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1.小泉売国政権以降の目まぐるしい政権交代を振り返る
2009年9月、自公与党から民主党への歴史的政権交代が起きて、いよいよ国民本位の政治が行われると、筆者を含め多くの国民は期待しました。しかしながら、2011年暮れ現在の野田民主党政権は完全に元の木阿弥に戻ってしまい支持率は低下の一途です。下野した自公野党は小沢系閣僚の揚げ足取りに血道を上げるのみで、政治の質は目を覆うばかりに劣化しています。国民はもううんざりと溜め息をついています。
ところで、2009年、なぜ、自公与党は国民から見放されたのか、その当時を振り返ってみます。2006年9月、隷米・小泉政権が任期満了で終焉した後、安倍、福田、麻生と自公三政権が続きましたが、当時のマスコミによる三政権へのバッシングは相当のものでした。マスコミは決して、自公与党の全面支持ではなかったのです。もちろん、民主支持でもありませんでした。厳密に言えば、隷米・小泉政権支持だったのです。安倍、福田、麻生各政権は隷米・小泉政権と比較して気に食わないとみなされマスコミからバッシングされたのでした。
2.政権交代を実現した国民はおのれの貧乏化の真因に気付いていたとは言えない
2009年政権交代当時の国民は隷米・小泉政権時代の悪政にて貧乏化していましたが、その真の要因が隷米・小泉政権の悪質な売国政治にあると明確に気付いているとは言えませんでした。なぜなら、当時のマスコミは隷米・小泉政権の売国性が国民に気付かれないよう巧妙に隠していたからです。
その結果、貧乏化する国民の政治への不満の矛先は、マスコミがバッシングしていた安倍・福田・麻生というポスト小泉自公政権に向かっていました。こうしてマスコミは日本政治を闇支配する黒幕に国民の怒りの矛先が向かうのをまんまとかわしてきたのです。そして、マスコミの安倍、福田、麻生政権バッシングに感化された国民は遂に2009年、歴史的政権交代を起こしたのです。その意味で、政権交代の原動力となった国民は、おのれの不満の真の要因が何であるか、必ずしも分かっていなかったと言えます。
つまり国民は当時の自公政権の駄目さ加減の本質を見破って、政権交代を実現させたというより、マスコミのポスト小泉の自公政権バッシングに影響されて政権交代を起こしたと分析できます。要するに国民はマスコミに感化されたに過ぎなかったのです。2009年歴史的政権交代が起きて、小沢鳩山民主政権誕生後も、マスコミの政権バッシングは依然続き、国民はまたもそれに乗せられて、政権交代からわずか1年弱で、小沢・鳩山政権崩壊を許してしまいました。
3.国民はマスコミ論調に強く影響を受ける
ポスト小泉政権のここ5年の政治をみると、首相は安倍、福田、麻生、鳩山、菅と5人も替わるという異常さです。この目まぐるしい首相の交代劇の原因はまさにマスコミの論調にあると思われます。悔しながら、マスコミの対国民影響力の大きさを認めざるを得ません。さて本ブログでは、日本のマスコミを悪徳ペンタゴン一派とみなしています。
なお、上記、悪徳ペンタゴン日本人および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
つまり、マスコミは米国戦争屋ジャパンハンドラーに闇支配されているというのが本ブログの見解です。上記のように、日本国民がマスコミの論調に影響されることがはっきりしていますから、日本をステルス支配する米戦争屋ジャパンハンドラーは、主要マスコミを中心に日本のマスコミ全体を支配すれば、国民世論を左右させることができるわけで、現実にそうなっています。
4.米国戦争屋はなぜ、マスコミ・コントロールを重視するのか
日本を属国支配する米国戦争屋は日本のみならず、米国のマスコミも支配しています。彼らはマスコミ・コントロールに極めて長けています、なぜでしょうか。米戦争屋は表向き民主主義国である米国において、米軍を駆使して戦争ビジネスを展開しています。この場合、米戦争屋が米国政府の一部である国防総省を動かして戦争を始めるには、米国民の支持が不可欠なのです。
