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見逃すには“モッタイナイ”枝野の発言(笑) “ 自給自足社会をめざせばいい ” (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/700.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 19 日 02:00:07: igsppGRN/E9PQ
 

見逃すには“モッタイナイ”枝野の発言(笑) “ 自給自足社会をめざせばいい ”
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/59003f1e4bbd5a5b08d47c0f55c10a84
2011年12月19日  世相を斬る あいば達也


 枝野にしては理念的発言だ。昨日の財部誠一氏のコラムにからの拝借情報なのだが、枝野幸男現経産大臣が「経済成長など目指したことが格差社会の元凶、日本は自給自足社会を目指せばいい」、「雇用拡大は必要だ」などと発言した。この発言が、いつの時点で、どのような状況で語られたのか、確たる情報元を確認する事は出来なかった。ただ、財部財務省広報担当解説(荒唐無稽な社会主義)の哲学のなさはお笑いに値する。財部のような、金融資本主義の潮流の中で生きている人間にとって、経済的に豊かである事が人間の必須条件である、と云う立ち位置はユダ金族だと告白しているようなものである。

財部のコラムを引用して、枝野の発言を叩きまくるブログや掲示板が多く見られるところをみると、ネットの世界でもマスメディア等々が発する、“ 経済成長神話 ”に毒されている人々が、驚くほど多いことに気づかされる。それこそ、経済成長することで、何もかもがハッピーになるような幻想に取り憑かれている人々が多いのだなと実感できる。財政再建・増税論者は増税により、経済成長も誘引される等と無茶苦茶を主張するし、反増税論者の多くも、デフレ克服の経済政策により経済成長を促し、改革を行った上での増税が筋だと云うが、どちらも“経済成長”が財政再建の「核」だと云う事を主張している。

 ニワトリが先か、タマゴが先かと云う話であって、共に“経済成長”が最終的決め手となっている。枝野幸男が本当にこのような発言をしたかどうか明確ではないが、ダイアモンド誌のオンライン上に書いたくらいだから、現実発言したのだろう。その意味では、中々上等な発言である。(笑)ただ、「経済成長など目指したことが格差社会の元凶、日本は自給自足社会を目指せばいい」と云う発言の要旨は、おそらく小泉・竹中ラインにおける市場原理主義の政策導入による副作用を評して語った言葉であり、特に経済成長そのものを否定した発言ではないのだろう。

枝野の発言が、どのようなシチュエーションで発せられたかは、筆者にとってどうでも良いことで、枝野が発した“単語”から連想的に“吉里吉里人”が思い浮かぶのである。又々“あいばのユートピア”か、馬鹿馬鹿しいと思う方は、ここでコラムを読むのを中止した方が良いだろう。(笑)しかし、少子高齢化社会、資本主義の限界、欧米金融資本の凋落、ユーロ圏の限界、日本政治のカオス化、無理やり押しつけるニーズ創造、社会制度の崩壊、歳入歳出の異様なアンバランス。このような日本社会において、経済の成長が善なのか、悪なのか、哲学的議論を避けて通ることは、怖いモノに対する“見ざる聞かざる言わざる”と同様である事を、筆者は敢えて警告する。

“経済成長神話の崩壊”を認め“地産地消”“自給自足”と云う言葉をじっくりと噛みしめる時、そこに何かが見えてくるはずだ。又々異論が噴出の“鎖国準拠国家の方向性”である。冗談で言っているわけではない。まぁ極論だが、鎖国政策を取った場合、と云う前提に立って、国家を見直す考えは、非常に意味がある。国民の自立の精神が国家の自立を呼び込むわけで、押しつけの自立論を唱えても、現在の日本人には通じないだろう。

しかし、冷静に日本の現状に目を向ければ、第二次世界大戦でズタズタにされた敗戦国としては、あまりにも幸運に豊かになり過ぎているのでは?と云う疑問くらい持っても良いような気がする。国民が努力したからだとか、米国が助けてくれたからだとか、東西冷戦のお陰だとか、色んな後付け論理はあるだろうが、あまりにも豊かになり過ぎた。アジアではないアジアの国だし、欧米のようにキリスト教の教義に裏打ちされた国家体制でもない。単に、時勢に乗ったエコノミック・アニマルの国家だったと云う事だ。

 今回の、東日本大震災の悲劇は、自然と生きる日本人を考える、絶好の転機であったが、その兆候が見えるわけでもない。福島原発事故の収束手順を観察する限り、政治家も官僚も企業人も、今までと変わらない日本を望んでいる。ことによると、これ以上素晴らしい物欲的豊かさが、まだ残っていると思い込んでいる。宗教も哲学もない民族の末路は憐れだと思う。有るモノ、信じられるモノは、モノで推し量る価値観だけなのだから、ウンザリする。しかし、そのような民族にとって、富を失う、銭を失う、もう銭が増えないと認める事は、万死に値するのかもしれない。

