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小沢捜査報告「捏造」発覚
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2011/12/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
根底から崩れた「強制起訴」
とんでもないインチキが発覚した。きのう(15日)の民主党・小沢一郎元代表(69)の第9回公判で、検察側の捜査報告書の「捏造」が明るみとなった。この偽りの報告書こそ、検察審査会が小沢に下した強制起訴議決の決定的証拠だ。デッチ上げの証拠を基に、人を罪に陥れるのはれっきとした犯罪行為。東京地検は名誉にかけて、捏造検事を今すぐ逮捕すべきだ。
◆事実と異なるやりとり記載
この日の証人は元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(44)。陸山会事件で一貫して、元秘書の石川知裕衆院議員の取り調べを担当した。
小沢弁護団の“隠しダマ”は午後の法廷で炸裂した。最初の起訴相当議決を受け、田代検事は昨年5月17日に保釈後の石川を任意で聴取。問題の捜査報告書は当日の調書を補う書面として、当時の佐久間達哉・特捜部長(54=現・法総研国連研修協力部長)に提出したものだ。
弁護側が法廷の大型モニターに映し出した報告書には聴取の具体的なやりとりが記されていた。小沢に虚偽記載の報告や了承を認める供述を維持した経緯について、石川が次のように話したことになっている。
「勾留中に田代さんから『あなたを当選させた有権者の大半は小沢一郎の秘書としてではなく、あなた個人を信頼して投票したはずだ。ヤクザの手下が親分を守るようなウソは有権者が許さない』と言われたこと、あれが効きました」――。
ところが、石川議員が任意聴取の内容をひそかに録音した記録には、こんな受け答えは一切出てこない。田代検事は事実と異なるやりとりを記載したのだ。検察官役の指定弁護士にも報告書は証拠開示されているが、想定外の質問だったのか、目を白黒させていた。
小沢弁護団の喜田村洋一弁護士は田代検事に「やりとりはなかった」と認めさせた上で、追及を強めていった。
喜田村「報告書は特捜部長宛て。実際と異なる報告を書いたのはなぜ」
田代「この日の調べは一言一句記録していたわけではない。思い出し思い出し数日かけて作成した。(石川が)勾留中に話したことや保釈後に書いた著書の内容と記憶が混同した」
ハア? これだけ忘れっぽい男が午前の法廷では指定弁護士の質問に対し、一昨年12月末の石川の逮捕前聴取の中身について、よどみなく答えていたのだ。問題の聴取より5カ月前のことである。それとも午前の自分の証言すら、もう忘れたのか。いずれにしても検事失格だ。
インチキ報告書発覚で、小沢の強制起訴も根底から崩れ去ってきた。
検察審は昨年10月公表の議決書で、「石川議員は再捜査でも、有権者に選ばれた衆院議員であるなどと言われたために供述を維持している」として、小沢への報告・了承を認めた供述は信用できると判断した。田代検事の「捏造」が基になったのは明らか。この国難に政界一の実力者が法廷闘争に縛り付けられている最大の要因となってしまった。
捜査報告書のデッチ上げは、改ざん検事の前田恒彦受刑者も問われた立派な証拠隠滅罪だ。田代検事は現在、特捜部から新潟地裁に左遷された身。いっそ、洗いざらいブチまけたらどうだ。
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