つまり、米戦争屋の戦争ビジネス実行には、米国民に対する軍事プロパガンダや軍事マインド・コントロールが必須なのです。このような事情から、米戦争屋は否応なしに、軍事プロパガンダ研究や軍事マインド・コントロール研究に投資するようになったのです。こうして、現在の米戦争屋はその研究成果を生かして、日米のマスコミ・コントロールを行なっているわけです。
日米のマスコミは国民や企業スポンサーからカネを取って成り立っているにもかかわらず、背後から米戦争屋によって強力にコントロールされているわけです。この米戦争屋による日本のマスコミ・コントロールは2001年、小泉政権誕生以降、非常に強化されています。一方、21世紀に入って、ネットの発達にて、ネット住民が急増していますが、彼らは日本のマスコミが米戦争屋から強力にコントロールされている現実に気付き、今では、日本のマスコミはネット住民から“マスゴミ”呼ばわりされています。今では、ネットでまともな人で、マスコミ情報を真に受ける人は皆無でしょう。
5.国民はマスコミが米国戦争屋に強力コントロールされていることに気付け
日本国民の過半数がもし、日本のマスコミが米戦争屋に強力コントロールされていることに気付けば、日本の政治をもっと国民本位に戻すことは可能です。そうなれば、多くの国民はマスコミ報道、マスコミ情報を真に受けなくなり、常に疑ってかかる習慣が身につきます。マスコミによる世論操作が効かなくなるのです。
ところで、今の日本国民で民主党を全面支持する人は非常に少ないでしょう。民主党に不満を持っていない人はいないはずです。その結果、日本国民は、野田民主党政権に怒りの矛先を向けていますが、ここで立ち止まって、よく考えてみましょう、なぜ、民主党は元の木阿弥に戻ったのか、それは、米戦争屋ジャパンハンドラーが悪徳ペンタゴンのマスコミや官僚を背後から操って、政権交代後の民主党政権を強引に捻じ曲げたからです。
政治家というのは元々、黒幕に操られる演技者に過ぎない側面を持っていますから、民主党政治家も米戦争屋ジャパンハンドラーの指示通り動く悪徳ペンタゴン日本人の黒幕から比較的容易に操られます。
6.日本国民は米戦争屋のもつプロパガンダ技術の凄さを認識すべし
米戦争屋は世論操作やマインド・コントロールを含むプロパガンダ技術に非常に長けていますが、その歴史は比較的浅いわけです。彼らのプロパガンダ技術の凄さを知るにはジョン・コールマン博士の著書『タヴィストック洗脳研究所』(注1)がお薦めです(注1)。
この著書には筆者の所属していたSRI(スタンフォード研究所)が頻繁に登場します。コールマン博士は英国諜報機関MI6の諜報員出身ですが、彼の主張はネットでは陰謀論にカテゴライズされています。
筆者は1986年より2003年まで16年半、SRIに所属していましたので、コールマン博士のSRI記述部分はある程度検証できます。筆者の感想では、タヴィストック研究所の存在が、必要以上に誇張されて記述されているという印象です。だからと言って、博士のSRI関連記述がまったくのデタラメということはありません。むしろ、筆者がSRI時代、疑問に思っていたことの謎が解ける面もあります。
ちなみに、上記、ロンドンのタヴィストック研究所(注2)は戦後すぐ、米戦争屋ボス・デビッドRFが仕切るRF財団の寄付によって設立されています。この事実は、RF家がナチスのもっていたプロパガンダ技術の研究を英国で行い、その後、その技術を米国に導入しようとした意図があったと推測できます。
ところで、ナチスの宣伝相と言えば、有名なゲッベルス(注3)ですが、現在の日米マスコミの世論操作のルーツはゲッベルスの構想したナチスの大衆操作プロパガンダにあると思われます。われら国民はそのような観点から日米マスコミの正体を認識すべきです。そうすれば、彼らの論調にコロっとだまされることもなくなります。
注1:ジョン・コールマン[2006]『タヴィストック洗脳研究所』成甲書房
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/27733271.html
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