 フ〜とため息が出てしまう。案外、増税論の根本には“経済成長神話”の否定が隠されている可能性もある。政治家も官僚も、「経済成長するわけねぇだろう!」と言い出したら、愚民の殆どが気が狂ったように怒りだす姿を怖れ、それを口に出来ないのかもしれない。増税先行論が跋扈している本音は、実はこう云うことかもしれない。それなら多少マシなわけだが、公務員制度改革や中央集権の解体に手を出さないところをみると、これはあまりにも甘い解釈のようだ。

 いずれにせよ、「少子高齢化社会、資本主義の限界、欧米金融資本の凋落、ユーロ圏の限界、日本政治のカオス化、無理やり押しつけるニーズ創造、社会制度の崩壊、歳入歳出の異様なアンバランス。」に直面している日本の経済が成長する糊代は僅かだ。世界の需給に合わせた範囲、つまり1〜2%の成長が関の山だろう。藤井が2%経済好転説を唱えたのも、その辺を意識している。この成長はブリックス等々に引っ張られる分の成長であり、日本経済独自の成長ではない。もう日本の社会は成熟、否、老成の域に達しているわけで、宗教や哲学の次元ではない、共生社会の国民意識のような考えに至らないと、無いモノを追いかける“青い鳥症候群”に陥るのだろう。経済成長は無理、イコール負け犬論が主流だが、亡霊を追いかける我欲亡者の方が筆者は負け犬だと思っている。

 あらゆるものを、「地産地消」「自給自足」で捉える時、その延長線上に「鎖国準拠」の「共生社会」が生まれる可能性は残している。その為には、突破のきっかけが必要になる。それが中央官僚組織の解体であり、地方分権・主権なのだろう。その意味で、橋下や河村と小沢の連携は、注目に値する。一定の方向づけが終われば、連携も終息、いがみ合うだろうが、それはそれだ。廃藩置県を逆転させる発想が、吉里吉里国の誕生であり、日本民族の心の豊かさが豊饒の地域を生みだすのではないだろうか?殆ど実現不可能だからこそ、敢えてコラムで書いている。飽くなき包容力と工夫の民族が、その才を捨て生き残るなんぞ、笑止千万。

 

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コメント
 
01. 2011年12月19日 02:41:47 : 3FOJpGFM5i
自給自足の何がそんなにおかしいんでしょう。基本ですよね。自給自足ができないようにわざとされて支配されてきたんですから。自給自足や物々交換はお金を使って世を支配してきたイルミナティの皆さんが私たちに一番してほしくないことですから。

彼らは私たちを物質主義にして、高いものを買うために借金をさせて、それを返すために働き続けなければいけない(所得税を通して懐に入れる)+利息を支払い続けなければいけない(自分たちの支配している金融機関を通して懐に入れる)仕組みを作ってきたわけですから。まっそんなイルミナティ支配の時代も終わろうとしてますけどね。


02. 2011年12月19日 03:15:04 : FSiQhVNVDk
あいば氏は半分日本の国民をからかった表現をしているけど
以外に芯をついている。
日本人に自主独立の精神が欠けている事が
重大な欠点なのだと私も思う。
簡単に言うと
島国で大地が隣接していなかった点なのでしょう
現実に隣国はあるけど
明らかに海がありますからね。
このような観察点を拡げていく学者はいないのでしょうね。
自給自足の考えが地産地消になり
それがたくさん集まり、日本列島を包む
徳川時代の藩政を学び(悪代官の時代劇ばかりではない)
温故知新がこれからの日本に必要かも?
多分、鎖国は象徴的表現だと思いますけど・・・

03. 2011年12月19日 05:13:02 : maxkpWHZCo
昭和40年代半ばくらいから
都心部では農家が馬鹿にされた時代が20年ほど続いた
みっともない きたならしい かっこ悪い 肥しが臭い等々
世間は都合次第なんだよね〜
食物の安全性が問われると
金には変えられない国産がいいだとよ
しかしアメリカにおどかされてTPP騒動が起きると
農家は帰省中だの甘えてるだのさ
みんなアメリカ様や財務省におどらされてるだけじゃないか
日本は原発自爆してアメリカを困らしてやりつつ滅びればいいよ
アメリカ到着同一日のJALとANAとタンカー客船に積み込み
プルトニウムを爆弾で飛散させて道連れにしよう
それd日本民族も積年の恨みを果たせるし
さんざ人殺しをしてしまった国韓中へもわび状代わりになるだろう

04. 2011年12月19日 06:00:30 : qoVHGfd6sY
確信したことは経済成長すrためには
人口を増加させるしかない
高度経済成長は戦後の人口爆発によるものだ
それ以外の経済政策は無意味だということだ
昔の奸凌が胸をはるが
右肩あがりの市場では失敗するものはいなかった
そこで、自給自足といってもいきなり
鎖国のころ3千万人減らせるものではない
アメリカは停滞したくないから、
移民を受け入れ、人口増加はしている
土地もち資産もちも人口が4分の一になったら
土地なんかもっても
0円の価値しかないことをしるべきだ

