http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/504.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51953066.html
【小沢一郎に好機】
週刊誌が小沢一郎についての動向を分析してほしい、と電話してきた。「好機到来である」と解説したのだが、ちゃんと活字にするかどうか、編集者の判断次第である。というのも、大阪市長選に際して、マスコミは一斉に橋下バッシングを徹底した。橋下落選に一斉に動いたのだ。筆者の弁護論は活字にならなかった。結果は橋下楽勝となった。
マスコミは市民の味方をしない。不思議な現象はここ20年ほど極端である。バブル崩壊後だ。それまでは読売と産経の情報操作が露骨であることは、良く知られていたが、今や偏向報道が通り相場になっている。
夕刊紙「日刊ゲンダイ」は、彼らとは一線を画している。「小沢は決起すべきではないか」と質問してきたので、筆者も賛意を表した。理由は、現在進行形の裁判は「小沢有罪ありき」といっていい。司法の談合判決は決まっている。ならば堂々と勝負に出てはどうか、と指摘した。
【野田大増税とTPP強行策はチャンス】
今の政治情勢は小沢に絶好の機会を与えてくれている。野田の大増税公約は、財務官僚の路線を踏襲するものである。議員と役人の高給を棚上げしての大増税は、民主党の公約違反そのものである。反増税の小沢には大義がある。
TPP強行策は、小泉内閣の郵政改革と共通している。すなわちワシントンの指令に服従するか否かの攻防である。対米自立派の小沢に大義がある。
そもそも小沢裁判の仕掛け人は、ワシントン・CIAである。小沢の相手はCIAなのだ。「ワシントンに嫌われる政治家は排除する」という不条理なルールに屈するか、それとも逆に排除するか、の死闘である。検察とマスコミは小沢排除に必死なのは、屈米を意味するのである。
国民新党の亀井静香党首は「CIAに殺されるまで戦う」とZ旗を揚げているではないか。小沢の勇気が試されているのである。彼の師・田中角栄は獄につながれても屈米にならなかった。
今の小沢には戦う大義があるのである。勇気を出せ、といいたい。屈米でないことを証明するためにも、決起すべきなのだ。敵はワシントンと霞が関なのである。民意は屈米を排除しよう。
【木更津に珍現象】
話は変わる。年末の憂鬱というと、年賀状書きである。住所を書くのが大変だ。毎年減らしているのだが、それでも500枚。いつも木更津市の川名印刷に依頼することにしている。馬来田中学校の同級生の会社だからである。
今年は中国訪問で依頼が遅れてしまった。それでも、すぐ印刷してくれた。昨夜遅く受け取りに行ったのだが、いつもながら川名社長は地域の事情などを語ってくれる。実にためになる。不思議な話もしてくれた。
木更津市の人口が増えているというのだ。月に100人、150人と。特に請西地区に人気が集まっている。
「多くの移住者は2区画100坪の土地を購入、50坪を庭や畑にしている。3000万円ほどの予算で豪邸が目白押し」というのである。一体、どこから金持ちがやってくるのか。対岸の川崎市や横浜市、それも子供のいる若い夫婦が目立つという。
その結果、保育園が不足している。むろん、小学校の教室も不足している。沈滞自治体ばかりの列島であるが、木更津市は様子が異なるらしい。
思うに、バブル崩壊後20年の日本は、お先真っ暗な状況が続いている。そんな中で、川崎や横浜の住民の中に智恵を働かせる者も出てきた。少し遠くなるが豪勢な住宅に住もうと考え、現在の家と土地を処分すればいい。アクアラインを利用すれば、そんなに遠くはないのだから。
この片道3000円のアクアラインは、バスを利用すると、片道1200円とか1300円。すると新たな智恵者が出てきた。片道800円で品川や川崎、横浜に送迎する「観光バス」が現れた。
世の中がせちがらくなると、人々はそこから新手のビジネス・住み方を生み出すものなのだ。
【カレンダーが消える?】
川名印刷に行く理由は他にもある。カレンダーをいただく必要があるからだ。ところが、なんとここにきてカレンダーを止める業者が増えてきているという。不況が原因だ。
カレンダーは企業・業者にとっての最高の宣伝効果が期待出来る。お得意さんをしっかりと確保できる手段である。ああ、それなのにカレンダーを止めるというのだ。不況の深刻さを物語っている。コスト削減のために、宣伝費も例外ではないのだ。
他にもある。輪転機を製造する東京機械という会社が、近くに移転してきたという。従業員600人の会社に木更津市は大喜びだ。どうしてかというと、同社は、固定資産税がはるかに安い場所に工場を移転、コスト削減を図ったのである。それに近くの新日鉄君津製鉄所の港を利用すれば、簡単に船積みが可能となるからだ。大不況下の智恵であろう。
その点で、役人が動かしている国会はお粗末だ。中曽根バブル崩壊後、20年を経て小さな節約を始めたらしい。というのも、毎年2冊ほど参院手帳を友人の参院議員からいただいていたのだが、ことしから1冊になった。
2011年12月12日23時20分記
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK123掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。