方、民主党は小沢に代表されるように、何事もトップダウンで、密室で決定する徹底した中央管理のシステムがある。以前は菅、鳩山、小沢、岡田など数人の幹部が密室で事を決めていたが、鳩山は祖父の鳩山一郎の代から続くフリーメーソン、小沢はかつてはロックフェラーの手先で、今も得体の知れないところがあり、菅も結局は闇の権力に屈することになった。小沢についていえば、もともと独裁傾向が強かったのに最近はトーンダウウンしているのは、2011年10月ごろにアメリカの「闇の支配者」から「再び権力の座につこうとするなら殺すぞ」と脅されたことが大きく影響しているという。 また、民主党本部が入居するビルの横には、ピラミッドと目玉の「プロビデンスの目」と呼ばれるフリーメーソンの紋章が掲げられている。フリーメーソンが組織を動かすのに組織の頂点を抑えるのは昔からの戦略であり、民主党議員も98%はこの秘密支配の構図に気付いていないはずだ。 小沢が民主党で権力を握っていたころ、選挙のデータはすべて小沢に集められ、小沢はそれを他の議員になかなか洩らそうとはしなかった。民主党政権が立ち上がった当時に小沢が考えていたのは、いかにしてこの国の独裁者になるかということだった。だから、阿吽の呼吸で話ができる2、3人の側近だけを近くに置き、残りの議員は子供が教科書から学ぶように小沢の言う通りにする仕組みを実現しようとした。こんなやり方は日本の政治にとって望ましいものではなく、小沢の独裁者への願望は周囲を警戒させる。 そこで小沢は、いつも奥の院にいながら、あくまで自分が目立たないように権力を操作することを好む。今回の代表選でも、海江田を表に立てて自分は背後から権力を操作するというやり方を狙ったが、裏の仕事は、やはり闇の権力のほうが一枚上手だったようだ。 もうひとつ、今の政治を語るうえで欠かせないのが創価学会の動きだ。戦後一貫して政治のキャスティングボードを握る立場にあり、今のように与野党の力関係が拮抗する混乱期にあってはその存在感を増す。また、創価学会は日本の闇の権力の一翼をなす組織であり、監視を怠ってはならない。 池田名誉会長は、2010年5月の本部幹部会以降、創価学会の公式行事をすべて欠席している。公式には「体調不良」ということになっているが、私が学会関係者に取材した限りでは、すでに脳梗塞で寝たきり状態に陥っていると聞いている。 指導者不在に陥った公明党だが、本来ならば大きな力を持っている。何しろ支持母体の創価学会は800万世帯というとてつもない数の信者を抱え、また警察や裁判所などあちこちの組織に信者を送り込んでおり、いざ号令がかかれば大変な運動を起こすことができる潜在力を持っている。さらに宗教法人ということで非課税であり、莫大な資金を持っている。 そこで、公明党が指導者不在となった隙に目をつけ、乗っ取りを画策した人々がいる。そのひとりが小沢だった。小沢は野田を使って公明党をどうにかできないかと考えている。 現在の創価学会は長男・博正氏、三男・尊弘氏、そして池田ファミリーに実権を握られたくないグループの3つに分かれて後継者争いを繰り広げていると言われているが、このままでは教団が分裂する危険性もある。これは日本の政界にとっての大きなポイントだ。 また、さる情報筋によれば、公明党と創価学会は、お家騒動とは別に、近々に新体制を敷いて再出発する動きもあるという。その場合、公明党は自民党や民主党から離脱する議員とともに新政党を立ち上げ、解散総選挙に持ち込む機会をうかがっているという。 創価学会が分裂すれば、公明党は分裂するのか、それとも解党して民主党や自民党に合流するのか。公明党が分裂する前に小沢が乗っ取りに成功するのか。はたまた新体制のもとで、民主党や自民党の一部を飲み込んで一大勢力に変貌するのか・・・。さまざまな要素が複雑に絡み合っているが、創価学としては、1991年以来、決裂状態にある日蓮正宗と和解して体制を立て直すことを模索しているというが、それも成功するかどうかはわからない。 この公明党の危機を占うモデルケースとして挙げられるのが自民党の解体だ。自民党が力を失い、いくつにも分裂して、政権を譲り渡したきっかけとなったのは、郵政民営化だった。 そもそも小泉・竹中のコンビが民間の銀行をあらかた「闇の支配者」のエージェントである外資に手渡し、「それでも足りなくなったから、今度は郵便貯金もよこせ」と言われ、あっけなく明け渡したのが郵政民営化の真相だった。