05. 2011年12月19日 07:34:32 : OIxNYWfJog
この人は社会の実体を理解していないみたいですね。

豊かなものがより豊かになって行く社会では、経済成長をしなければ貧しいものはより貧しくなっていく。
従って経済成長をしろという強いプレッシャーがかかるのです。
豊かなものがより豊かになっていかない社会では、それほどの経済成長へのプレッシャーはかかりません。

経済を成長させることなど簡単です。
供給余力は大幅に余っているのですから、消費を増やせば簡単に経済は成長します。
富の分配における抗争が、それを邪魔しているだけです。


06. 2011年12月19日 09:15:39 : FUviF2HWlS
資本主義もマルクス主義も、生産拡大への絶対的信仰を抱いていることは共通だ。
人類の繁栄の意味を単純化すると、人口増加と、一人当たりが消費する食料、エネルギー、生活物資の増大である。
これらを目指すのが、工学としての従来の経済学の目的である。

そして人類だけでなく、どの生物も同一種の個体数の拡大と、個体あたりの摂取物質の増加を目指して生命活動をおこなっている。
人類だけが、このクビキから逃れることはできない。

繁殖・繁栄の欲求は、全生物の遺伝子に組み込まれた生命活動のプログラムによるものであり、このプログラムの実行により、やがて地球上のすべての生命が死滅することは避けられない。


07. 2011年12月19日 10:57:08 : oXjyYrHR4I
>枝野にしては理念的発言

 「自給自足」発言は、国民を愚弄した「棄民」発言だろう。「理念」と呼ぶレベルとはほど遠く、悪徳弁護士の枝野の本質を表している。
 18日、野田ブタは福島県民に対して「原発事故収束宣言」を行った。かって、虚言を労した政治家は星の数ほどいるが、これほど悪どく、愚かで恥知らずな発言は珍しい。放射能汚染は、既に、海外まで拡大している。チェルノブイリ原発事故の際に、ロシア政府は300キロ以内を立ち入り禁止地域にして、徹底的に国民を守った。
 福島原発事故は、このチェルノブイリ事故より遥かに大きく、収束などしていない。愚かな野田首相は、日本国民だけでなく、世界の国を怒らせ「敵」にしたのだ。残念ながら、このことに対して、野田首相には感受性が欠けている。欠陥人間、否、官僚の言うままに動く「ロボット」である。


08. 2011年12月19日 14:41:17 : Wn6tqmxy8I
このコラム表面的な事実を事例にしているだけでしょう?
個別の事象に喰いつくコメントは総体的に見当はずれ。
このコラムの本題は
自給自足、地産地消、自主独立は是か非か?なんなら鎖国も良いかも?
そういう事を言ってるのでしょう(笑)

09. 2011年12月19日 14:58:36 : 0ruzAX9hXM
 18日(日)BSプレミアムで放送された「100年後の日本人」について、内橋克人氏のを憂いは、今を生きている日本人に対する警鐘であった。
 戦争は誰のためにするのか。格差は人間を追い込む。これからの成長戦略に、農業と再生自然エネルギーと、介護(ケア)のF(フーズ・食糧,E(再生自然エネルギー),C(ケア・介護)の事業で十分雇用も増加し、共生の社会がうまれ、原発で地域が瓦解されるていくような市場主義経済から脱却した、もうひとつの経済を目指すべきと、時には目を潤ませ静かに語っていた。内橋氏はこの関係を「FEC自給圏:フェック自給権」とおっしゃていた。マネー資本主義から脱却しなければ明日の日本(人)はない、ともおっしゃていた。
 
 内橋氏は、「人間が主語」でなければならないという。国民が、頂点同調主義・熱狂的同質主義であると指摘。自立していかなければ100年後の日本人はどんな暮らしを維持する国民なのだろうかと心配していた。
 
 日本人を守ろうと、国民の生活が第一を唱えた小沢さんを排斥し、その人が長年の努力で作り上げた政権交代の土台に乗っかって政権担当をしている民主党の議員よ、内橋氏の語る原点は、国民の暮らしである。
 
 感動の時間でした。


10. 2011年12月19日 22:58:04 : g9jLm1zljE
あいばさんは色んな角度から問題提起をしていると思います。大半の国民は思考停止に陥っています。
人任せで、自分の思考力、判断力を高める努力をしないままだと、座して死を待つような状況になる。

庶民派の学者【内橋克人】氏は、温かい心の持ち主です。大ファンです。

宇宙で一番美しい星「地球」に対する破壊は止めましょう!醜い争いも止めましょう!(夢かもね!)
人類は、自然との共生を真剣に取り組むべきです。(欧米崇拝の市場原理主義者の排除が先かな!)


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