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小沢氏「新政研」発足 106人が結集 次の一手は?
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111222/stt11122200250000-n1.htm
2011.12.22 00:20 産経新聞
民主党の小沢一郎元代表は21日、衆参で3つに分かれるグループの合同勉強会「新しい政策研究会」(新政研)を発足させ、自ら会長に就任した。衆院82人、参院24人の計106人が集結し、野党とともに内閣不信任決議案を可決できる「数の力」を見せつけた。来年中の衆院解散を見据えて消費税増税反対を旗印に動くとみられ、「不退転の決意」で増税に臨む野田佳彦首相は厳しい立場に追い込まれる。小沢氏は復権に向けどんな「次の一手」を打つつもりなのか−。(山本雄史)
「われわれが訴えた政策・理念を忘れてしまっては今までの政権の延長線上でしかない! 何のための政権交代か。民主党政権とは何なのか!」
21日午前、国会内の講堂で開かれた新政研設立総会。小沢氏がこう力を込めると、出席議員は万雷の拍手を送り、「マニフェストを堅持しよう!」と気勢を上げた。
小沢氏にとって苦しい日々が続いた。2月に無期限の党員資格停止処分を受け、政治資金規正法違反事件の公判を抱える。中堅・若手は新党結成による局面打開を訴えたが、「早まるな。与党にいないと仕事はできないぞ」と制止するのが精いっぱいだった。
だが、最近は公判の行方に自信を深めてきた。「来年4月には無罪判決で真っ白になれる」。それならば若手のためにも民主党に残りひと花咲かせようか−。
内閣支持率の急落も小沢氏の背中を押した。
「野田君はいつまで持つのか…」
16日夜、若手議員との会合でこうつぶやいた。このままでは消費税増税関連法案をまとめるどころか、特例公債法案など予算関連法案の成立さえ危ぶまれる。来年3月の首相退陣が現実味を帯びてきた。
それならば「次の一手」に向け準備を急がねばならない。そう考えた小沢氏は、国民新党の亀井静香代表の新党構想への誘いを振り切り、新政研での活動に新境地を見いだしたのだ。
もう一つ、小沢氏が注目しているのは、橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会の快進撃だ。「橋下氏はおれと似たタイプだ…」。周囲にはこう漏らす。
小沢氏は20日、上京した橋下氏を国会内の事務所に笑顔で迎え入れ、「古いモノを壊してくれ!」と激励した。民主党執行部の対応が冷淡だっただけに、橋下氏は心強く感じたはずだ。小沢氏は、首相が自治労などの意向を受け、大阪都構想に抵抗すれば「十分火種になり得る」と踏んでいるに違いない。
ただ、首相も消費税増税関連法案には悲壮なほどの決意を固めている。衆参で106人という数は民主党では4分の1にすぎず、代表選での勝ち目はない。つまり首相が中央突破を図れば、野党の内閣不信任決議案に同調し、離党−新党結成という選択肢しか残らない。新政研は、小沢氏の主導により政界再編の起爆剤となった自民党経世会と同じ道をたどるのだろうか。
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