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小沢裁判を通して、ますます実態を現す怖い検察の体質
http://31634308.at.webry.info/201112/article_11.html
2011/12/10 22:19 かっちの言い分
小沢裁判の池田元秘書の検察側の尋問については、本ブログで『小沢氏裁判に池田証人が立つ。調書は強要の産物だ。』http://31634308.at.webry.info/201112/article_8.htmlに書いた。弁護側の反対尋問の記事が、産経新聞WEB版に出ていた。かなり、長い記事であるが、その中で以下の記事がやはり一番気になった。
「オレをなめくさってるのか!」悔しくて怖くて涙…1時間
前略
《池田元秘書の担当検事は途中、××検事から△△検事(法廷では実名)に代わった》
弁護人「交代の理由は」
証人「突然でしたが聞いていません」
弁護人「△△検事に調書の訂正を求めましたね」
証人「はい」
弁護人「△△検事の反応は?」
証人「非常に怒りまして××のときは認めたのに突然立場を変えるのかよ。オレをなめくさっているのかと怒られました」
弁護人「それでも違うと主張したのですね」
証人「その調子で恫喝(どうかつ)され、悔しくて涙を流す場面もありました」
弁護人「涙を流したのはどれくらいの長さでしたか」
証人「1時間くらいでした」
弁護人「涙の理由は?」
証人「聞いてもらえないという悔しさと恐ろしさもありました。関西弁でまくし立てるように『ふざけるな』と怒られ、(△△検事は)殺気だった感じや見た目も恐ろしいので、とんでもない人に代わったと、暗い気持ちになりました」
《うっすらと目をあけた小沢被告は、やりとりに、じっと耳を傾けている》
この記事を読んでいると、なんだかドラマに出てくる昔の特高の取り調べのようだ。相当、肝っ玉の大きい人でなければ持たない。大の大人が1時間も泣くというのは異常である。鈴木宗男氏の実刑判決の基となったヤリマン社長の供述調書もこうしたものであった。後でこの社長が検事の不当な脅しのため供述書にサインしたと上申書を出したが、認められなかった。今回も池田氏には他の石川氏、大久保氏はもう認めたとほのめかして、サインを迫っている。何でもありである。
この取り調べに当たったのは、前田元検事と思ったが、日刊ゲンダイ紙によれば、前田元検事と同じ特捜部の同僚が投入されていた。
『前田受刑者だけじゃない!小沢捜査に投入された2人の「ワル」検事 (2011/5/30)
「ヤバイのは改ざん検事だけじゃなかった。27日の陸山会裁判で、池田元秘書の取り調べ検事2人が別事件で作成し大阪地裁に供述調書の任意性を否定された判決文を、弁護側が証拠要請。これを裁判長が採用し、2人を“札付き検事”と認定したのだ。
すでに公判では、大久保元秘書を取り調べた元大阪地検特捜部の前田恒彦受刑者(43)の奇行がバクロされたが、問題の2人、蜂須賀三紀雄検事(38)と花崎政之検事(48)も相当なタマだ。」
この記事によれば、「××」検事、「△△」検事は、蜂須賀検事、花崎検事と名指しで書かれている。産経新聞は何故、検事の名前を伏せ字にするのか?被告は丸裸に書く癖に、検察から書くなとでも言われているのか?あまりに酷い取り調べを行っているので、書くことを遠慮しているとしか思えない。
大阪地検特捜部は、今、大坪特捜部長、佐賀特捜副部長が被告になって公判中であるが、この上司があり、この部下がいるという様相を帯びている。
今回、上記二人の検事の話をかなりの時間を掛けて、その実態を明らかにしたのは、弘中主任弁護士側の戦略であるが、これでも大善裁判長らがトンデモ登石裁判長のような判決であれば世も末である。
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