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「平均年齢クルクル言い直し」も"インチキ審査員選定"を誤魔化す算段だった!
2011年12月20日 :(一市民が斬る)
<"インチキ審査員選定"疑惑は深まるばかり>
12月15日検察審査会事務局から開示請求に対する回答が来た。審査員と審査員候補者の生年月日開示を求めたものだが、なんと「生年月日は個人識別情報だ」と言って開示を拒否してきた。
参照: http://civilopinions.main.jp/2011/12/1216.html
審査員になりうる人は東京都民成人850万人だ。生年月日で個人を特定できるわけがない。
事務局は生年月日を開示できない。
審査員と審査員候補者の生年月日を開示するなら、それらの名簿のうちどちらかを偽造しなければならない。そのような危険はとれないだろう。
この回答で、審査員選定でインチキをしたことがさらにはっきりした。
ところで、事務局は審査員平均年齢を3度も言い直した。
この事をもう一度振り返ってみたい。
そして3度も言い直さなければならなかった事情を考えてみたい。
<「平均年齢クルクル、3度言い直し」は事務局の計算ミスで発生したものでない>
検察審査会事務局言い直しの経緯
一回目議決平均年齢 34.27歳 → 34.55歳
二回目議決平均年齢 30.9 歳 → 33.91歳 → 34.55歳
東京新聞2010年10月16日「年齢クルクル検察審査怪」.pdf
たった11人の平均年齢の計算だ。3度も間違えることなどありえない。
言い直した理由「足し忘れがあった」「一部就任時の年齢で計算していた」はデタラメだ。
裏がある。
そのカラクリを以下に。
<「平均年齢3度言い直し」のカラクリをこう分析する>
1.初回呈示の34.27歳、30.9歳は、"審査員候補者以外から選定され議決の参加した人達"の平均年齢だ
一回目も二回目も、インチキ選定ソフトを悪用して"審査員にしたい人"を審査員として議決した。事務局は、その平均年齢を呈示しても疑われないと思い、そのまま呈示したのだろう。
その年齢が34.27歳と30.9歳だ。
2.二回目議決30.9歳を「若すぎる。確率的にもありえない」と疑われ、事務局は無理やり平均年齢のかさ上げを試みようとした
3.「平均年齢33.91歳。37歳の人を足し忘れていた」と言い直したが、足し忘れ計算ミスでさらに深みに嵌まった
足し忘れなどしていないのに、1人足し忘れがあったとして架空の平均年齢33.91歳を呈示した。
33.91歳は以下のようにして算出したと思われる。
平均年齢30.9歳は1人足し忘れた数値だとしたのだから、平均年齢30.9×11÷10=33.99だったとすれば辻褄が合う。
しかし、33.99歳とすると、11人の年齢合計は33.99×11=373.89となり、年齢合計は整数にならなくなってしまう。 そこで0.89歳だけ端数調整して年齢合計を373とし、平均年齢を 373÷11=33.91歳としたと考えられる。
次に事務局は足し忘れ年齢を計算することになるが、ここで重大なチョンボをした。
平均年齢に33.91歳を使えばよいのに、第一回議決平均年齢34.27歳を使って計算してしまったようだ。足し忘れを (33.91−30.9)×11≒33とすればよいのに、(34.27−30.9)×11 ≒37と算出してしまった。
頭の中の計算ごとなので、ついつい勘違いしてしまったと解釈した。
「37歳足し忘れだと33.91歳にはならない」と指摘されてしまい、再度修正を余儀なくされてしまった。
4.最終呈示の一回目34.55歳、二回目34.55歳は「選管候補者名簿から抽出した人達の平均年齢だ
審査員候補者10年2群100人と3群100人から、比較的若いメンバー11人を抽出し、二回目審査員の平均年齢としたと考えられる。その年齢が34.55歳だ。
11人の生年月日をこそっと拝借したということだ。
ついでに一回目審査員の平均年齢も同じような操作を行った。
審査員候補者09年4群100人と10年1群100人から、比較的若いメンバー11人を抽出し、一回目審査員の平均年齢とした。その年齢がたまたま一回目と同じ34.55歳になってしまった。
「一回目と二回目が34.55歳で一致した」などと公表できた謎は、審査員候補者名簿から若いメンバーを抽出したからだということにお気づき頂けたと思う。
このようにすれば、審査員と選管選出候補者名簿の生年月日の開示請求を受け、どうしても開示せざるをえなくなっても誤魔化せると踏んだようだ。
以上の分析で全てが説明できたと思う。
皆さんもぜひ検証していただきたい。
<「インチキ選定ソフトの存在」「平均年齢クルクル」「生年月日開示拒否」が揃ったのだから、インチキ審査員選定は明白だ!>
以下の事象から、インチキ審査員選定があったと決め付けることが出来る。
1.選定直前、局員2人の東京第五検察審査会事務局を設立した。
2.選定直前最高裁事務総局が、"審査員にしたい人"を審査員に出来る「審査員選定ソフト」を作成し、事務局に使用させた。
3.インチキ審査員選定があったと仮定すると、「平均年齢を3度言い直し」の説明が付く。
4.審査員と選管選出候補者名簿の生年月日の開示を拒否した。
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