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小沢氏消費増税に反対署名 密かに狙う来春の首相退陣
http://bunshun.jp/shukanbunshun/thisweek_pol/111215.html
週刊文春 2011年12月15日号
「消費税引き上げは国民との約束違反。民主党が政権を取った時の公約とは違う」
こう繰り返す民主党の小沢一郎元代表が、野田佳彦首相が意欲を示す消費増税に反対する署名運動に乗り出した。目標はズバリ、民主党を衆院で過半数割れに追い込める六十人以上の“同志”を集めること。その狙いは、年末までに「小沢新党」結成、あるいは来年三月の国会での消費増税法案の否決とも言われる。
最近の小沢氏は、連夜のように自らを支持する議員グループとの会合を開催。十二月二日の会合では「このまま選挙に突入すれば、五十人程度しか国会に戻れない」との見立てを披露するとともに、大阪市長選に当選した橋下徹氏の「大阪維新の会」を引き合いに出して「あの勢いはすごい。半年や一年では止まらない」と予言した。とどめに「国のためにも、君たちには一緒に帰ってきてほしい」と囁き、若手の危機感を煽って締めた。
本当に維新の会と連携して新党を結成するつもりなのか。
「いや、いますぐ新党というところまで踏み切っているわけではない。二段構えということ」(小沢氏周辺)
関係筋もこう明かす。
「政党助成金を年明けから受けられる『年末新党』の選択肢も排除はしないという程度のこと。橋下氏の名前をあげるのは、新党への期待をもたせるためだろう」
「政治とカネ」問題で公判を抱え、来年一月の被告人質問、春には判決が待ち受ける小沢氏。もし「有罪」になれば、政治的ダメージは計り知れず、その前に大仕掛けを準備しているようだ。
その小沢氏が「本番」とみるのが、“二段目”の来年春。国会で消費増税関連法案が採決される段階で、野田内閣がグラグラしているようなら、署名で集めた議員たちと「造反」して否決し、首相を退陣に追い込む。その後の首相選びでは、野党と組むことも辞さない――という構想だ。
「消費税引き上げに賛成して、選挙なんかできないという声は、小沢グループのみならず、民主党内にも広くある。衆院段階で消費増税法案を否決するシナリオは、あながち夢物語とは言えない」
と自民党幹部は見ている。
だが、はたして野党が小沢氏と組むのか、公判の行方はどうなるのか、不確定要素も多い。いずれにせよ、「壊し屋」の異名をとる小沢氏も齢六十九。古希を迎える来年が、最後の勝負となりそうだ。
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