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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111217-00000968-yom-pol
八ッ場ダム建設中止を撤回、予算計上へ
読売新聞 12月18日(日)3時3分配信
建設中止か継続かで検証対象となっていた八ッ場ダム(群馬県長野原町)について、政府は建設継続の方向で最終調整に入った。政府関係者が17日明らかにした。
来年度予算案に工事費を計上するため、22日までに決定する方針。民主党側には建設慎重論がなお根強いが、政府側の意思を尊重せざるを得ないとの声が広がっている。
前田国土交通相は16日、「有効な代替策が見当たらない中で、造らないのは無責任だ」と語り、建設継続に強い意欲を示している。政府関係者は「前田国交相の判断で決まる話だ」と述べ、前田氏の判断が政府方針になると指摘した。
藤村官房長官は、八ッ場ダム問題は政府・民主三役会議で協議する必要はない案件だとしており、15日の記者会見では国交省と与党で調整したうえで前田氏が最終判断すればいいとの見解を示した。鳩山内閣で国交相として建設中止を表明した民主党の前原政調会長は17日、都内で記者団に「国交相が決めて終わりではない」と難色を示した。しかし、同党幹部は17日、「前田氏の建設の意思は強く、尊重せざるを得ないのではないか」と指摘した。
最終更新:12月18日(日)3時3分
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<ニュースの眼>息吹き返すダム建設
「しんぶん赤旗」 2011.12.18 日刊紙 2面
国土交通省は、民主党が建設中止を公約した八ツ場(やんば)ダム(群馬県)について、建設を再開する方針を17日までに固めました。前田武志国交相が22日までに最終決定し、来年度予算に盛り込む考えです。
前田氏は16日、「八ツ場は長年議論し、流域自治体とも協議の上、合意を得ている。流域の方々にとって重要な安心、安全施設だ」と建設に前向きな姿勢を示しています。
八ツ場ダムをめぐっては、政権交代直後に前原誠司国交相(当時)が中止を表明しましたが、群馬県をはじめ関係自治体が反発。国交省は事業の再検証を行っていました。
しかし、再検証を行うのは建設推進の地方整備局であり、検証結果を検討するのも推進の自治体だけ。「予断なき検証」(前原氏)には程遠い「建設先にありき」のものでした。検証にあたった関東地方整備局は11月、過大な水需要予測をそのまま認めるなど建設続行を妥当とする報告書をまとめていました。
総額9000億円にのぼる同ダムの建設中止は、民主党がムダな公共事業の典型として2009年の衆院選マニフェストで掲げた重要政策の一つ。これを投げ捨てることは、ゼネコンと癒着し、ムダな公共事業を推進してきた白公政治への逆戻りを意味します。
八ツ場だけではありません。都道府県が計画していたダムも次々と建設が再開・続行されようとしています。
「脱ダム」を掲げた民主党政権下で息を吹き返すダム建設から目が離せません。
(深山直人)
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