それによって党内に小泉・竹中への怨嗟の声が渦巻き、政党としての体をなさなくなっってしまったのが、自民党凋落の原因だった。 2005年に郵政民営化で発足した日本郵政の初代社長に就任したのが、三井住友銀行の頭取だった西川善文。西川は三井住友銀行の頭取時代の2003年にゴールドマン・サックスに優先株1500億円を発行し、「闇の支配者」の軍門に下っていた。郵政民営化は「闇の支配者」の思惑で実現したものだった。 小泉・竹中コンビのこうした売国的政策を見せつけられ、さすがに従来の自民党の保守派たちも、「俺たちのプライベート金庫だった郵便貯金にまで手を出すな。やっぱりこれはおかしい」と猛反発した。一方で、「今の日本には構造改革が必要だ。これに反対するのは、すべて抵抗勢力だ」という讒言で国民を欺き通した小泉は、偽りの高支持率を背景に2005年の郵政選挙で圧勝した。その結果、小泉から「抵抗勢力」と指弾された真の自民党保守勢力は、「このままでは日本全体が小泉とそのバックにいる外国資本に乗っ取られる」と危機感を強めた。そして、最後の最後で、彼らは小泉や海外勢力と対決しようと地方の官僚や農家と団結して盛り返し、小泉を退陣に追い込んだ。 もちろん、「闇の支配者」の連中としては、この動きが面白くなかった。そこで彼らは、実権を握る人間の少ないトップダウン式の民主党に触手を伸ばしていった。 「闇の支配者」から見た場合の野田の問題は、従来の民主党的なやり方を否定して自民党的な政治手法を採用し、さらに自民党との大連立構想を強く打ち出していることだ。「闇の支配者」にとっては、野田ひとりを抑えれば日本を管理できるというわけではない状況である。かくして、現在の日本の政界は「闇の支配者」の管理が行き届いていないといえよう。 野田が実際どうなるかは、知日派の政治学者でCIAの左翼担当エージェントでもあるジェラルド・カーティスや、モサドのエージェントであるマイケル・グリーンなどと、どうやり合うのかを見てから判断しなければならないだろう。 野田に注意してほしいのは、外国の諜報機関のエージェントというのは、何も大使館に所属していたり、外国籍を持っていたりするというだけでは判断できないことだ。日本国内には黒い目のエージェントがあちこちにいて、仕入れた情報を彼らの「本国」に送り、気が付いた時には外堀を埋められて身動きが取れなくなり、彼らの言うことを聞かざるをを得ないような状況になってしまうことがあるということだ。 例えば、自民党の若きホープとしてもてはやされている小泉進次郎。彼は父親である小泉純一郎の秘書になる前にコロンビア大学大学院で政治学修士号を取得した後、ワシントンD.C.にあるCSIS(戦略国際問題研究所)の非常勤研究員を務めていた。 CSISはアメリカの保守系シンクタンクで、軍事戦略の研究も進んでいて、アメリカ軍が持つ膨大な数の生物化学兵器の管理センターともなっている。顧問にはヘンリー・キッシンジャー、その弟子でコンドリーザ・ライス元国務長官の師であるブレント・スコウクロフトらが名を連ね、理事にはオバマ大統領のブレーンとして知られるズビグニュー・ブレジンスキーがいる。 進次郎もCSISに入って洗脳され、エージェントに仕立て上げられたという情報がある。実際に進次郎が書いた英語の論文を読むと、「日本人はユダヤ人に従うべきだ」と書かれていた。また、私は進次郎がかつてプロポーズした元恋人にも話を聞く機会があったのだが、彼女によれば、進次郎は「日本人はユダヤ人に従うべきだ」と言っていたという。「闇の支配者」の連中からさんざん「言うこと聞けば、お前を総理にしてやるし、お金持ちにもしてやる」と吹き込まれたのだろう。彼にとってはいいかもしれないが、我々にとっては迷惑な話である。 そもそも私が「闇の支配者」と対決するようになったのは、私が彼らから差し向けられた手先からの誘いを断ったことにある。その手先は、「我々の仲間に入らないか。仲間になれば財務大臣にしてやろう。仲間にならなければ死ぬことになる」と脅してきたが、「地球の環境を守るために40億人の人類を殺す」などというとんでもない話には荷担できないと思い、彼らの仲間になることを拒否した。その後、私は「闇の支配者」の実態を暴露する活動を始めたが、何度となく暗殺されかかった。 