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小沢は本気だ! 国会閉幕「消費税」攻防激化 追い詰められるドジョウ首相
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2011/12/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
反対派増殖
中身の薄い臨時国会が閉会。問責2大臣の扱いとともにこれから年末に向け焦点となるのは、消費税増税をめぐる攻防だ。
小沢グループを中心にした反対派はどんどん増殖している。野田首相は日に日に追い詰められている。
消費税増税反対派は、まず小沢グループが署名集めを開始。
反対派は小沢グループにとどまらない。馬淵澄夫元国交相と小沢鋭仁元環境相は9日、国会内に30〜40人を集めて勉強会を発足させた。消費税増税より円高対策優先という立場だ。1年生議員30人も8日、「消費税増税の前に国会議員の定数80削減をするべき」と声を上げた。いまや党内の6割が消費税増税反対である。 反対派が急激に拡大、これからの攻防がTPPの時以上の激しさになるのは間違いない。
野田首相は2010年代半ばまでに消費税率を10%に引き上げるための関連法案を来年1月からの通常国会に提出する方針。年内に「素案」をまとめ、引き上げ時期や税率も明示するつもりだ。9日の記者会見では、消費税増税について「不退転の決意」をあらためて繰り返した。だが、反対派がドンドン先鋭化しているのに、優柔不断のドジョウが本当に決断できるのか。
「そこは財務省の“悲願”の消費税増税です。旧大蔵省出身で党税調会長の藤井さんが首相にいろいろ知恵を付けている。とりあえず、年末の激突だけは回避する戦略です。年末に混乱すると、小沢グループが集団離党し、“反消費税増税”で新党を結成しかねないからです。年が明けてしまえば、政党助成金がもらえないので、新党はつくりにくくなりますからね」(執行部周辺)
9日の会見で野田が、「実際に国民に負担をお願いする際は、経済の状況を慎重に見極める必要がある」と発言したのも戦略の一環だ。増税時に経済が好転していなければ税率引き上げを凍結することができる規定を、法案に盛り込むことを示唆し、反対派への歩み寄りをチラつかせた。
さらに野田政権は、問責2大臣を交代させるため年明けの改造をにおわせることで、入閣待機組の反対派の勢いをそぐ作戦も描いているという。
「藤井さんは、12月中は曖昧な言い方を続けて、年内の反対派の離反を阻止すればいいという考えです。小沢グループの新党潰しですよ」(前出の執行部周辺)
だが、野田や執行部は反対派の本気度を軽視しすぎだ。TPPと同じような姑息なヤリ方が再び通用すると思わない方がいい。野田が増税で突っ走れば、たとえ年を越しても党分裂は現実になる。
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