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“剛腕”小沢が“細腕”になってきた!神通力低下で署名集まらず
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111214/plt1112141133002-n1.htm
2011.12.14 夕刊フジ
民主党の小沢一郎元代表の神通力が低下している。野田佳彦首相が推し進める「消費税増税」に反対して、側近議員らは署名を集めているが、目標の半分も届かないようなのだ。陸山会裁判の刑事被告人となり、世論調査では8割前後が「議員辞職すべき」と回答する嫌われ者ぶり。チラつかせている「新党構想」に展望はあるのか。
「早まったことをしてはダメだ」
小沢氏は12日、議員会館で若手議員と面会し、増税反対派から「離党も辞さない」との声が出ていることについて、こう自重を呼びかけた。背景には、署名運動の不評がありそうだ。
先週、小沢氏側近の鈴木克昌衆院議員らが「増税反対」の署名を集め始めた。目標は「週末までに200人」。昨年9月の代表選で、小沢氏は国会議員200人の支持を得ており、不可能な数字ではない。鈴木氏は、党執行部に筆頭副幹事長の辞表を提出するなど、不退転の決意を示した。
「週末まで」と急いだのは、新党構想と深い関係がある。
政党助成法では、毎年1月1日時点の所属議員数などによって、各党への交付金額が決まる。民主党では、来年度の政党交付金を申請するために、週明けの12日正午までに、党所属の全国会議員に対して「承諾書及び宣誓書」の提出を要求していた。
つまり、12日を過ぎると年内の新党結成は事実上不可能となり、これをネタにして、野田首相や党執行部を揺さぶることが難しくなるのだ。
集まった署名数について「約100人」と報じたメディアもあるが、小沢氏周辺は「とても及ばない…」と明かす。署名用紙は議員会館の各階ごとに集計されたが、2枚しか集まらなかった階もあったという。
民主党中堅議員は「小沢氏の政局優先の動きに、党内の良識ある議員はうんざりしている」といい、こう続ける。
「問責可決された一川保夫防衛相や山岡賢次国家公安委員長は、小沢氏の側近。そうした反省もなく、小沢氏は『増税反対』で大騒ぎしているが、本音は、早期解散で子飼い議員が壊滅状態となり、政治力が無くなるのを恐れているだけでは。大体、細川政権時代に『国民福祉税構想』をゴリ押ししたのは小沢氏。単独比例の十数人が先行離党して新党結成という話もあるが、国民の理解を得られるのか」
小沢氏側近らは今週中にも、首相官邸に反対署名を届ける方針。これに合わせてか、小沢グループの複数議員が「承諾書及び宣誓書」の提出を拒んでいるという。
署名運動を進める鈴木氏の事務所では「署名運動は現在も続けている。集まった署名数は言えない」という。振り上げた拳で野田民主党をたたき壊すつもりなのか、こっそりと降ろすのか。(政治ジャーナリスト・安積明子)
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