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優雅洒脱の極み
検事という職業は、同じく司法試験を合格してなる弁護士や、あるいは医師のように個人の独立性が確保され、高度な技能が必要な専門職とみなされている。
司法試験と同程度の難関国家試験を突破した省庁の行政官のような官僚組織に属する組織人というよりは、検事は検察が謳い文句にしている「法と証拠」にのみ従属する独立したプロフェッショナルとの認識が強い。
そして、この認識は正しい。
検事の独立性が担保されていなければ、様々な勢力の影響を受けやすくなり、検察判断の客観性を保てなくなる。
郵便不正事件にかかわる証拠改ざんで有罪判決を受けて服役中の前田元検事は、第10回小沢公判に証人として出廷した。
前田元検事の証言は、自分の検事としての独立性を強烈に印象付けようとするものだった。
検事という職業の独立性、自立性を担保するには、検事の性格も自立心が人一倍強くないとまずいのか、前田元検事は証言で強い自我をむき出しにしていた。
前田元検事は、自分が取り調べた大久保元秘書の検察取調についての証言は誤りが多いと言い、陸山会事件での自分の調書は任意性と客観性が高く問題無いと言い切っているが、他の検事の調書には恣意性があったようなことまで言っている。
しかも、大阪地検特捜部の捜査した郵便不正事件には官僚上層部を含めた権力者による犯罪性が強かったが、東京地検特捜部の陸山会事件は虚偽記載があったとしても、小沢有罪につながるような事実は無く、捜査の見立てを誤っていたと東京地検特捜部幹部を批判している。
前田元検事は、自分が誤った捜査をしたことは郵便不正事件の証拠改ざんの1回しかなく、他はすべて正しい捜査をしたと言い切った。
自分が証拠改ざんという悪に手を染めてしまったのは、東京地検特捜部でのおかしな捜査の悪影響を受けたのが原因だとまで言う。
まとめると前田元検事は、郵便不正事件のたった1件の証拠改ざんを除いてすべての自分の取調、調書は正しいと断言している。
いやはや、ここまで自我が強くないと検事の独立性は維持できないのかと呆れ果てる。
ただし、前田元検事の証言には検事の自立性とともに、本来はできる限り避けるべき組織の影響も見える。
*オリジナル尊重のため、全文続きは以下をご覧ください。
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