かつて日本の政治に活力や勇気を与えることを目的として、テレビプロデューサーだった大谷哲郎らがプロデュースした「平成幕末世直し劇」という舞台が、1999年以降、毎年のように行われていた。 そこに役者として参加していたのは、当時の現役国会議員や財界人がほとんどだった。現総理大臣の野田や孫正義、原口一博、枝野幸男、石井紘基、河野太郎、石原伸晃、中川昭一、渡辺喜美、上田清司など、そうそうたる面々が集まり、平成の維新を目指して自身を奮い立たせていた。 だが、当然ながら、そのような政財界の人々の思いは、日本を植民地に仕立て上げた「闇の支配者」の意に沿うものではない。そのころから「闇の支配者」たちは、すでに傘下に収めていた自民党に代わって民主党が政権を取った場合でも、これまで通り日本の政界が従うよう工作を進めていた。 彼を暗殺した命令系統ははっきりしている。殺害命令を下した大本はロスチャイルドだったという。そして、その日本における手先がマイケル・グリーンという「闇の支配者」の日本担当エージェントだった。 マイケル・グリーンの上には、ブッシュのほかに、カート・キャンベル国務次官補、パパ・ブッシュ時代の国務長官だったジェームズ・ベイカー、政治学者のジェラルド・カーティスなどがいる(ちなみに現在、その連中から私の殺害命令が出されているという情報も入っている)。また、マイケル・グリーンの下には日本の売国政治家たちがいて、その中には小泉、中曽根、小沢、菅などが含まれているという。 石井は長年の調査の末に、この売国奴ネットワークが日本の富や国民の貯金を外国勢力に流しているという確実な証拠をつかんでいた。しかし、石井はそれを2002年10月28日に予定されていた国会質問で明らかにしようとした矢先に殺害されてしまった。石井が集めた証拠資料の一部は事件現場からカバンごと持ちさられたままだが、そのほかに残された膨大な資料は、今も数カ所に分散して厳重に保管されている。 最終的に殺害の下請けをしたのは日本の某ヤクザ組織だった。石井を刃物で刺殺した実行犯である伊藤白水がある人物に宛てた手紙には、伊藤白水に殺害命令を直接下したのは民主党の人気女性議員の蓮方議員などの裏の仕事をしている世田谷区在住のXだったことが実名を挙げて記されている。 また、あるやくざ組織の中枢人物による『Xが石井を殺害した』という証言も録音されて残っている。他にも、著名な政治家やあらゆる大物裏関係者から出た同様の絶対的証言が、合計数百時間分の録音テープや映像に記録されている。 石井が殺されたあと、世直し劇の演出を手掛けていた大谷も、口封じと見せしめのためにレインボーブリッジから東京湾に投げ込まれた。発見された時にはまだ息があったが、その後に病院で殺された。 私は2008年ごろ、大阪でなにわナンバー「4444」の黒いロールスロイスに追われたり、喫茶店でヤクザ風の男に拳銃で射殺されかかったりしたことがあるが、複数のヤクザ関係者によると、私を殺そうとした組織と石井や大谷を暗殺した組織は同じだという。 また、私をつけていたロールスロイスは、石井が暗殺される直前まで尾行されていたのと同じ車だった。そして今、この組織は「サバタイ派マフィア」と呼ばれるグループの命令で日本銀行や皇室関係者を脅し、圧力をかけているという。 私が命を張ってまで、こうしたことを言うのには理由がある。 「闇の支配者」の連中は、第三次世界大戦を起こして40億〜60億もの人間を削減し、彼らによる世界独裁政権を作ろうと計画している。その計画を実現させるためには莫大な資金源を確保する必要がある。現在、一部の売国奴ヤクザが日本銀行や皇室関係者に対して圧力をかけているのは、その資金を作るための耕作なのだ。 私は今、「闇の支配者」の下請けをする彼らが目を覚まし、日本版CIAのような国を守る組織になって欲しいと思っている。彼らが心を入れ替えて真の愛国者になってくれれば、日本の内憂外患の状況は一挙に逆転するはずだ。 彼らがこうした売国奴行為を止めず、また私が殺されたり行方不明になったりするようなことがあれば、各都道府県の警察、警視庁、検察庁、Interpol (インターポル)、FBIなど国内外の捜査機関やマスコミ各社などに宛てて、一連の証拠テープ、ビデオ、手紙などを一斉に送る用意が出来ている。 いずれにせよ、日本の権力構造の真実が公になる日は近いと私は思っている。その日が来れば、日本国民は一致団結して「闇の支配者」を国外に追い出すことができるだろう。 と、ある人物が言っていた。
|