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また一つ「政府代表」という外務官僚OBの天下り先が増える
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2011年12月10日 天木直人のブログ
国会が閉会し、いよいよ国民の目の届かないところで無能な民主党
政権と狡猾な官僚たちによって様々な悪事が繰り広げられていくに違い
ない。
そう思っていたら12月9日の毎日新聞が一段の小さな記事でこう
報じていた。
藤村官房長官はTPP交渉参加に向けて内閣官房に設置する省庁横断
的なチームについて「政府代表」を置き交渉を担当させる考えを表明
した、と。
いよいよ動き出したということだ。官僚主導の税金の無駄遣いが。
もし野田民主党政権が本気でTPP交渉に取り組むならば、現職の
大臣や副大臣、政務官を政府代表にして、現職の官僚たちを使って交渉
すればいい。
それにもかかわらず「政府代表」を置くのは野田政権が官僚の言い
なりになっているということだ。
間違いなくこの政府代表は官僚OBだ。しかも省庁間の熾烈な省庁間
の権限争いの末に外務官僚OBに落ち着く。
なぜならば省庁横断的な外交交渉となると、中身がわかっていなくて
も外務省となるからだ。
そしてその人選はすべて外務省が外務省の都合で選ぶことになる。
野田民主党政権はそれに従うだけだ。
それでもまだTPP交渉には仕事がある。
ところが仕事もないのに税金をただ取りしている外務省OBの「政府
代表」ポストが多くある。
その一つが中東担当の政府代表である。
かつての同僚である飯村豊氏は駐仏大使を終えたあと2009年7月
から中東担当の政府代表に天下った。
長い外務官僚生活のなかでおよそ中東問題と無関係な彼が中東担当の
政府代表となり、この二年間ただの一度もまともな活動をすることはな
かった。報道に名前が出てきたことはなかった。
対米追従の日本にはまともな中東政策はないので仕事がないのはある
程度はわかる。
しかしそれを割り引いても何も仕事をしてこなかった。たまに東京
駐在の中東大使と公金で会食をするぐらいだ。
それで年間2千万円を超える給与を受け取っているのである。
究極の天下りポストであり税金の無駄遣いである。
これを野田民主党政権は許しているのである。
誰がTPP交渉の政府代表になるのだろうか。
飯村豊氏のようにならないことを願うばかりである。
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